『アリア・オン・ヴァイオリン』　ルカ・ファウリーシ、イタマール・ゴラン

ヴィルトゥオジティと歌心溢れる俊英、ソニー・クラシカル・デビュー

「100万ドルのヴァイオリニスト」（ピンカス・ズッカーマン）、「素晴らしい技巧、パワフルな音楽的表現力」（エマニュエル・パユ）と名手が絶賛し、世界が注目するヴァイオリの俊英、ルカ・ファウリーシがソニー・クラシカルから正真正銘のデビューを果たします。
　フルートメーカーのフォリジ創業者を父に持ち、3歳でヴァイオリンを始め、名手ボリス・ベルキンに師事して研鑽を積んだファウリーシ。持ち前の美音と技巧はフレッシュそのものでメジャー・レーベルからのデビューも納得。デビュー・アルバムは、アウアー、コハンスキ、ジンバリストなど、ヴァイオリンの名手たちがアレンジしたオペラ・アリアによる華やかな小品集。ファウリージ自身が『椿姫』を編曲した作品も含まれています。
　赤ん坊のころに母が聴いていたヴェンゲーロフのCDの伴奏者だった名手イタマール・ゴランと共演が実現したのもファウリーシにとっては音楽の縁を感じさせる慶事といえましょう。（メーカー資料より）

【収録情報】
● ビゼー／ワックスマン編：カルメン幻想曲
● チャイコフスキー／アウアー編：歌劇『エフゲニ・オネーギン』よりレンスキーのアリア
● ヴィエニャフスキ：グノーの歌劇『ファウスト』の主題による幻想曲 Op.20
● シマノフスキ／コハンスキ編：歌劇『ロジェ王』よりロクサーナの歌
● ヴェルディ／ファウリージ編：歌劇『椿姫』よりヴィオレッタのアリア『そは彼の人か〜花から花へ』
● リムスキー＝コルサコフ／ジンバリスト編：歌劇『金鶏』による演奏会用幻想曲

　ルカ・ファウリーシ（ヴァイオリン）
　イタマール・ゴラン（ピアノ）

　録音時期：2000年12月7-20日
　録音場所：パリ、サル・コロンヌ
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）

【アーティストプロフィール】
パリ生まれ。フルートメーカーのフォリジ創業者が父。3歳でヴァイオリンを始め、オランダで名手ボリス・ベルキンに師事。現在もイタイアのビエラにあるロレンツォ・ペロージ・アカデミーでパーヴェル・ベルマンに師事する傍らコンサート活動を行っている。（メーカー資料より）