Hidekazu Yoshida

Books 新・音楽展望1991-1993

新・音楽展望1991-1993

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  • ★★★★☆ 

    ひばりの舌  |  愛知県  |  不明  |  02/June/2024

    ルービンシュタイン最晩年の『皇帝』ライヴが登場。バレンボイム盤とほぼ同時期ということで発売前からワクワクしっぱなしだった。 ピアノに関する限り、融通無碍というか解脱の境地というか… バレンボイム盤がスタジオ録音マジックではないことが確認できた。本当に素晴らしい。 ただ、如何せん、オケがこの最晩年のルービンシュタインを支えるにはいささか貧弱… 指揮者も国際的には無名で、ただし同郷の晩年のルービンシュタインは評価していたとのことでなかなか健闘はしているものの、録音の加減もあるかもしれないがルービンシュタインがステレオのスタジオ録音で『皇帝』を共演した3種のオケ伴奏に比べるとちょっとなー、というのが正直な感想。 それでも、晩年のルービンシュタインの『皇帝』観が一貫したものであり、実際に自家薬籠中の物としていたのを確認できただけでも貴重な録音だと思う。

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  • ★★★★☆ 

    またたび度々  |  宮城県  |  不明  |  29/May/2024

    ハチャトゥリアンの管弦楽作品は録音が上手くいっていないとつまらない演奏に聴こえてしまいがちだが、このCDは録音面の問題はクリアしているように感じる。交響曲3番は別動の軍楽隊やオルガンも加わる大編成の作品だが演奏時間は25分程とコンパクトである。ハチャトゥリアン特有の民族性と重圧な響きは旧ソ連の重戦車的な響きとマッチするのだが、西側オケの洗練された響きで作品をどう取り扱うかの一答を示したのがこの演奏だと思う。交響曲冒頭の主題がピアノ協奏曲の主題に似ているのも興味深い。このシリーズでは各協奏曲や交響曲2番が録音済で残りは交響曲1番のみだが果たして録音されるのだろうか?興味は尽きない。録音はライブだが雑音はないし拍手もカットされている。むしろライブならではの熱気が作品の表現にプラスに働いているように思える。ガイーヌの組曲には有名な「剣の舞」が演奏されている。

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  • ★★★★☆ 

    ソナタ形式の楽章はリピートすべきと思う老人  |  岐阜県  |  不明  |  28/May/2024

    3番とフィンガルは聞いた。標準以上のいい演奏。特にフィンガルがいい。しかし、ここで問題が!私はバラで買った方が断然いいと思う。3番を買うと同日演奏したピリスのシューマンの協奏曲が付いてくる。これが素晴らしい。

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  • ★★★★☆ 

    Human@TheEarth  |  愛知県  |  不明  |  21/May/2024

    大時代的なバッハです。 今となっては、荘厳な、現代チェンバロの、重い演奏です。まあ、これはこれで、いいのではないかと思います。聴いていて疲れるというか、身構えてしまいます。

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  • ★★★★☆ 

    レインボー  |  不明  |  不明  |  20/May/2024

    1.KLM行進曲(スコーテンマイヤー) 2.オランダ海軍の歴史(ペンデルス) 3-6.オランダ組曲(ラインスコーテン) 7.メディチ(ヴィヒェルス) 8.ピート・ハイン狂詩曲(ヴァン・アンルーイ) 9.オランダ交響曲(アンドリーセン) 10.オランダ陸軍行進曲(レーヴェン) 11.オランダ序曲(ハウバスト) 12.低地からの狂詩曲(ラインスコーテン) 13.フットボール王(スコーテンマイヤー) 14.オランダ国歌 演奏団体 オランダ王立陸軍軍楽隊 1、7、10、11 オランダ王立海軍軍楽隊 2、8 メロマン・アンサンブル 3、4、5、6 アムステルダム・ウィンド・オーケストラ 9 ナショナル・ユース・ウィンド・オーケストラ 12 オランダ王立空軍軍楽隊 13 指揮 ピーター・ヤンセン 1 アンネ・ポーツムス 7 ヤン・ヴァン・オッセンブリュゲン 10 トム・ベークマン 11 ヤープ・コープス 2、8 ハンス・ラメルス 3-6 ハインツ・フリーセン 9 ヤン・コーベル 12 レックス・ヴァン・ディーペン 13 ミラサウンドが発売していたsalute fromシリーズは世界の吹奏楽団を紹介していくもので、その吹奏楽団ゆかりの作品や、その国の吹奏楽作品が収録された貴重なものでした。 基本的に新録でしたが、ミラサウンドお膝元の本CDは、新規録音ではなく同じオランダの楽譜出版社、モレナールが自社の楽譜の参考演奏として録音されたものが大半を占めます。 これらの音源はモレナールではすでに廃盤になっているので貴重と言えます。 演奏陣はオランダの名門吹奏楽団。 いつも高い水準の演奏を聞かせてくれる、フリーセンとアムステルダム・ウィンド・オーケストラ、そしてオランダを代表する3大軍楽隊。 オランダ王立陸軍軍楽隊はポーツムス楽長やオッセンブリュゲン楽長、ヤンセン楽長時代までの録音を収録、行進曲ということもあり演奏は文句なし。 コープス少佐率いるオランダ王立海軍軍楽隊は、海軍関連の楽曲を取り入れた吹奏楽オリジナル。 ピート・ハイン狂詩曲はオランダ海軍分列行進曲のトリオで流れるシルバー・フリートの歌を使った作品であり面白い。 演奏はさすがオランダの至宝と言われるだけあります。 オランダ王立空軍軍楽隊の音源、これは他では見ないので初出でしょうか? スコーテンマイヤーの名行進曲、フットボール王を軽快に演奏しています。 収録曲最後の国歌は演奏者の記載はありません。 しかし吹奏楽編成であることや、サウンドからオランダ王立海軍軍楽隊の演奏ではないかと思われます。 録音年はバラバラだと思われますが、上手いこと編集されており聴きやすい。

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  • ★★★★☆ 

    レインボー  |  不明  |  不明  |  19/May/2024

    ティボール・ヨナス指揮、ミュンヘン・サロン・オーケストラによる演奏で収録されたCDです。 この団体はヨナスによって1981年に設立されたもので、ヴァイオリン、ヴィオラやピアノ等11名で編成されているそうで1990年頃に日本にも来日しているようです。 このCDはヨハン・シュトラウス等のウィンナ・ミュージックを軸に聴きやすいクラシックの小品を集めたもの。 前述の来日公演で演奏された曲もいくつか含んでいます。 楽器の編曲は楽団員によるもので、アレンジはオリジナル重視のアレンジ。 演奏はこの手のものとしては充分立派なもので、ちょっと硬めのドイツ的サウンドを活かした肩のこらない聴きやすい演奏です。 録音は1985年から1986年にかけて、40年近く前に収録されたものですがデジタル期の録音なので音質は綺麗。

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  • ★★★★☆ 

    あぶらげ  |  東京都  |  不明  |  18/May/2024

    ピアニストの息遣いまで聞こえる好録音、ですがヘッドフォン鑑賞だと少し気になるかも。柔らかなタッチで心穏やかに聴ける演奏です。豪快とか強打とか快速というのはなく、あくまで柔らかな感じ。強打!豪快!というのが苦手な方にはマッチすると思います。

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  • ★★★★☆ 

     |  岐阜県  |  不明  |  18/May/2024

    素晴らしい演奏です。でも、思ったいたほどではなかったです。

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  • ★★★★☆ 

     |  岐阜県  |  不明  |  18/May/2024

    下記のレヴューから、リピートはすべて省略されていると思ったらそうでもありませんでした。一部省略ですね。SACDなのだから全部入れればよかったのではないでしょうか。美しい演奏です。

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  • ★★★★☆ 

    まくべえ  |  東京都  |  不明  |  17/May/2024

    ”犯罪小説”…ロマン・ノワール?。夜の街でのし上がった男がパン屋の娘と恋に落ちヤクザ・半グレと対峙するハードボイルドなのかホラーなのか?。展開がスピーディーで相変わらずの描写力。シナリオライターを経て来ているせいか何処となく映画的な”画”が浮かぶ筆力も流石。

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  • ★★★★☆ 

    好事家  |  千葉県  |  不明  |  16/May/2024

    平林直哉氏復刻によるムラヴィンスキーのチャイコフスキー交響曲4番〜6番を聴き終えました。共通するのはゴーストが多いことで残念ながら感興を削がれてしまいます。演奏は素晴らしいの一語に尽きるので改善できなかったのかと思います。ゴーストがあることを知ったうえで再度聴くのは辛いものがあります。

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  • ★★★★☆ 

    レインボー  |  不明  |  不明  |  16/May/2024

    モートン・グールド指揮、ヒズ・オーケストラの演奏によるCDでビゼーのカルメンを収録したものです。 カルメンのオーケストラ版といえば通常は前奏曲と間奏曲を集めた第1組曲とアリアをオケに直した第2組曲がベターですが、時折指揮者によっては独自の版を使っている事があります。 この盤もそうで、グールドがオペラの演奏順に編み直したもっぱらグールド版と言えるもの。 45分と恐らくLPに収めるため多少のカットがあります。 ヒズ・オーケストラは本録音用に集められたものですが、ニューヨークのフリー奏者74名で結成され、いずれも腕利なので、録音用とは思えない卓越したアンサンブルを聴かせてくれます。 録音は1960年ですが、年代の割には音は良いです。

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  • ★★★★☆ 

    yama3  |  鳥取県  |  不明  |  14/May/2024

     中に含まれているシェイクスピア序曲(1956年の作品)の解説に”12音技法に移る前の最後のオーケストラ作品”とあります。したがって8曲の交響曲(第1番が1958年)はすべて12音技法による作品ということになります。 解説書には主題の楽譜も載っていて、音が12あることが確認できます。  12音技法による作品と聞くとウェーベルンのような音が少ない、乾いた音楽を思い浮かべてしまいますが、フランケルの交響曲は12音と言われなければわからないくらいオーケストラが良く鳴っている曲です。  さすがに12音なので、口ずさむことができるようなメロディーは登場しませんが、オーケストラの響きは豊潤で変化に富んでいます。  12音技法による音楽の入門として聞くことができると思います。

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  • ★★★★☆ 

    好事家  |  千葉県  |  不明  |  10/May/2024

    チャイコフスキーの5番は実演を聴いて震撼した記憶がありますが、作曲者が自由自在に指揮しているような凄演です。シベリウスの7番は無造作な感じで始まるものの、その後孤高の境地に到達し天空の世界に連れて行ってくれる唯一無二の演奏だと思います。これでゴーストがなければ★を無限に謹呈するのですが……。

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  • ★★★★☆ 

    レインボー  |  不明  |  不明  |  09/May/2024

    このCDはニック・イングマン指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で収録された映画音楽集である。 主に1990年代に公開されたハリウッド映画の音楽を新しく録音したもの。 と言っても録音年月日は2002年9月16日、17日と今となってもはだいぶ前で映画自体も最新というより懐かしい部類に入ってしまった。 主にメインテーマを演奏会用に書き直した楽譜を使っており、映画本編と異なる感じの曲もあるが、これは再演奏盤ならではというべきだろう。 尚、編曲はミケ・タウネッドや、ニック・レイン等、映画音楽を得意とする指揮者らによるもの。 指揮のイングマンはイギリスの作編曲で映画音楽や、ポピュラー畑の分野の作品を中心に活躍している。 ここではロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団を自由自在に操って、繊細な演奏からダイナミックな演奏まで、映画音楽にふさわしい演奏を聴かせてくれる。 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団はこういう再演奏の演奏で非常によく見かけるがそのためか、手を抜かず堂々とオケを鳴らし、高いアンサンブル能力を発揮した演奏をしている。 エンジェル・スタジオで録音されたもので、音は良い。

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