CD 輸入盤

ミラノ・ライヴ 1976[リスト:超絶技巧練習曲集、他](2CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
IDIS6497
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Italy
フォーマット
:
CD
その他
:
ライブ盤,輸入盤

商品説明

ベルマン / 1976年ミラノ・ライヴ(2CD)

昨年フィレンツェで亡くなったロシアのピアニスト、ラザール・ベルマン。彼が1970年代後半になって西側に知られるようになって、一大センセーションを巻き起こしたことはもはや伝説的です。このCDはまさにその時期、1976年4月29日にミラノで行われたライヴ。彼の代名詞と言うべき、リストの超絶技巧練習曲をライヴでバリバリ披露したのですから、聴衆もたまげたことでしょう。コンサートの全貌を2CDに完全収録しています。(キングインターナショナル)

ラフマニノフ:
・楽興の時 Op.16
・前奏曲ト短調 Op.23-5

リスト:
・超絶技巧練習曲(12曲)
・ペトラルカのソネット第104番
・夕立

ラザール・ベルマン(ピアノ)

録音:1976年4月29日、ミラノ

総合評価

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ラフマニノフの「楽興の時」OP16は完璧...

投稿日:2010/03/10 (水)

ラフマニノフの「楽興の時」OP16は完璧な演奏で、演奏が終わった後、拍手が聞えてきてハッとする。ああ、これはライヴだったのだと。DGのスタジオ録音盤(未CD化)に勝るとも劣らない名演。一方、リストの「超絶技巧練習曲」は、最初の数曲はベルマンらしさがなく、指の回りが重くピアノが歌っていない。どうも変だなーと思っていると、尻上がりに調子が出てきて、「マゼッパ」以降はベルマンらしく技巧も冴えてくる。後半になるほどよく歌っており名演。表現が巨大でこのような演奏は他のピアニストでは決して聴くことができないだろう。こちらの曲は数度CDでメロディアのスタジオ録音盤が発売されたが、現在は廃盤。不滅の名盤と思われるので、再発売を希望する。

カラジャン さん | 山口県 | 不明

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今まで、私にとってどうしても好きになれな...

投稿日:2008/11/10 (月)

今まで、私にとってどうしても好きになれない曲だった、どんなピアニストが弾いたのを聴いても、「やっぱり曲がよくないんだな」で片付けていた、リスト超絶技巧練習曲でした。しかしこの演奏を聴いて「いい曲だなー」って初めて感じました。とにかく大きくて美しい、リストはこう弾かなきゃ。よく現代的な解釈のリストなんてのがありますが、この演奏は明らかに質を異にしています。俺はこっちのほうが好きだなー。

ミケ猫 さん | さいたま市岩槻区 | 不明

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これは素晴らしい演奏だ。 19世紀独特のペ...

投稿日:2007/08/06 (月)

これは素晴らしい演奏だ。 19世紀独特のペダル奏法を現代に確立させ、ドライになりがちな1970年代の質の悪い録音からも、かなり芳醇な音色を読み取る事ができる。 お世辞ではないが、実際にリストのコンサートに出向いているようだ。 これほどまでに伝統に従った解釈は珍しい。 超絶技巧練習曲の一つの頂点に立つ演奏として遺して行くべきであろう。

黄昏 さん | 山梨 | 不明

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