シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

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CD 輸入盤

管弦楽作品集 ジンマン(7CD)

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
74321984952
組み枚数
:
7
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

ジンマン / R・シュトラウス:管弦楽作品集ボックス(7CD)
ベートーヴェン交響曲全集で話題を呼んだジンマン&チューリヒ・トーンハレ管によるR.シュトラウス管弦楽作品シリーズがついに完結。
 今回はR.シュトラウスの作品だけに大型のオーケストラ編成ですが、今までのベートーヴェンやモーツァルトで培ってきた歯切れの良さ、自発的なアンサンブルの素晴しさは健在です。
 ここでもジンマンはベートーヴェンのときと同様、細部に至るまでよく考えられた解釈に基づいて克明をきわめたテクスチュア構築をおこなっており、作品に新たな光を当てることに成功しています。
 動的で明晰、小気味良い快演揃いのこのシリーズ、従来の後期ロマン派的で重厚長大なイメージの強いシュトラウス演奏とは一線を画す内容が痛快そのもの。
 録音の優秀さも特筆されるところで、ほどよいホールトーンを美しくまとった芯のあるサウンドは、大編成時に陥りやすいぶよぶよ感を見事に回避する一方、弾力のあるしっかりした低音の響きが、無用に痩せた感じを与えず実に快適です。

 今後もジンマンの新録音は、ARTE NOVAで続けられ、来年にはシューマンの交響曲全集再録音の発売も予定されているとのことです。

収録作品
■交響詩『ドン・キホーテ』Op.35
■ロマンツェ ヘ長調 AV.75〜チェロと管弦楽のため
■セレナード変ホ長調Op.7〜13管楽器のための
■家庭交響曲 op.53
■パレルゴン(家庭交響曲余禄)op.73〜左手のピアノと管弦楽のための
■メタモルフォーゼン(変容)AV.142〜23の独奏楽器のための
■4つの最後の歌AV.150
■オーボエ協奏曲ニ長調AV.144
■アルプス交響曲 op.64
■祝典前奏曲 op.61
■交響詩『ドン・ファン』op.20
■交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』op.28
■交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』op.30
■交響詩『英雄の生涯』op.40
■交響詩『死と変容』op.24
■交響的幻想曲ト長調op.16『イタリアより』
■交響詩『マクベス』op.23

トーマス・グロッセンバッハー(Vc)
ローラント・ペンティネン(P)
メラニー・ディーナー(S)
シモン・フックス(OB)
デイヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団

2000年1月〜2003年2月、チューリヒ・トーンハレにおけるデジタル録音

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Strauss, Richard - Aus Italien, Op. 16
  • 02. Auf Der Campagna: Andante
  • 03. In Rom's Ruinen: Allegro Con Brio
  • 04. Am Strande Von Sorrent: Andantino
  • 05. Neopolitanisches Volksleben: Allegro Molto
  • 06. Tonhalle Orchester Zuerich - Macbeth, Op. 23

ディスク   2

  • 01. Tonhalle Orchester Zuerich - Ein Heldenleben, Op.
  • 02. Der Held
  • 03. Des Helden Widersacher
  • 04. Des Helden Gefaehrtin
  • 05. Des Helden Walstatt
  • 06. Des Helden Friedenswerke
  • 07. Des Helden Weltflucht & Vollendung
  • 08. Tonhalle Orchester Zuerich - Tod Und Verklaerung,

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総合評価

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尖ったところのない誰にでも薦められる偉大...

投稿日:2021/03/02 (火)

尖ったところのない誰にでも薦められる偉大なる普通さではないでしょうか。4つの最後の歌なども変に深入りすることなく、適度な感動が得られます。

せごびあ さん | 愛知県 | 不明

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ここでのレビューを眺めていて、如何にカラ...

投稿日:2016/12/11 (日)

ここでのレビューを眺めていて、如何にカラヤンの遺した録音が多くのリスナーに支持されてきたかがわかる。リヒャルト・シュトラウスの演奏をカラヤンが得意にしていたことは知られているし、事実彼の録音は群を抜いて多くのリスナーに聴かれている。その素晴らしさを否定する気は毛頭ないが、カラヤンの音楽は楽曲を自分の手の内に収めてしまうところがあって、どんな曲もカラヤン調になる嫌いがある。その点カラヤンの美質とシュトラウスの音楽はとても相性が良くて、名演奏が生まれるべくして生まれていると思う。さて、この盤について述べると、ジンマンは深くスコアを読み込んでいると思われ、各声部をバランス良く鳴らし丁寧な音楽作りをしている。シュトラウスの音楽に重厚さだけを求めると聴き逃すかも知れない細かい声部の動きが良く聞こえる。例えば「四つの最後の歌」。歌手のスケール感ではヤノヴィッツ等歴代の名歌手達に及ばない。一方、オーケストラを良く聴くと、ジンマンの指揮ではカラヤンでは残響の中に埋もれた音が良く聞こえるし、転調がビシッと決まっている。録音は解像度が高く明晰。それと引き換えに雰囲気とか過度な重厚さは感じられない。それが物足りないと感じるリスナーがいるのもわかるが、「死と変容」をカラヤン(72年)とジンマンで聴き比べると、和声が聞き取りやすいのはジンマンの方だ。カラヤンの録音はイエス・キリスト教会である事もその理由の一つだと思う。ジンマンの演奏は「リヒャルト・シュトラウスの音楽はそもそもこういう音楽だ」という考え、明確に打ち出されている。私はジンマンの演奏に触れて初めてシュトラウスの音楽の本当の良さに触れた気がした。

かんたあびれ さん | 神奈川県 | 不明

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この大好きなセットがまだこんなに廉価で売...

投稿日:2013/05/12 (日)

この大好きなセットがまだこんなに廉価で売られている。騙されたと思ってご購入いただきたい。少なくとも2、3曲は「へえ〜」とうなる爽快な演奏に出会えること請け合いである。「マゼール30CD」というセットに収められた、バイエルン放送管のぶ厚い響きとマゼール独特の粘っこい表情づけに圧倒されつつも少し辟易したあとで聴き直し、ジンマンとトーンハレの(のちのマーラー全集につながる)音楽づくりのポリシーを再認識した。

ニャンコ先生 さん | Tochigi | 不明

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