前作よりアップテンポチューン。ボサノバ、エレクトロ、ハウスの各要素をさらりと取り入れた楽曲は何時聴いても新鮮味がある。 でも、個人的には、以前からも多様されている、ボーカル(cana含め)のリリック歌声にフィルターかけてしまうマスタリングはもう封印してほしい。某プロデューサーのグループに似通ってしまっては、まどろっこしいじゃん。 canaの高域でもぐんぐん伸びる生声はI-depの宝物にしないと。

今回のは私も全体的に素晴しいアルバムだと思います。 あと曲順もイイですね。 前アルバムはヘビロテで聴く曲以外は結構飛ばして聴いていたのですが(汗) 特に気に入っているのは”please please”,”aurora”,”funk premier”, ”catch me”です。 他の曲も好きだけどね。

爽やかなハウシーポップで、聞いているとなんだかハッピーな気持ちになれます。ポップな歌モノ、変化球な歌モノ、インタールードっぽい曲、のバランスも悪くない。声をチョップしたフレーズもいい感じ。贅沢を言えば、ウッドベースの感じが録音物だと出にくいのがちょっと残念か。