極上なハーモニーがあなたを包みこむ
日本を代表するオペラ歌手による重量級ユニット!
イル・デーヴ ついにCDデヴュー(デビュー)
グループ名が似てる!? 1人多くてみんな大きい!
フトメン・オペラ歌手による総重量500kgの重厚アンサンブル!
イギリスの人気ボーカルグループ「IL DIVO(イル・ディーヴォ)」をもじった「IL DEVU(イル・デーヴ)」は、総重量約500kgの重量級クラシック・ボーカル・グループ。メンバーは、普段オペラ歌手として第一線で活躍しているテノールの望月哲也・大槻孝志、バリトンの青山 貴、バス・バリトンの山下浩司と、歌い手が厚い信頼を寄せている全国引っ張りだこのピアニスト河原忠之による太メン5人。日本のオペラ・声楽界を代表する5名からなるイル・デーヴは、2011年コンサート「デヴュー」。オペラ歌手としてマイクレスで歌う5人による圧倒的な声量と、ダイナミックな歌唱表現は、聴いている者を圧倒(圧迫)します。大きなスケール感と、その身体に比例したダイナミックな演奏が魅力です。
この「デヴュー」盤では、今までコンサートで歌ってきたレパートリーの中から人気のある曲を中心に構成した、いわばベスト盤に近いアルバムです。一番の強みである本場クラシックのアンサンブル曲から、唱歌・ポップス曲、本家イル・ディーヴォのレパートリーなど、コンサートで重ね築き上げた絆と、年輪のごとく積み上げてきた体躯から生みだす5人の重厚なアンサンブルは圧巻です。(COLUMBIA)
【収録情報】
1. シルヴィアに(フランツ・シューベルト)
2. アマリッリ、私の美しい人(ジューリオ・カッチーニ)
3. 朧月夜(作詞:高野辰之/作曲:岡野貞一/編曲:B.チルコット)
4. 川の流れのように(作詞:秋元康/作曲:見岳章/編曲:真島圭)
5. ネッラ・ファンタジア(作詞:C.フェロー/作曲:E.モリコーネ)
6. ピエ・イエズ(アンドリュー・ロイド=ウェッバー)
7. ニグラ・スム(パブロ・カザルス)
8. ロマンチストの豚(作詞:やなせたかし/作曲:木下牧子)
9. ダニー・ボーイ(アイルランド民謡/編曲:B.チルコット)
10. マイ・ウェイ(スペイン語詞:L.ティボー、日本語詞:片桐和子/作曲:C.フランソワ&J.ルヴォー)
11. パセラ(作詞:A.バルディ&J.ビガッツィ/作曲:M.ファラジァーニ&J.ビガッツィ)
(ボーナストラック)
12. ホワイト・クリスマス(アーヴィング・バーリン/編曲:井上一平)
日本語(3,4,8)
一部日本語(10)
IL DIVOレパートリー(5,10,11)
全12曲/42分
【プロフィール】
望月哲也(テノール) Tetsuya Mochizuki, tenor
21世紀の声楽界を担う最高のリリックテナー。二期会『皇帝ティトの慈悲』タイトルロール、びわ湖・神奈川県民『ラ・ボエーム』ロドルフォ、『ワルキューレ』ジークムント、びわ湖『コジ・ファン・トゥッテ』フェランド、新国立劇場『タンホイザー』ヴァルター等に出演。ウィーンに学ぶ。コンサートでも著名な指揮者と多数共演。王子ホールでのリサイタルシリーズWandererでも高い芸術的成果を上げている。ニ期会会員
大槻孝志(テノール) Takashi Otsuki, tenor
琴線に触れる力強い美声が聴衆の心を捉える。ドイツ及びイタリア留学を経て、二期会『エフゲニー・オネーギン』レンスキー、新国立劇場『こうもり』アルフレード、日生劇場『夕鶴』与ひょうの他、サイトウ・キネン・フェスティバル松本『エリア』『スペードの女王』『サロメ』等でキャリアを積む。N響定期『オイディプス王』出演、更にN響「第九」に急遽外国人歌手の代役で登場し絶賛される。二期会会員
青山 貴(バリトン) Takashi Aoyama, baritone
ボローニャ、ミラノで研鑽を積んだ確かな技術と美声が魅力のバリトン。第19回五島記念文化財団オペラ新人賞。新国立劇場鑑賞教室『トスカ』スカルピア、5都市共同制作『椿姫』ジェルモン、二期会『ナブッコ』タイトルロール、大阪いずみホール『シモン・ボッカネグラ』パオロ、神奈川県民・びわ湖『ワルキューレ』ヴォータン等に出演。また、「第九」、宗教曲等のソリストとしても数多く出演。二期会会員
山下浩司(バス・バリトン) Koji Yamashita, bass-baritone
IL DEVU リーダー。輝かしい美声と舞台上の存在感で旬の活躍を続ける俊英。ザルツブルク及びウィーン国立音楽大学にて研鑽を積む。二期会『フィガロの結婚』タイトルロール、『魔笛』パパゲーノ、『パルジファル』グルネマンツ等に出演。新国立劇場、日生劇場、東京のオペラの森、サイトウ・キネン・フェスティバル松本等、主要オペラプロダクションの舞台に登場している。国立音楽大学准教授。二期会会員
河原忠之(ピアノ) Tadayuki Kawahara, piano
ピアニストとしての年間ステージは100を超え、その幅広い音色、繊細な音楽表現には定評がある。 2013年6月にはヴェルディ『シモン・ボッカネグラ』を指揮するなど、オペラ指揮者としても活躍。2011年3月から、ひとりの作曲家の歌曲の世界を声で染め上げる「歌霊」シリーズを開催。オペラ・カンパニーGruppo Kappa Operaを主宰。国立音楽大学及び大学院准教授
【推薦コメント】
「しなやかに増えていくメンバーの総重量のように、じっくりとファンを増やし続けてきた『IL DEVU』の初CD。何とも感慨深いものがあります。これはひとえに五人のメンバーのみなさんが、この『IL DEVU』としての活動に真摯に向き合い、心血を注いで来られた結果だと思います。世紀のイケメンヴォーカルグループ『IL DIVO』 から想を得た、自虐的とも思えるこのグループ名に最初は笑い転げたものですが、彼らの歌声を聴いた途端、その素晴らしさにヴィジュアルから来るチャーミングさはしばし忘れ、男前な音楽にしばし酔いしれたものです。望月、大槻、青山、山下の各氏がそれぞれ日本を代表するソリストでありながらこうしてグループを組むというのは、言わば声楽界のV.S.O.P.(ハービー・ハンコックが結成したオールスターグループ)であるわけで、音域の広いそのボリューム感はまさに重量級。そして、その四人の歌声を支えているピアノの河原さんもまた、見た目通り大きな存在だと思います。
私は『IL DEVU』 のコンサート会場にこられた観客のみなさんの顔が忘れられません。なんと優しさに満ち、なんと愛しさに満ちた表情なんでしょう。そして、幸せに満ちた顔をして帰路につかれます。まさに『IL DEVU』 の歌声はそう言う音楽なんです。」 白井 晃(演出家・俳優)
【イル・デーヴの「おかわり」ポイント】
1杯目:グループ名
体が大きな人が多い声楽家同士で親しみを込めて「デブ」とか「太メン」などと呼び
合っていたことから、その延長で「IL DIVO」をもじった自虐的なネーミング
2杯目:グループの掟
1人あたり体重90kgを切ったら強制脱退!
3杯目:音域
バス・バリトンからテノールまでいるイル・デーヴは約3オクターブの音域をカバー
4杯目:飯会(めしかい)
普段5人揃う機会が少ないメンバーは、打ち合わせや練習という名の「飯会」と呼ばれるもので集まり、皆で食べながらコンサートで歌う曲や活動内容などを語り合う
5杯目:チケット完売
2012年4月東京・Hakuju Hall (昼夜600席)完売!
同年7月神奈川・フィリア(500席)&群馬・桐生市民文化(300席)もほぼ完売、
8月栃木(400席)&12月東京・王子ホール(300席)完売。
2013年の夏場所、Hakuju Hall公演(昼夜600席)&長野公演(700人)はどちらも完売!
レジデント・アーティストをつとめるHakuju Hallでもクリスマス公演(12月11日)が既に昼夜完売!(COLUMBIA)