てんからのおくりもの

かなざわまゆこ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309920931
ISBN 10 : 4309920934
フォーマット
出版社
発行年月
2016年07月
日本
追加情報
:
22X31

内容詳細

「ママどこなの?」おかあさんとはぐれたひとりぼっちの子鹿が、一匹のてんと出会いました。冬じたくを共にした子鹿とてんに長い冬がおとずれます。春になり、年老いたてんから贈られた子鹿へのおくりものとは…?さまよう子鹿と年老いた“てん”胸が熱くなる感動のストーリー。おおしま国際手作り絵本コンクール2011最優秀賞受賞作。文部科学大臣賞受賞作。

【著者紹介】
かなざわまゆこ : 金澤麻由子。1981年神戸生まれ。京都嵯峨芸術大学大学院修了(最優秀賞)。日本児童出版美術家連盟会員・環境芸術学会会員。手描き絵画の魅力を、絵本・映像アニメーションやインタラクティブなメディアアートなどで表現する。2005「第6回JFC学生映画祭」グランプリ受賞。2008「NHKデジタルスタジアム実験映像部門」ベストセレクション。2011「神戸ビエンナーレ2011アートインコンテナ国際コンペティション」奨励賞。2012「kawaii+大賞展」スパイラルガーデン/グランプリ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あおい さん

    ひとりぼっちの子鹿がおじいさんのてんと出会い冬ごもりの準備をする。いつまでも一緒にいられると信じている子鹿の為にてんがとった行動は…くりくりした目の子鹿とてんが可愛い。優しいお話。

  • みー さん

    図書館にはなくて他館より。絵が綺麗。親とはぐれた鹿の子が、年老いたてんと出会う。寿命の残りを感じ取ったてんは、残されるまだ幼い鹿の子の為に・・愛情、命の儚さ、別れの悲しみ、自然の美しさ、出会いの素晴らしさ、それらがギュッと詰まった絵本で、後半は涙腺弛みました・・

  • ツキノ さん

    (E-319-246)『天のおくりもの』といっしょに借りる。しかしこちらは「天」ではなく動物の「てん」でした。表紙に描いてあるねw いいおはなしなのだけれど、とても小さな文字で書かれた、てんの「きゅん」というのは余計と感じた。 

  • 久慈杳愛 さん

    感動物語はなぁ…。と思いつつ、鹿とてんの瞳のうるうるに負けて読みました。「感動物語」には違いないけれど、泣かせようとか感動させようとかが無駄になく、勘繰ることなく最後まで気持ちよく読めます。何度も読みたくなります。  でも、鹿って冬になったら黒くなるような?気のせいかな。

  • しろのあ さん

    やわらかな毛皮の質感、潤んだくろい瞳。写実的なのだけれど、デフォルメ。低学年の女の子が好きそうな絵です。かわいい!かわいい!と、みもだえながら読みました。迷子の小鹿と老いたてんの出会いと別れのものがたり。

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