つげ義春 名作原画とフランス紀行 とんぼの本

つげ義春

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784106023026
ISBN 10 : 4106023024
フォーマット
出版社
発行年月
2022年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
192p;22

内容詳細

国際漫画祭に招かれて82歳の初海外、その全旅程に密着。さらに「海辺の叙景」等7作の原画を全頁掲載。新たな「つげ義春」を発見!

【著者紹介】
つげ義春 : マンガ家。1937年、東京都生れ。小学校卒業後、メッキ工場などで働き、1954年にマンガ家デビュー。60年代後半から70年にかけて「月刊漫画ガロ」に発表した諸作は、マンガ史の画期をなす。87年以降、新作は発表していないが、2020年にアングレーム国際漫画祭で特別栄誉賞を受賞するなど、その作品群は海外でも評価が高い。『つげ義春 夢と旅の世界』ほか一連の作品により、2017年度日本漫画家協会賞大賞を受賞。2022年、日本芸術院に新設されたマンガ部門で同院会員となる

つげ正助 : 1975年、東京都生まれ。つげ義春・藤原マキ夫妻の一人息子。2020年にアングレームで開催された原画展「つげ義春 いて、いない」のために尽力するなど、近年は父のマネージャー的役割をつとめる

浅川満寛 : 1965年、神奈川県生まれ。1992年より「月刊漫画ガロ」「まんだらけ」「アックス」の編集者として、つげ義春・辰巳ヨシヒロ・平田弘史らを担当。現在はインドのマンガ誌「V´ERIT´E」のエディトリアル・アドバイザーを務め、海外に劇画を広める活動も行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 旅するランナー さん

    つげ義春さんが何者か知らなくて。表紙を見て、美術評論家がフランスに行って絵画を見て回るのかと。でも、漫画本でした。それも、幻の漫画家ですね。アングレーム国際漫画祭授賞式と原画展のために81才で初海外。めんどくさがる感じがとても面白い。そんな人物を再評価するフランス人の目の付け所が素晴らしい。そして、漫画雑誌ガロに掲載せれていた7篇の原画。味わい深い作品ばかりです。うち1作で描かれる、西伊豆松崎温泉の長八の宿山光荘に訪れたくなりました。

  • アキ さん

    名前は知っていたが、本書にて初めてつげ氏の漫画を読んだ。「月刊漫画ガロ」に1965-1970年に掲載された作品より7作品。「沼」「ほんやら洞のべんさん」「長八の宿」「もっきり屋の少女」「李さん一家」「やなぎ屋主人」「海辺の叙景」どれも情景と心情が印象に残る話。特に沼・海辺の叙景が良かった。出不精の本人を息子がなんとかなだめすかして、アングレーム国際漫画祭での顕彰に初めての海外旅行を果たした。現地でも「家に帰りたい」と言うご本人も、自身の作品の前に来ると饒舌に語り始めた。とぼけた本人の写真も味があっていい。

  • keroppi さん

    2020年アングレーム国際漫画祭に出席するため初めて海外渡航をしたつげ義春。ショルダーバッグ一個で旅立ち、着の身着のまま。食べる物もあまり受け付けず元気がないが、自分の原画の前では熱く語る。やはりつげ義春である。パリに佇むつげ義春は絵になっている。合わせて7作品が原画で掲載されている。原画から滲み出てくる余韻。この本を読んでいたら旅に出たくなってきた。

  • gtn さん

    父が老後を送れるよう、息子正助氏の奮闘によりフランスで開催された原画展と併せて編まれた原画集。つげ作品に改めて触れ、他の作家とは一線を画することを再認識。原画ならではの趣もある。つげ氏が、まだ存命であることを嬉しく思う。

  • リッツ さん

    面白かったぁ!子供の頃から親しんできたつげ義春さんだけど改めてわくわくしてしまった。フランスで開かれる国際漫画祭に招かれ82歳で初の海外、いやだ行きたくないと寸前まで言って息子さんや周りを慌てさせ、着いてからもハラハラさせ通し。インタビューも含めて(悪いけど)楽しんでしまった。着替えも持たずに来たというけれど色合いもスタイルもパリに溶け込んでるし漫画でお馴染みの息子さんの姿も見られて凄いお得感、に加えてもう何度も読んだ漫画の原画に改めて胸が踊ったのでした。

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人物・団体紹介

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つげ義春

1937(昭和12)年、東京葛飾生まれ。小学校卒業前後から中華屋、メッキ工などアルバイトや職を転々とし、職業として漫画家を目指す。1955(昭和30)年に単行本『白面夜叉』で本格デビュー。貸本漫画を経て、1965年から「月刊漫画ガロ」に発表した諸作で漫画界芸術界に衝撃を与える。連作「無能の人」をはじ

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