ソロ〜独奏楽器のための作品集　クラングフォルム・ウィーン

クラングフォルム・ウィーンによる「ソロ」シリーズ

2020年のCovid-19パンデミックへの対応としてクラングフォルム・ウィーンが行った、ひとりで演奏するための作品の録音シリーズ『ソロ』より、ギリシャの現代音楽作曲家ジョルジュ・アペルギスの作品集。
　ヤニス・クセナキスに学んだアペルギスは、テキストのソースが全くない器楽作品であっても、言語的な単位を基にして、音のジェスチャーを音楽に合わせ作曲しています。彼の独奏楽器のための作品は、文字通り新しい音の言語を発明したものであり、「話す音楽」と表現できるかもしれません。

「私はいつも小さな想像上の劇場のようなイメージを持っています。しかし、私が作曲するときには、音楽家の身体や動きのことは考えません。ただ音楽のことだけを考えています。身体的なジェスチャーではなく、音のジェスチャーを作曲するのです。」〜ジョルジュ・アペルギス（輸入元情報）

【収録情報】
アペルギス：
1. Lopsided Sob（2015）（アコーディオンのための）
2. Ruinen（1994）（トロンボーンのための）
3. Schattentheater（2020）（ヴィオラのための）
4. P.S.（2010）（サクソフォーンのための）
5. The Only Line（2009）（ヴァイオリンのための）
6. Deux cents quatre-vingt mesures（1979）（クラリネットのための）
7. Tag ohne Nacht（2020）（コントラフォルテのための）

　クラングフォルム・ウィーン

　録音時期：2020年8月
　録音場所：ウィーン、コンツェルトハウス、モーツァルト・ホール
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）
　クラングフォルム・ウィーンによる委嘱作品（7）