アレハンドロ・ホドロフスキー

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メタ・バロンの一族 下

アレハンドロ・ホドロフスキー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784796871303
ISBN 10 : 4796871306
フォーマット
発行年月
2012年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
290p;26

内容詳細

宇宙一非道で冷酷な殺し屋メタ・バロン。そのルーツを探る物語もいよいよクライマックスへ突入!実の父との壮絶な戦いの末、卑劣な手段で勝利を手にした3代目メタ・バロン、テット・ダシエ。詩情を解せず、愛を知らず、人間らしい心を持たない彼が、自らの心を手に入れるためにとった驚愕の方法とは?そして幾多の悲劇を経て、呪われた一族の末裔として生きることを運命づけられた最後のメタ・バロンに救いは訪れるのか?!ますます冴え渡る鬼才ヒメネスの繊細にして重厚なアートワーク!壮大なるスペース・サーガ、ついに完結!

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読書メーターレビュー

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  • ビッチュウ さん

    傑作。大好きな漫画『虚無戦記』(石川賢)の登場人物のような、1人で軽く銀河を薙ぎ払える力を得たメタ・バロンの末裔。多重宇宙のスケールを孕んだメタ・バロンの歴史は、愛と戦いの一族を生かしてきた誇りという呪縛の否定へと終着した。一族の皆が壮絶な生き様をみせているのだが、それを十二分に表現した画も素晴らしい。個人的には3代目メタ・バロン「テット・ダシエ(鋼の頭)」が最期も含め好みだった。生まれたての時に父と母の戦いに巻き込まれ頭部を吹き飛ばされたが、母親に人工の頭部を付けて生かされるという発想がぶっ飛んでる。

  • kasukade さん

    週刊少年誌でネタが尽きたから思いつきを連載にぶつけたらなんか上手くいったって感じの展開。そんな勢いある原作を超絶上手い絵でみせるもんだからなんかスゲえもん読んだなっておもえる。上下巻とも自分勝手な奴しか出てこない良くも悪くもBDって感じが良いですね。メタバロンが身勝手ながらも徐々に「おもいやり」を覚えていき一族の掟を壊して「一族のメタバロン」から「一人の最強戦士メタバロン」になっていく様は上手い。また寺田克也の描くキャラクターの根元がここにあるように思います。特に女性キャラの毒のある色気は印象深い。

  • ユーコ さん

    これがスピンオフって頭おかしい(誉めてる)。

  • 籠り虚院蝉 さん

    『アンカル』で脇役として登場する「メタ・バロン」とその一族を主人公とした、スピンオフ作品としては壮大すぎる一大スペース・サーガ。終始圧倒される描写と展開で、上下巻を一気読みしてしまった。あまりにも濃密な物語のため、どこから感想をしたためたらよいのかわからない。ギリシャ神話の呪われた一族をモチーフとした「メタ・バロンの一族」は、銀河戦争時代において殺戮のために生きる根っからの暗殺者気質だが、それが「勝たずんば死あるのみ」との一族の訓戒と結びつき、この銀河戦争時代を終結させようとする意識に向く。

  • ビシャカナ さん

    上巻もそうとう滅茶苦茶やっていたが、下巻は突き抜けた滅茶苦茶感がある。相変わらず感情的すぎてやってることは同じようなことの繰り返し、ご都合主義もひどいが、宇宙狭しと暴れまわり、愛や精神を追い求める。これを迫真の絵で描かれるのだからたまらない。同じ事を日本の一般的なマンガの絵でやっても空々しいだろう。それにしても女の子に生まれて乳房を潰してスキンヘッドで、そして自分で自分を孕まして血まみれの戦いの中で出産とか、著者の女性観とかどうなってんの?日本で立ち向かえるのは山風ぐらいなものじゃないかな。

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アレハンドロ・ホドロフスキー

1929年、チリでロシア系ユダヤ人の子として生まれる。『エル・トポ』(1970)『ホーリー・マウンテン』(1973)など前衛的作風の映画がカウンターカルチャーを代表する人々に絶賛され、カルトムービーの鬼才として名を馳せる映画監督。劇作家、俳優、詩人、小説家、音楽家、漫画作家、タロット研究家、サイコセ

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