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新訳 テンペスト 角川文庫

William Shakespeare

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041141953
ISBN 10 : 4041141958
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

シェイクスピア、「最初」で「最後」の傑作

徹底注釈&詳細な解説
シェイクスピア、「最初」で「最後」の名作。復讐と再生、植民地支配を描く

狡猾な弟にミラノ公爵位を奪われ、娘ミランダとともに島流しにされたプロスペロー。そんな目に遭わせたナポリ王と弟への復讐を誓い、12年後、魔法で大嵐を起こし、彼らを載せた船を難破させ、島に上陸させる。一行からはぐれ、独り、島に辿り着いた王子は娘と恋に落ちる。プロスペローはそれを利用し、復讐を果たして公国を取り戻そうとするが‥。赦しと再生、そして植民地支配を描いたシェイクスピア単独執筆最後のj傑作。

目次
新訳 テンペスト
楽譜
一六〇九年バミューダ海域遭難の二つの手記
ウィリアム・ストレイチー『騎士サー・トマス・ゲイツの遭難と救済の真の報告』抄訳
シルヴェスター・ジュアデイン『バミューダ諸島、別名悪魔の島の発見』全訳
ジョン・フローリオ訳のモンテーニュ「人食い人種について」抄訳
訳者あとがき

【著者紹介】
ウィリアム・シェイクスピア : 1564年、イギリス中部のストラットフォードで、商業を営む父と旧家出身の母との間の第三子として生まれる。82年、18歳で8歳年長のアン・ハサウェイと結婚、一男二女をもうける。故郷をはなれ、やがてロンドンで詩人・劇作家として幸運なスタートを切る。94年、新しく組織された劇団「宮内大臣一座」の幹部座員として名を連ね、俳優兼座付作者として活躍。およそ20年間劇作に専念し、劇作家として名をなす。1616年没

河合祥一郎 : 1960年生まれ。東京大学およびケンブリッジ大学より博士号を取得。現在、東京大学教授。著書に第23回サントリー学芸賞受賞の『ハムレットは太っていた!』(白水社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • CHACK

    河合祥一郎さんの新約シェイクスピアシリーズは、脚注が充実している。そして何より、翻訳文が楽しい。原典の言葉遊びを巧みに日本語に置き換えて、まるでラップのように韻を踏んでノリノリで読める。巻末には本邦初訳出の資料も掲載されていて、とてもお得な1冊。

  • 夏草

    登場人物が魔法を使う元公爵や空気の精…と現実離れしているけれど「ハムレット」のように生々しい人間の愚かさを感じた。あと、韻や言葉遊びを感じられる翻訳が楽しかった。元になったと言われる海難の手記があったとは。訳者あとがきで作品の背景や様々な研究についても紹介していて、英文学入門の授業みたいでワクワクしてきた。こういうあとがき、大好き。

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