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ユリイカ2014年6月号特集 ウェス・アンダーソン 『グランド・ブタペスト・ホテル』へようこそ

Wesley Anderson

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791702725
ISBN 10 : 4791702727
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2014
Japan

Content Description

ウェス・アンダーソン  『グランド・ブダペスト・ホテル』へようこそ!

【インタビュー#01】
伝説のコンシェルジュを演じて / レイフ・ファインズ 聞き手=金子裕子

【グランド・ブダペスト・ホテル』の革新】
「失われた世界」への旅 『グランド・ブダペスト・ホテル』についての四つの断章 / 篠儀直子
感嘆すべき優美さをもって ウェス・アンダーソンとフランソワ・トリュフォー / 大久保清朗
移動と平面 ウェス・アンダーソンと映画史 / 渡邉大輔

【インタビュー#02】
『グランド・ブダペスト・ホテル』の冒険 / ウェス・アンダーソン 聞き手=金子裕子

【対談】
テキサスの謎 ウェス・アンダーソンのサスペンス性をめぐって / 蓮實重彦 三浦哲哉

【ウェス・アンダーソンの倫理】
メリエス的な、フィクションの記述 / 三浦哲哉
ファンタスティック Mr.アンダーソンの後悔と正義 / 佐々木 敦

【インタビュー#03】
八時間のスープ 友人ウェスと、撮影秘話 / 野村訓市

【エッセイ】
理性から野生へ アニメーションの動物的無時間の世界 / 山村浩二
イッツ・ア・ワイズ・チャイルド あるいは、あらかじめ与えられたものたちの苦悩 / 高城晶平
はしごして、うぇすして、さかのぼって。 / 藤田貴大
ちいさな世界を覗く魔法 / 名久井直子

【宝箱のなかの物語】
映画における服飾的細部と着崩される文体(スタイル) / 小澤京子
方法としての「父性」 / 斎藤 環
コンパートメント ウェス・アンダーソンの箱 / 小澤英実

【サウンドスケープとエスケープ】
ジングル・ジャングル・モーニング ウェス・アンダーソンのサウンドデザイン / 大和田俊之
ディス・イズ・アワー・ランド! ウェス・アンダーソンのマスタープラン / 宮代大嗣

【資料】
ウェス・アンダーソンフィルモグラフィ / 渡邉大輔

■今月の作品
  武田祐子・野本篤美・群昌美・青木由弥子  選=日和聡子

■われ発見せり
  「天国へのお引越し」のお手伝い / 篠倉正信

■人生に関する断章*30
  ケヤキあるいは樹木について / 中村稔

■詩
  運河の練習生 Amsterdam,2007 / 石田瑞穂

■耳目抄*321
  言葉と酒 「父 吉田健一」を読む / 竹西寛子

■屋根裏の私の小さな部屋♪7
  かえりみち / 大庭賢哉

■特別掲載
  「らしい」建築批判 4 / 飯島洋一

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぐうぐう

    ウェス・アンダーソンの映画をひとことで表現するならば、偏愛という言葉に尽きるだろう。偏愛とは、下手をすれば嗜好の押し付けとなってしまうものだ。かといって、万人受けする嗜好は偏愛とは言わない。アンダーソンの映画は、彼の嗜好が遠慮なく炸裂していながら、多くの観客の胸を躍らせる。どうしてそんなことが可能なのか。それは、彼の映画を観ることで、観客一人一人の心の奥底に眠っていたアンダーソン的偏愛が目を覚ますからだ。だから彼の映画は、新鮮でありながら、懐かしいデジャヴのような感覚をいつももたらせる。(つづく)

  • 酩酊石打刑

    蓮實重彦と三浦哲哉の対談が興味深かった。蓮實が黒沢清や青山真司との対談で語っていた映像についての話が、より分かりやすく語られている。カットの積み重ね、どう繋げていくかに映画の本質があるということを再認識させられた。ウェス・アンダーソンの映画を「ワンショットで何でも撮れる時代に、ショットを割ることへのこだわりを捨てない」と語り、「その連鎖がフィクションとしてのリアリティーを画面に導入」しているとの発言、まさに『グランド・ブダペスト・ホテル』観賞時の感想をピタリと適切に言ってもらった感じがした。

  • 18

    たまたまグランド・ブタペスト・ホテルを観て、映画の画面作りに惚れ込んだので購入。監督インタビューと三浦哲郎さんの評論がよかった。ユリイカを買ったのはこれで二度目だけど、エッセイにしては難しく、評論にしてはゆるいというなんとも言えないカテゴリの雑誌だなーと。

  • 鍵盤

    レイフ・ファインズのインタビューがやはり良かった。グスタフの造形にまつわるエピソードがこの映画にはまった観客としてはいちいちスリリング。「幻を見事に生きた」グスタフは稀有な、奇跡のキャラクターだと思う。

  • スライ

    ウェス・アンダーソンの映画は必ず観るようにしていますが、DVDでみかえしたくなりました。この本にあるインタビューや対談はどれも貴重なものだと思いました。

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