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Wkw: The Cinema Of Wong Kar Wai ザ・シネマ・オブ・ウォン・カーウァイ

Wong Ka Wai

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065351475
ISBN 10 : 4065351472
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

2046部限定刊行

本書は、ウォン・カーウァイ自身が監督した11作品の創作過程を通じて、映画や役者、そして人生そのものについて彼が惜しげも無く語りきった唯一の著書であり、そのスタイリッシュな映像美を凝縮した250枚を超えるビジュアルを余すことなく収録した、まさにファン必携の贅を尽くした一冊である。ウォンの作品は、儚く、孤独な美を宿す。刹那的だからこそ激しい逢瀬や、何度すくおうともたちまち手から零れ落ちるような切ない別離――ウォン映画ならではのシークエンスの根源がこの一冊に宿っている。

(本書内容紹介より)
独特の雰囲気と視覚的な瑞々しさで高い評価を獲得し、世界に知られる映画監督ウォン・カーウァイ。その待望久しい回顧録。

ロマンティックかつスタイリッシュな作品で知られるウォン・カーウァイ監督。恋愛、憧れ、辛い記憶などをテーマとし、目もくらむほど映画的なシーンを作る彼のスタイルは肌理(きめ)やムードの魅力に溢れ、傑出した場所感覚を有する。ウォンの全作品を初めて扱った本書は、ウォン・カーウァイと作家のジョン・パワーズが、ウォンの最も有名なシーンのロケ地で、作品について語り合っている。

本書には六つの異なる場所で行われた、ウォンとパワーズとの会話が収められている。その中にはウォンが育った近所や、『花様年華』を撮影したレストランもある。『いますぐ抱きしめたい』から『2046』、『グランド・マスター』までウォンの11作品を論じ、時間、郷愁、美といったウォンのトレードマークとも言えるテーマについて探究し、同時にウォンの私生活にも言及する。パワーズの巻頭エッセイも合わせて、当年最高の映画本である。

(本書目次より)
PERHAPS, PERHAPS, PERHAPS: 37 VIEWS OF WONG KAR WAI
たぶん、たぶん、たぶん   ウォン・カーウァイの37の見方

SIX CONVERSATIONS
六つの会話

会話1 アマルコルド
会話2 ヒッチコックではなく
会話3 香港ノクターン
会話4 ペルフィディア
会話5 パンアメリカン・ハイウェイ
会話6 北、南、東、西

年表
謝辞

*本書は「WKW:THE CINEMA OF WONG KAR WAI」(Rizzoli、2016年刊)の日本語翻訳版です

【著者紹介】
ジョン・パワーズ : 『ヴォーグ』誌やサイト『ヴォーグ・ドットコム』で、さらにNPR(米国公共ラジオ放送)の番組「テリー・グロスと新鮮な空気」で映画や政治を批評する。著書『Sore Winners』(痛い勝者)でブッシュ政権下のアメリカ文化を論じた。批評家兼コラムニストとして12年間仕事をしており、『ザ・ネイション』『グルメ』『ワシントン・ポスト』『ニューヨーク・タイムズ』『L.A.ウィークリー』などに寄稿している。カリフォルニア州パサデナ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぐうぐう

    ジョン・パワーズが解読するウォン・カーウァイの世界。パワーズの長い序文が彼のカーウァイに対する熱い想いを嫌がうえにも伝える。とはいえ、パワーズは自身の持つ熱さに自覚的であり、時にフッとその身を離し、冷静に文章を綴ろうとすることで自身の体温を調節している(それ以上にカーウァイ自身が自覚的なのかもしれない。彼は「普通、誰かが「この映画が好き」という時、映画自体よりもその人自身について語っているものです」と笑うことで、パワーズの熱を牽制し、と同時に許容もしている)。(つづく)

  • ななし

    本当に最高!!! ファンは絶対買った方がいい。カーウァイの映画大好きだ😭

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