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東京ドボ散歩

エクスナレッジ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784767831398
ISBN 10 : 4767831393
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

見方が分かれば東京の街はもっと面白くなる!迫力満点のインフラツーリズムの世界へ。橋、ダム、首都高、水門、石垣…東京のインフラには暮らしを支えるすごい技術や奥深い歴史が詰まっていた!知ると世界が変わる、ちょっとマニアックな土木を巡る。

目次 : 1章 台場・有明エリア/ 2章 品川・羽田エリア/ 3章 都心南エリア/ 4章 都心西エリア/ 5章 隅田川・荒川エリア/ 6章 新宿・渋谷エリア/ 7章 多摩エリア

【著者紹介】
北河大次郎 : 文化庁主任文化財調査官。東京大学工学部卒。フランスのエコール・ナショナル・デ・ポンゼショセ博士課程修了。博士(国土整備・都市計画)。文化庁入庁後、イタリア勤務、東京文化財研究所勤務を経て、2019年から文化庁にて近現代建造物を担当。専門は土木史、文化財。主な著書に『近代都市パリの誕生』(河出書房新社、サントリー学芸賞・交通図書賞)。土木学会のオンライン土木博物館ドボ博の館長も務める

小野田滋 : (公財)鉄道総合技術研究所アドバイザー。1957年愛知県生まれ。1979年日本大学文理学部応用地学科を卒業し、日本国有鉄道入社。鉄道技術研究所、西日本旅客鉄道などを経て、現在、鉄道総合技術研究所勤務。博士(工学)。NHK青山教室で「土木遺産を訪ねて」の講座を担当する

紅林章央 : (公財)東京都道路整備保全公社道路アセットマネジメント推進室長。土木学会関東支部選奨土木遺産選定委員長、元東京都建設局橋梁構造専門課長。東京都八王子市出身。名古屋工業大学卒。1985年入都、奥多摩大橋、多摩大橋をはじめ多くの橋や新交通「ゆりかもめ」、中央環状品川線などの建設に携わる。『橋を透して見た風景』(都政新報社)で平成29年度土木学会出版文化賞を受賞

高柳誠也 : 東京理科大学創域理工学部建築学科助教、博士(工学)。専門は都市/地域(集落)計画およびデザイン・景観デザイン・空間解析。1987年長野県松本市生まれ。東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻修士課程修了後、乾久美子建築設計事務所で建築設計、大槌町役場(復興支援応援職員)で復興関連施策の立案・実施に従事。2019年より現職。日本国内の集落から都心部までフィールドワークとデータ解析による研究と実践を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • trazom

    東京都内の62の土木構造物を美しいカラー写真とともに紹介する。四人の執筆者は工学者で、技術的なポイントを押さえた解説も充実している。半数以上が、終戦以前に作られた構造物。関東大震災や東京大空襲などを切り抜け、今も公共の用に供していることが凄い。関東大震災の復興で隅田川に一連の架橋を行う際、全てを同じ構造の橋にすべきとの政府やメディアからの要求を跳ね除け、多様な形式の橋梁群を採用した土木技術者の思いが、「橋の博覧会」と呼ばれる隅田川の美しさに繋がっている。昔の日本の方が、今よりずっと豊かだったかもしれない。

  • キク

    東京の代表的土木施設を、写真と都市開発史的な位置づけの詳しい解説で紹介してくれる。ブラタモリの土木版みたいで、すごく面白かった。東京駅、渋谷駅、ゆりかもめ、東京タワー、スカイツリー、レインボーブリッジなどの超メジャー級から、地下の巨大調整湖や水道局施設などの普段なかなか見れない施設まで揃っていて読み応えがあった。建築の設計は、「美しさ」がかなり重視される。でも土木設計では、全然重視されない。大事なのは、安全性とコストになる。それでも、結果としてすごく美しい。神は細部だけじゃなくて、巨塊にも宿るんだな。

  • yyrn

    戦争の道具に過ぎない戦車に美しさは必要ないだろうが、子ども時代はもの凄くかっこよく見えて何台もプラモデルを作っていたが、機能的に優れているモノは美しいと思える感性が人間には備わっているからではないかと、この本を読んで改めて思った。▼東京都内でみられる美しいと著者らが感じた62の土木施設(橋を中心に高架や駅や空港、タワーやトンネル、街路や公園、水門や閘門、上水やお濠、石垣まで)をエリア毎に、見た目以外でも各施設の機能面での素晴らしさを素人にも分かり易く解説してくれる本。散歩の動機付けにうってつけかw。

  • Olly

    橋梁・高架道路・水門等は、都市インフラとして機能を持たせるために建造されたもので、芸術作品ではない。しかし、デザイン性や曲線美がその中にあり、景色の一部として存在感を放っている。また、ランドマーク・観光資源や歴史的な史料としての役割もある。

  • 飼い猫の名はサチコ

    街歩きが気持ちのよい季節を迎え、「鑑賞」とまではいかなくても、知識をもって街にあるインフラ施設を見たら、見え方が変わって面白いだろうと思い一読。写真満載でバーチャル散歩を楽しめた。大正2年に架けられた先代の四谷見附橋。欄干の一部を新宿歴史博物館で見たけれど、大部分は、多摩ニュータウンの長池公園に移設されて、美しく復元されているとこの本で知った。近々、現地を訪れてみたい。

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