CD 輸入盤

エニグマ変奏曲、序奏とアレグロ、序曲『南国にて』 ノリントン&シュトゥットガルト放送交響楽団

エルガー(1857-1934)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
93191
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

胸に迫るニムロッド。
「ピュア・トーン」の威力が最高の効果
エニグマ変奏曲ほか、ノリントンのエルガー作品集


ノリントンが手兵シュトゥットガルト放送響を指揮して、『エニグマ変奏曲』ほかエルガーの作品を演奏したアルバムが登場します。

【手兵シュトゥットガルト放送響と作り上げてきた革命的なサウンド】
「ピュア・トーン」という看板を掲げ、1998年の首席指揮者就任以来、シュトゥットガルト放送響とともに、ベートーヴェン、モーツァルト、ハイドン、ブラームス、そしてマーラーなど、それまでとはまったくあらたな作品の魅力を引き出して、コンサート、レコーディングの両面で幾多の旋風を巻き起こしてきたノリントン。
 2011年をもってノリントンは同ポストを退くことがすでに決まっていますが、お互いの間で培われた得難い結びつきは今後も継続し、先ごろ行われたインタビューでも、ノリントン自身は「年に2〜3週間のペースで、シュトゥットガルト放送響を客演指揮することになっています」と語っていました。

【哀切こもる表情が胸に迫るニムロッド。長年の成果が活かされた魅力的なプログラム】
あらたにリリースされるエルガーのアルバムは、『序奏とアレグロ』と序曲『南国にて』がともに2010年秋の最新録音で、『エニグマ変奏曲』が作曲者生誕150周年を迎えた2007年に収録されたものです。弦楽四重奏とオーケストラとの協奏曲といった趣の『序奏とアレグロ』や、『エニグマ変奏曲』の有名な「ニムロッド」も、ヴァイオリン両翼型配置の利点である、立体的で見通しの良いサウンドや、「ピュア・トーン」のあたたかい響きが織りなす演奏内容におおいに期待が高まるところです。

【ノリントンが強く感情移入するエルガーの作品】
1934年にイギリス・オクスフォードに生まれたノリントンにとって、イギリス音楽、とくにエルガーは重要で、過去に「自分の心情にもっとも近い作曲家」であると述べていたほどです。ノリントンのエルガーといえば、シュトゥットガルト放送響とともに、1999年に交響曲第1番(93000)を、2001年に弦楽のためのセレナード(93043)をいずれもライヴで録音して高評価を得ていますが、ノリントンの情熱に反してあまりレコーディングに恵まれているとはいえなかったので、このたびのアルバムの登場はおおいに歓迎されるものとおもわれます。(キングインターナショナル)

【収録情報】
エルガー:
・序曲『南国にて』 Op.50 (22:40)
 録音時期:2010年9月30日、10月1日
 録音場所:シュトゥットガルト、リーダーハレ

・序奏とアレグロ Op.47 (15:50)
 録音時期:2010年10月4,5日
 録音場所:SWRフンクシュトゥーディオ

・エニグマ変奏曲 Op.36 (31:46)
 録音時期:2007年12月13,14日
 録音場所:シュトゥットガルト、リーダーハレ

 SWRシュトゥットガルト放送交響楽団
 サー・ロジャー・ノリントン(指揮)

 録音方式:デジタル

収録曲   

  • 01. In the South Overture, Op. 50, Alassio
  • 02. Introduction and Allegro, Op. 47
  • 03. Theme: Andante -
  • 04. Variation 1: C. A. E. (The Composer's Wife)
  • 05. Variation 2: H. D. S-P. (Hew David Steuart-Powell)
  • 06. Variation 3: R. B. T. (Richard Baxter Townshend)
  • 07. Variation 4: W. M. B. (William Meath Baker)
  • 08. Variation 5: R. P. A. (Richard Penrose Arnold) -
  • 09. Variation 6: Ysobel (Isabel Fitton)
  • 10. Variation 7: Troyte (Troyte Griffith)
  • 11. Variation 8: W. N. (Winifred Norbury) -
  • 12. Variation 9: Nimrod (A. J. Jaeger)
  • 13. Variation 10: Intermezzo: Dorabella (Dora Penny)
  • 14. Variation 11: G. R. S. (George Robertson Sinclair)
  • 15. Variation 12: B. G. N. (Basil G. Nevinson) -
  • 16. Variation 13: Romanza: * (Lady Mary Lygon)
  • 17. Variation 14: Finale: E. D. U. (The Composer)

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奏法がどうの表現がどうのと問う前に エル...

投稿日:2018/06/16 (土)

奏法がどうの表現がどうのと問う前に エルガーはノリントンの血肉なのだと思い知らされる 特別な空気感が「南国にて」の冒頭から漂う 夢見心地とはこのことだ いつ始まっていつ閉じたか気づかないフレーズ感と言ったらいい加減に聞こえるが まるで聞かせよう分からせようという気がないと言っても誤解されるか 演奏が上首尾に終わることを目指していない筈はないけれど 今演奏していることが愉しくて嬉しくて仕方がないと言った風情なのだ 可愛い愛しいという感情が一番近いのかも知れない だから音楽が伸び伸びして屈託がないので 聴いているこちらもつべこべ言う気が無くなる 一緒になって微笑んでいる ふと これは”エニグマ・ヴァリエーション”のテーマそのものではないかと気づく 朋に会いたくなった もしまだなら あなたも如何     

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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エルガー(1857-1934)

近代イギリスを代表する作曲家、サー・エドワード・ウィリアム・エルガーは、1857年6月2日、イギリス中西部ウスター近郊のブロードヒースで生まれました。経済的に恵まれなかったため正規の音楽教育を受けることができず、ほとんど独学で勉強したそうですが、ピアノ調律師で楽器商を営んでいた父親のウィリアムは、生業のかたわら聖ジョージ・ローマ・カトリック教会のオルガニストを務めていたそうですから、やはりその血の

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