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Gershwin Piano Concerto, Saint-Saens Piano Concerto No, 5, : S.Richter, Eschenbach / Stuttgart Radio Symphony Orchestra (1993)

Gershwin (1898-1937)

User Review :4.0
(6)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
93707
Number of Discs
:
1
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

Camille Saint-Saens: Piano Concerto No. 5 in F major, Op. 103 "Egyptian"
George Gershwin: Piano Concerto in F

Swjatoslaw Richter, piano
Radio-Sinfonieorchester Stuttgart des SW / Christoph Eschenbach, conductor

Live Recording: Schwetzingen Festival, 30/05/1993

This recording of the 1993 Schwetzingen Festival has already achieved cult status. The then 78-year-old Sviatoslav Richter plays for the first and last time in public Gershwin's jazzy "Concerto in F". Gershwin's works had always been suspect under the Soviet regime. All the more surprising was Richter's decision to perform this work in his maturity. Needless to say, Richter never made a formal, studio recording of this work. It is not only a unique recording, but also a document of Richter's expansive interest in all musical repertoires than came under his purview.
.
The Fifth Piano Concerto by Camille Saint-Saens was eclipsed by the same composer's more popular "Second" Concerto throughout Richter's performing career. With the exception for one Melodyia LP, he never again recorded this work and there is no record that he ever again performed it internationally.
With this concert, there can be no dispute that we are dealing with a program of real rarity. To sum up, this CD not only for admirers of this great pianist, but is an exciting contemporary document of a great musicians artistic preoccupations late in his career. ( Hanssler )

Track List   

  • 01. I. Allegro animato
  • 02. II. Andante
  • 03. III. Molto allegro
  • 04. I. Allegro moderato - Cantabile - Poco meno scherzando
  • 05. II. Andante con moto
  • 06. III. Allegro con brio

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Comprehensive Evaluation

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わたしは大まじめにガーシュインを聴きまし...

投稿日:2011/05/19 (木)

わたしは大まじめにガーシュインを聴きました。そして驚きました。ピアノの冒頭のフレーズの音階のあまりの美しさに。ハナからけなすものでもないです。リヒテルは曲と作曲者に絶大な敬意を払って演奏しています。堂々たる後期ロマン派風の「傑作」です。ヤマハの音はまろやか、オーケストレーションだって堂にいっている。正直、驚きました。ガーシュウィンが仮にヨーロッパに生まれてくれば、天才作曲家と言われたのに…と本当に思います。少なくともわたしのアメリカ音楽に関しての考え方は大いに変りました。単に先入観に支配されているだけではないか、と。アイヴスやケージもいれば、グローフェ、コープランド、バーバー…、皆食わず嫌いではなかったと。あれだけの優秀オケがたくさんあって、多分今日も自国の作曲家に夥しい委嘱作品をかいてもらっているに違いないのです。ジャズというのは、日本でいう演歌や民謡のようなものではないかとワタシはカネがね思っています。無論反論はありましょう。ただし何も先入観に左右されることもない。スゥイングがどうのこうのというのは副次的なこと。ドイツ音楽が唯一のクラシックではないのですから。ましてやブーレーズやシュットックハウゼンだけが、「前衛」の筈もない。虚心?に帰ればいろいろな「発見」があるものですね。

ako さん | 神奈川県 | 不明

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「権利関係のせいで回収」までされたもの、...

投稿日:2010/11/21 (日)

「権利関係のせいで回収」までされたもの、とは具体的になにがあったのでしょうか。というのは、以前S堂が無料配布していた月刊誌に、リヒテル自身からテープを渡されて、製品化販売の許可を与えられたV社のプロデューサーのいきさつその他の記事が掲載されていて、申し出には天にも昇る心地だったが、販売権利のギャランティの高額を予想して躊躇していたら、リヒテル自身が怒り出し・・ということでした。結果は契約成って、例の「平均律」を含む七巻の「巨匠リヒテルの遺産」として販売されたのでした。このサン=サーンス、ガーシュウィンはそのなかの一巻です。解説書の製作も含め、リヒテルに対する感謝と尊敬を表す努力がなされた製品でした。私はファンですから、専用ピアノほかを提供されたヤマハの人たちに対しても、ですが、やはり嬉しいことでした。ご本人はジャズを弾くこともあったそうです。アフリカ系米人やバーンスタインのようには響かない、と言われても、そんなことは始めから分かっていることで、そんな風に弾けたら、まるでお化け。アメリカ嫌いだったという人がアメリカ音楽を弾く、その方が興味深々です。いつものように繰り返し(わかるまで)聴いていきます。

JCS さん | 神奈川県 | 不明

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ロシア物とドイツ物には定評のあるリヒテル...

投稿日:2010/05/30 (日)

ロシア物とドイツ物には定評のあるリヒテルだが、米・仏の協奏曲、しかも最晩年でシュヴェツィンゲン音楽祭での録音という興味もあり、購入してみたのだが。 結論から言うと、やはり年齢による衰えは隠せない。特に速度はどうしても限界があるのだろう。サン=サーンス5番はまだしも、ガーシュウィンは極端に言えば「もみじマークを付けてアメ車をトロトロ走らせている」感じ。この曲の特徴であるチャールストンやフォックストロットのリズムがほとんど死んでいる。特に第3楽章が顕著だ。若き日にプロコの7番ソナタなど荒々しいパッセージも得意とした面影はいずこ? オケも時に戸惑い気味で、双方とも「ノリ」が感じられない。この曲の定番であるプレヴィンや、若手気鋭のP.ヤブロンスキーの盤と比較すると、「えっ、これがガーシュウィン?」とさえ言いたくなる。 でも、喜寿を超えて定番以外のレパートリーをコンサートで演奏するという気迫は凄い。コンサートで実演されたのなら、終了後の拍手も収録して欲しかったところ。そうすれば演奏内容はともかく、また違った感慨を呼び起こすであろう。

V.P さん | 奈良県 | 不明

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