Violin Concerto, Suite, etc : Benjamin Schmid(Vn)Seiji Ozawa / Vienna Philharmonic

コルンゴルト：ヴァイオリン協奏曲、組曲
ベンヤミン・シュミット、小澤征爾＆ウィーン・フィル

2004年のザルツブルク音楽祭のライヴ録音。ベンヤミン・シュミットと小澤征爾のコラボレーションから生まれた極上のコルンゴルト。このアルバムは長らく生産中止となっていましたが、ようやく再プレスが完了しました（右の画像は旧盤のジャケット）。
　ハイフェッツのために書かれ初演されたコルンゴルトのヴァイオリン協奏曲は、ハイフェッツ以後のヴァイオリニストの重要な協奏曲レパートリーとなっています。ここでシュミットは、後期ロマン派音楽で抜群の能力を発揮する小澤と、国立歌劇場のピットでオペラ『死の都』などの演奏でコルンゴルトの音楽を知り尽くしているウィーン・フィルの最高のサポートに支えられ、理想的な名演を繰り広げています。
　また、2つの組曲もコルンゴルトを知るための絶好の作品。世紀末ウィーンの香りを色濃く漂わせています。 （輸入元情報）

【収録情報】
コルンゴルト：
● ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35

　ベンヤミン・シュミット（ヴァイオリン）
　ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
　小澤征爾（指揮）

　録音時期：2004年7月24日
　録音場所：ザルツブルク、祝祭大劇場
　録音方式：ステレオ（デジタル／ライヴ）

● 歌劇『ヘリアーネの奇跡』 Op.20〜ヘリアーネの歌（ヴァイオリンとピアノ編）
● 組曲『空騒ぎ』 Op.11（花嫁の部屋の乙女／ドグベリーとヴァージェス／庭園の情景／仮面舞踏会）

　ダヴィッド・フリューヴィルト（ヴァイオリン）
　ヘンリー・ジークフリートソン（ピアノ）

　録音時期：2004年8月1日
　録音場所：ザルツブルク、モーツァルテウム
　録音方式：ステレオ（デジタル／ライヴ）

● 組曲 Op.23〜2台のヴァイオリン、チェロ、左手ピアノのための（前奏曲とフーガ／ワルツ／グロテスク／歌／ロンド - 終曲）

　ベンヤミン・シュミット（ヴァイオリン）
　ハンナ・ヴァインマイスター（ヴァイオリン）
　クヴィリーネ・フィールゼン（チェロ）
　ジルケ・アヴェンハウス（ピアノ）

　録音時期：2004年8月12日
　録音場所：ザルツブルク、モーツァルテウム
　録音方式：ステレオ（デジタル／ライヴ）