おバカで単純なふりして実は深い、暑苦しいようで実は繊細で優しい、サンボマスターはきっとシャイなのでしょう。 本音をストレートに出すのではなくちょっとひねくれた感じで出してきます。 それが味で、噛めば噛むほど滋味が広がります。 長くつきあえる素晴らしい盤です。

「できっこないを やらなくちゃ」という曲がお気に入りです。日々 忙しい中で疲れたり、壁に当たったりしたときにこの曲を聞いて、励まされます。また、ベストアルバムなので素敵な曲もたくさんです。

友人から緊急連絡!!!「サンボの最新アルバム「キックの鬼」が特典でついてくる!!!!!!」なんだとおおおおおおおおお!!!!!!!??????たった今、このhmvで確認したぜ!!!!!!!!感極まってしまわって(byNHK「トップランナー」)思わずカンフーロック!!!!!!!!いや､これで初めて聞くんだけど。品切れにならないでくれよ!!!!!!!!

やっぱ「Iloveyou＆Ineedyou ふくしま」がこのアルバムの、今のサンボマスターの全てだと思う。実際には行けなかったが、LIVE福島のサンボのライブをyoutubeで見るたびに涙が止まらない。ロックンロールは出来るんです。そして「ロックンロール イズ ノットデッド」

とにかくロックンロールにこだわるサンボマスターが、エレキではなくアコギを持って自身の名曲達をどう歌うのかが知りたくて購入。シングル曲は今までのサンボマスターにはなかった引き出し。たまにはいいけどやっぱサンボマスターと言えば暑苦しいほどのメッセージをギターの轟音を共に響かせるのが個人的には好き。いつまでも小さくまとまらず夢とスケールの大きなバンドでいてほしい。

何度でも聴き返したくなる、トゲトゲしてて、あったかいアルバムでした(^O^)

【いまいち】にしてしまい心苦しくなった。飽きずに聴き続けられる（2ndの次に良いとは思う）、これはこれで素敵だ。むしろ、成長する事を受入れず、分ったような大人にはならない、のもサンボらしいのかも知れない（ぶっ飛ばすだけじゃない部分はもっと出して来てもらいたいけどネ）。今後も期待している。

みうらじゅんディラン本で山口に「カントリー演っちゃえば」みたいに言っている。笑いに包んでいたがこれは実はみうら氏のかなり本心をサンボに投げかけている、ように思えた。山口氏は「ロック」を信じようとするあまりに、逆にその才能を狭いカテゴリーに押込め、必要以上に飛ばす一方の「ロック」をし過ぎている、サンボが何処か空回りをし始めている。。。音楽的広がりをバンドとして試みても良い時期に入っているようには思える。その熱さのままに、常に違った音楽的アプローチは期待したい。

ロック選抜ツアーの勢い(と多少の疲れ)が見える。が光る曲多数。 1st,2nd,3rdと次々と金字塔を打ち立ててきたサンボ。今回は最高傑作というよりは心のアルバム。心のどこかでほっとけないアルバム。ちなみに本作のツアーで山口さんはギターを数種類使い分けている。 疾走感のある曲を速射砲のように繰り出すさまは、エルヴィス・コステロの同じく4作目『Get Happy』を思い出す。

正直なところ、1st,2ndには及ばない。日本のバンドには稀有な横ノリのグルーブも薄れてしまった。　けど、今のサンボマスターがここにある。　今までより、優しく、包み込むような歌がある。 次のアルバムにも期待している。