William Shakespeare / Kazuko Matsuoka

Individuals/organizations Page

Books

シェイクスピア全集 2 ロミオとジュリエット ちくま文庫

William Shakespeare / Kazuko Matsuoka

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480033024
ISBN 10 : 4480033025
Format
Books
Publisher
Release Date
April/1996
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • KAZOO

    松岡さんの訳による2冊目です。4大悲劇のひとつです。松岡さんの訳は読んでいても小気味よさがよく表れているように感じます。いろいろ意味を持たせる表現やセリフがありそれをうまく書かれています。若干喜劇的なところもあったりします。このセリフを読むにつれ、うまくあまり長くない劇にまとめたという感じがします。

  • クプクプ

    シェイクスピアは新潮文庫で数冊読んだだけでしたが、ある雑誌の記事の情報から、ちくま文庫の松岡和子さんの訳がいいと知り手にとりました。注釈が本文と同じページに書いてあるので理解しやすかったです。現在より科学が発達していない昔は縁起のいい植物などを信じていたと知りました。私は本来、物語の登場人物に感情移入する方ではないですが、ロミオとジュリエットの恋には胸が熱くなりました。しばらく松岡和子さんの訳でシェイクスピアを楽しみたいです。

  • 絹恵

    地上の星に手を伸ばすような恋をしていました。美しい部分ばかりが切り取られる悲劇だけれど、退屈な恋愛よりも面白い面倒くささを楽しむものだと思います。そして血を贖えるのは血しかないという運命を突き付けています。仇の子供たちの恋はあまりにも刹那的で、それは現代の若さゆえの悲劇だとも言えると思いました。

  • 鐵太郎

    久しぶりに再読。今回は松岡和子さんの訳。読み返してみて、悲劇の要素はあまり感じられなかったのが不思議。それより感じたのは、無軌道・無責任な若者の思慮の浅い暴走と、修道僧ロレンスの謎。悲劇としては小粒なかんじ。 ──二人も殺したロミオの罪をまず掲げるべきだと思うけど、ジュリエットも間抜け。魔術師めいたロレンスは、修道僧であるのなら婚姻を司る権限はないのでは、彼は司祭の資格を持っていたのか、などと考えたけど、指摘する人はいないようなので違うのかな。

  • 歩月るな

    ロミオとジュリエット。不運な歯車の巡り合わせによる悲劇に何とも言えない後味。それにしてもコミカルな会話が活き活きとしていて鮮烈。マキューシオの猥雑さ、とはいえ圧倒的な会話のセンス、こりゃたしかに完全に喜劇だ。マキューシオの死は伝えられるだけだけど死に向かう前の咆え様と来たら清々しいほどである。「大した傷じゃない」「ああ、井戸ほどは深くはない」演じ方によってはよほど滑稽、されど真剣。マキューシオはほんとうに魅力的なキャラクターである。訳者解説にある演目、吉田鋼太郎マキューシオか、良い役だったんだろうなぁ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items