William Shakespeare / Kazuko Matsuoka

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シェイクスピア全集 4 夏の夜の夢 間違いの喜劇 ちくま文庫

William Shakespeare / Kazuko Matsuoka

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480033048
ISBN 10 : 4480033041
Format
Books
Publisher
Release Date
April/1997
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

妖精の王とその后のけんかに巻き込まれて、妖精パックがほれ薬を誤用したために、思いがけない食い違いの生じた恋人たち―妖精と人間が展開する幻想喜劇『夏の夜の夢』。ほかに、2組の双子の兄弟が取り違えられることから生じる混乱のおもしろさの中に、ロマンスや、離別した一族の再開という要素を加えて展開する『間違いの喜劇』を収める。

【著者紹介】
W.シェイクスピア : 1564‐1616。イギリスの劇作家・詩人。悲劇喜劇史劇をふくむ36編の脚本と154編からなる14行詩(ソネット)を書いた。その作品の言語的豊かさ、演劇的世界観・人間像は現代においてもなお、魅力を持ち続けている

松岡和子 : 1942年、旧満州新京生まれ。東京女子大学英文科卒業。東京大学大学院修士課程修了。翻訳家・演劇評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ケイ

    シェイクスピア喜劇の中でも、これは飛び抜けて傑作ね。表紙がまた意味深。途中の劇中劇の台詞。「恋する者、気の狂った者は、頭の中が煮えたぎり、ありもしないものを空想する」唸る…、確かにそう、そして覚めた時にがっかりするのは恋する者たち。詩人が恋人を褒め称える言葉は美しく、また普遍性があっても、恋人の美しさは主観的で、一過性のもの。私の恋はそんなことはないと言う人は、ありもしない空想をしているに過ぎないのよ。でも、その空想が一生続けばもうけもん。『間違いの喜劇』のこんがらがった感じは、行き違い感が楽しすぎ。

  • クプクプ

    シェイクスピアといえば「夏の夜の夢」だろうと思い読みました。人間以外のものも登場し言葉を話すというオシャレでユーモアのある作品だと感じました。女性は告白されるように出来ている、告白するようには出来ていない、というセリフは当たっていると感じました。一度読んだだけでは物語の構成は把握出来ませんが、松岡和子さんの訳のシェイクスピアは癖になる感じがいいですね。

  • KAZOO

    松岡版シェイクスピアの「夏の夜の夢・間違いの喜劇」です。「間違いの喜劇」が最初の訳のようです。喜劇のほうが松岡さんの特徴がよく表れている感じがします。非常に小気味よいリズムで読ませてくれます。ほかの訳者さんとは若干異なる感じがします。

  • 優希

    『間違いの喜劇』が読みたくて。2組の双子のドタバタ喜劇でした。まわりが気がつかず、互いに何故このようなことが起きているのかが分からないのが痛快です。間違いの連続で読ませますが、アンティフォラスとドローミオの兄弟の行動は気を抜いてしまうとどちらの行動か分からなくなりますね。33年経った双子を妻まで間違うのですから面白いですね。離別した一族との再会という要素があるのが少し感動的でしたが、最後までゴタゴタしていたのが面白かったです。

  • yumiha

    いわゆる四大悲劇の後は、気分転換に喜劇をチョイス。有名な「夏の夜の夢」は、いたずら妖精パットのせいで、ややこしい混乱に振り回される人間たちと妖精。昔々のこととは言えども、娘の生殺与奪権を父親が握ってるとか、「女は言い寄られるもの」とか、当時の方々は共感されていたのだろうねぇ…。「間違いの喜劇」は双子の主従がそれぞれ入り混じる混乱に加えて、訳者が楽しんだと思われる言葉遊びのセリフ多々。観客席の笑い声が聞こえそう。

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