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Sibelius Symphony No.5 (1988), Stravinsky Firebird (1982): Sergiu Celibidache / Munich Philharmonic

Sibelius (1865-1957)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
5452356025
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


チェリビダッケの未発表ライヴ録音登場!
テンポを大きく振幅させ、鋭い響で感情表現させたシベリウス、
独特なリズムによるダイナミックな『火の鳥』


ミュンヘン・フィルとセルジウ・チェリビダッケによる素晴らしい遺産が、また「ミュンヘン・フィル・レーベル」より発売となります。1979年6月に首席指揮者に就任し、17年間この地位を務めたチェリビダッケ。今日のミュンヘン・フィルの世界的な名声を築いた、オーケストラを作る上で不可欠な要素でした。そして、今日ミュンヘン・フィルは国際的に高く評価されるオーケストラとなっています。
 この発売のために、ミュンヘン・フィルとバイエルン放送所蔵のオリジナルのアナログ・マスターテープから24bitデジタル変換(ストラヴィンスキー)、デジタル・マスターテープより24bitにコンバート(シベリウス)し、24bit/96kHzリマスターを行い、さらに最近「ECM」の監修の下でマスタリングを担当し、キース・ジャレットの諸作にかかわってきたエンジニア、クリストフ・スティッケル氏が最終マスタリングを担当。またその際にミュンヘン・フィル楽団員も立ち会い、会場の音のリアリティさを実現しています。
 チェリビダッケはコンサートのその場こそ有効な音楽であるとし、例外を除きレコード用の録音は行われませんでしたが、チェリビダッケが演奏の際に、特に注意を払っていたという楽器間のバランスなどをできるだけ再現が可能となり、ライヴの緊迫感ある演奏が甦っています。(輸入元情報)

【収録曲】
1. シベリウス:交響曲第5番変ホ長調 Op.82

 I. Tempo molto moderato - Largamente - Allegro moderato - Presto(15:52)
 II. Andante mosso, quasi allegretto(09:04)
 III. Allegro molto - Misterioso - Un pochettino largamente - Largamente assai(10:48)
 拍手(01:30)

2. ストラヴィンスキー:組曲『火の鳥』(1919年版)
 I. 導入部 - 火の鳥の踊り(06:24)
 II. 王女たちのロンド(ホロヴォード)(06:05)
 III. 魔王カスチェイの凶悪な踊り(04:48)
 IV. 子守歌(04:14)
 V. 終曲(03:40)
 拍手(01:01)

 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
 セルジウ・チェリビダッケ(指揮)

 録音時期:1988年3月26日(1)、1982年10月28日(2)
 録音場所:ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー(1)、ヘルクレスザール(2)
 録音方式:ステレオ(ライヴ)

 日本語解説・日本語帯付き(ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ)
 鈴木淳史氏による書き下ろし解説付き(輸入元情報)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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チェリビダッケ/ミュンヘン・フィルの実演...

投稿日:2022/06/14 (火)

チェリビダッケ/ミュンヘン・フィルの実演に接した時は「凄い演奏を聴いた」という感激ひとしおだった。ところが没後出たCD、BDからあの感動は得られない。スケールは大きいがどこか間延びした演奏に聴こえるのだ。思うに、チェリビダッケは場、空間を支配する天才だった。単にオケのピッチが合っているという話ではなく、これから凄い演奏をするぞという圧のようなものがあり、聴き手はその空気にのまれてしまった。パルシファルの聖杯の儀式みたいなものだ。録音ではその空気感が伝わらない。いつのまにかチェリビダッケ/ミュンヘン・フィルのワーナーセットは激安となり、更に中古も一杯という状況だ。さて、今回のシベリウス。そういう前提を差し引いてもかなりの出来だと思う。鈴木淳史氏が「異形のシベリウス」とさかんに書いているが、全然異形ではない。テンポは遅いが驚くほどではないし、シベリウスから離れた部分は全くない。ミュンヘン・フィルの上質なサウンドでスケール大きい5番が楽しめる。そして、その演奏はチェリビダッケが批判して止まなかったカラヤン/ベルリン・フィルのEMI盤に似ている。オーラが抜けると両者は意外に芸術性が近い部分があるのかもしれず、チェリもそれを悟り録音の発売を頑なに拒んだのかもしれない。

フォアグラ さん | 愛知県 | 不明

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