シュミット、フランツ(1874-1939)

人物・団体ページへ

CD 輸入盤

フランツ・シュミット:交響曲第2番、R.シュトラウス:炉端のまどろみ セミョン・ビシュコフ&ウィーン・フィル

シュミット、フランツ(1874-1939)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88985355522
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


フランツ・シュミット:交響曲第2番、R.シュトラウス:炉端のまどろみ
セミョン・ビシュコフ&ウィーン・フィル


再評価が進む後期ロマン派最後の大交響曲。ブルックナーとブラームスの衣鉢を受け継ぐフランツ・シュミットの最高傑作をビシュコフとウィーン・フィルが精魂傾けて描き出します。
 近年再評価が急速に進みつつあるオーストリアの作曲家フランツ・シュミットは、シェーンベルクと同年生まれながら、ブルックナーとブラームスの伝統を受け継ぐ重厚な後期ロマン派的な作風で知られています。マーラー時代のウィーン・フィルのチェリストをつとめ、1927年からはウィーン音楽アカデミー院長に就任し、オーストリア音楽界に多大な足跡を残しました。昔から間奏曲が有名なオペラ『ノートル・ダム』、ヨハネの黙示録に基づくオラトリオ『7つの封印の書』のほか、4曲残された交響曲は近年演奏・録音の機会が増えており、中でも1911/13年に書かれたこの交響曲第2番は8本のホルンや打楽器を含む巨大編成で知られ、3つの楽章がモットー主題で結びつけられ、ナイーヴな抒情性・和声の繊細な変化が美しく、さらに変奏曲形式の第2楽章はスケルツォとトリオが内包されるという個性的な構成です。初演の1年後にワインガルトナー指揮によって取り上げて以来、作曲者自身のほかさまざまな名匠とともにこの曲を演奏してきたウィーン・フィルが、巨匠セミョン・ビシュコフと2015年に定期のほかヨーロッパ・ツアーで集中的に取り上げて絶賛を博した時の記録です。
 カップリングはやはりウィーンと所縁の深いR.シュトラウスが1923年に書いたオペラ『インテルメッツォ』の間奏曲『炉端のまどろみ』です。
 セミョン・ビシュコフは1952年レニングラード生まれ。レニングラード音楽院でムーシンに師事。1973年、ラフマニノフ指揮者コンクール優勝。1980年に渡米し、バッファロー・フィル音楽監督、パリ管音楽監督、ドレスデン州立歌劇場首席指揮者、ケルン放送響首席指揮者を歴任。ウィーン・フィルにも定期的に客演しています。(輸入元情報)

【収録情報】
● フランツ・シュミット:交響曲第2番変ホ長調 (1914)
● リヒャルト・シュトラウス:炉端のまどろみ(歌劇『インテルメッツォ』 op.72より) (1923)


 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 セミョン・ビシュコフ(指揮)

 録音時期:2015年9月1-4日
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
シュミットといえば、第4交響曲と「七つの...

投稿日:2017/06/22 (木)

シュミットといえば、第4交響曲と「七つの封印の書」が有名だが、メロディー・センスのない人だけに深刻な曲想の作品は正直かったるい。その点この第2交響曲は明るい曲調であり、メロディーが明確でなくてもはるかに聴きやすい。といってもかなり錯綜しているが。こういったロマン派終末期の爛熟した曲を振るなら、現在ビシュコフほど適任の人はいないのではないか。ティーレマンならもう少し骨ばったものになるだろうしパーヴォ・ヤルヴィならスリムになりすぎるかもしれないが、ビシュコフはウィーン・フィルの機能を最大限に活かし濃厚かつ分かりやすい演奏を実現している。ムジークフェラインでのセッション録音の割には音がもう一つなのが惜しいが、後期ロマン派ファンにはお勧めしたいし、今指揮者として絶頂期を迎えているビシュコフの録音の継続も期待したい。

フォアグラ さん | 愛知県 | 不明

2

シュミット、フランツ(1874-1939)に関連するトピックス

交響曲 に関連する商品情報

おすすめの商品