シューベルト(1797-1828)

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CD 輸入盤

交響曲第9番『グレート』、第8番『未完成』 フィリップ・ジョルダン&ウィーン交響楽団

シューベルト(1797-1828)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WS009
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


シューベルト:交響曲第9番『グレート』、第8番『未完成』
フィリップ・ジョルダン&ウィーン交響楽団


プロ・デビュー20年のベテラン指揮者、フィリップ・ジョルダンが首席指揮者を務めるウィーン交響楽団を指揮してシューベルトの『未完成』と『グレート』を録音しました。
 本拠地ムジークフェラインザールでのセッション録音で、楽器配置はヴァイオリン両翼&コントラバス後部横一列型という、ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートでもおなじみのスタイルとなっています。楽器編成の方も、昔のようにむやみに増員したりせず、楽譜に準拠したサウンドの追及をおこなっており、初期ロマン派作品にふさわしい、やや速めの引き締まった音楽づくりをベースに、抒情的な表現なども美しく展開。ちなみに『グレート』の最後はディミヌエンドで丁寧に終わっています。

【プロフィール】
1974年に名指揮者アルミン・ジョルダンの息子としてチューリヒに誕生。幼少期からヴァイオリンとピアノを習い始め、16歳からはチューリヒ音楽院で理論やピアノを学んでおり、さらにジェフリー・テイトがシャトレ座でおこなった『ニーベルングの指環』全曲上演でアシスタントをつとめるなどして早くから経験を積んでいます(ちなみにそのジェフリー・テイトは、ブーレーズがバイロイトで『ニーベルングの指環』を全曲上演した際のアシスタントでもありました)。
 フィリップ・ジョルダンのプロとしてのキャリアは、1994年、南ドイツのウルム州立劇場カペルマイスターとして始まり、翌年のブリュッセルのモネ劇場客演を皮切りに、パリ、ウィーン、ドレスデン、ジェネーヴの劇場にも出演しています。
 その後、2001年にグラーツ歌劇場の首席指揮者となり、2009年にはパリ国立オペラ座の音楽監督に就任、その間、英米のオペラハウスにもデビューして名声を世界的なものとし、パリ国立オペラ座での実績も着々と積み上げて、現在では2018年までの契約延長が決まっているといいますから、その人気にはかなりのものがありますし、さらに2014年にはウィーン交響楽団首席指揮者に就任しています。(HMV)

【収録情報】
シューベルト:
● 交響曲第9(8)番ハ長調 D.944『グレート』
● 交響曲第8(7)番ロ短調 D.759『未完成』


 ウィーン交響楽団
 フィリップ・ジョルダン(指揮)

 録音時期:2015年4月11-12日(グレート)、2014年11月15-16日(未完成)
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)


収録曲   

ユーザーレビュー

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未来の記憶を掘り起こしたシューベルト 失...

投稿日:2017/04/25 (火)

未来の記憶を掘り起こしたシューベルト 失われた未来に鳴り響いたであろう幻の交響曲の予兆を聴く思いに捉われていた ピリオド演奏の探求の旅を経て尚大オーケストラで挑むシューベルトは斯くあろうと頷いた シューベルトが無意識のうちに思い描いていた交響曲の未来はある意味でブルックナーに至って具現したが シューベルトがベートーヴェンの寿命と同程度の時間を生きられたら 交響曲の未来は全く違ったものになっただろう それはシューベルトが残した最後の交響曲群の書法を受け継いだ者がいないことで明らかだ 未だ聞かれず永遠に聞けない音楽をわたしはいつも空想している シューベルトの「グレート」「未完成」にはそういう愉しみ方もある フィリップにアルミンの残影を見るか否かは別の話だ スイス出身か否かもシューベルトの前では意味をなさない そこには音楽家が夢見またいつ果てるともなく続く幻想のFieldが広がっている ロマン主義とは一線を画すロマンチシズムの風がいつも吹いている この広野を通らずして音楽の未来はない ご一聴を  

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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若手の注目株P.ジョルダンということで期待...

投稿日:2016/03/01 (火)

若手の注目株P.ジョルダンということで期待して聞いた。スイスとはそういう血なのか、ぼくにはアンセルメに聞こえてしまった(又はシェイナ)。これにヤンソンスのしなやかさが加わる印象だ。とにかく演奏は特徴的なアクセントやクレシェンド施し、テヌートを駆使して響きは引き締める。まるでクライツベルクのパントマイム風指揮をそのまま音化したかのようだ。しかしクライツベルクのような流麗さや厳しさはなく、とてもいびつな感は拭えない。音の形はとてもシェイプされているが、響きと言った点ではどうだろうか。提示部と再現部だけ取ったとしても、同じ響きで進むのには飽きてくる。3楽章もそうだが、トリオに入っても同じ調理法だ。P.ジョルダンはオペラ指揮者としては間違いなく有能で、特にワーグナーについては大技小技を用いて真髄を我々に叩き付ける。それほどの指揮者なので、コンサートにおいては今後に期待だ。

宇野珍会長 さん | 埼玉県 | 不明

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大変美しい演奏。指揮者の音楽的センスが光...

投稿日:2016/02/12 (金)

大変美しい演奏。指揮者の音楽的センスが光っている。こんな粋なシューベルトは初めて聴く。さすがはウィーンの人々に認められるだけのことはある。今後の活躍が楽しみだ。日本でもいつか認められるだろう。

ルートヴィッヒ さん | 大阪府 | 不明

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