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ブラック・スクリーム 上 文春文庫

Jeffery Deaver

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167917906
ISBN 10 : 4167917904
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

NYの路上で男性が拉致された。ほどなく、監禁された姿が動画サイトにアップされる。被害者の苦痛のうめきをサンプリングした音楽とともに―。アップロードした主は自称「作曲家」。科学捜査の天才リンカーン・ライムはすぐさま監禁場所を割り出す。しかし犯人はイタリアへ逃亡。ライムたちも後を追って、ナポリへ向かう。

【著者紹介】
ジェフリー ディーヴァー : 1950年、シカゴ生まれ。ミズーリ大学でジャーナリズムを専攻。雑誌記者、弁護士を経て40歳でフルタイムの小説家となる。科学捜査の天才リンカーン・ライムのシリーズ(『ボーン・コレクター』他)や“人間嘘発見器”キャサリン・ダンスのシリーズ(『スリーピング・ドール』他)は全世界でベストセラーになっている。ノンシリーズ長編小説、短編小説など人気作品も多数刊行

池田真紀子 : 1966年、東京都生まれ。上智大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Tetchy

    今回の敵コンポーザーを追ってリンカーン・ライムたちは一路イタリアへ!なんとシリーズ第1作『ボーン・コレクター』がイタリア語で出版されており、そのファンからサインを頼まれるシーンがある。これは作者が経験した事だろうが、まさか主人公本人がサインに担ぎ出されるとは憎い演出をするものだ。またアメリカとイタリアとの捜査方法の違いも興味深い。組織構成や慣習だけでなく、長い歴史も彼らの前に立ち塞がる。敵はコンポーザーだけでなく遺跡の数々が現代科学捜査の障壁になるとは。本当に毎回色んな趣向を盛り込んでくれるものだ。

  • future4227

    リンカーン・ライムシリーズ13作目。やっとリンカーンとアメリアが結婚かと思いきや誘拐事件発生。今度の犯人は音に異常なまでの執着をみせる「コンポーザー」。じわじわと死に至る仕掛けを施し動画をアップする犯人。被害者はまだ生きている!果たして救えるか?犯行はイタリアへも拡大。二人はイタリアで捜査に協力?いや、しゃしゃり出る。二人をなんとか捜査に関わらせないように権力を振りかざすイタリアの担当検事がムカつくわー。そんな圧力をものともせず、イタリアの街をF1ばりのスピードとテクニックで爆走するアメリアはカッコいい。

  • ぶんぶん

    【図書館】ニューヨークで拉致事件が発生、ほどなく、監禁され被害者の苦鳴が音楽になるビデオがアップロードされた。 投稿者は「コンポーザー=作曲家」、ライムたちは捜査にかかるが、いち早く海外に逃亡。 ライムたちも犯人を追ってナポリに飛ぶが、勝手知らない他国での捜査が始まる。 果たして犯人はどんな手かがりを残してくれるか・・・急いで「下巻」に。

  • ひさか

    2017年4月発表のThe Burial Hourを翻訳して、2018年10月文藝春秋刊。2分冊して2021年11月文春文庫化。シリーズ13作目。長い。上巻で飽きてしまいました。下巻へ進みます。

  • 大奥のじぃ

    リンカーンシリーズ13作目。今回は海外編、「欧州難民危機」と呼ばれたシリア、エジプト北アフリカなどからイタリアに逃げてきた移民、難民問題がテーマである。その闇が広がる中をアメリアが疾走しリンカーンが思考を巡らしトムがポイントを押さえシナリオは進行していく。美しいイタリアの街並みを背景に下巻へ。 慣れ親しんだシリーズは味わい深い。

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