ジョン・ウォーターズ

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ジョン・ウォーターズの悪趣味映画作法

ジョン・ウォーターズ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784791767854
ISBN 10 : 4791767853
フォーマット
出版社
発行年月
2014年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19

内容詳細

伝説のカルト映画『ピンク・フラミンゴ』で俗悪と不潔の限りを尽くし、不世出の倒錯女王ディヴァインを世に知らしめた「悪趣味の帝王」が、みずからの生い立ちを語り、「おいしい悪趣味」の作り方を指南する、究極のレシピ本。

目次 : 世界一不潔な人々/ 暴力が好きなわけ/ ぼったくりどん百姓/ ボルチモア―世界のヘア・スタイルの首都/ フィメール・トラブル/ 裁判のすべて/ キャスティング/ 世界一の美女/ デスペレート・リビング/ イディス・マッセイ、エッグ・レディ/ 二大巨匠―ラス・メイヤー/ハーシェル・ゴードン・ルイス/ 有名、みたいな/ 親の顔が見たい

【著者紹介】
ジョン ウォーターズ : 1946年、米メリーランド州ボルチモアの家庭(中流の上)に生まれる。1965年ニューヨーク大学映画科に入学。しかし、ドラッグの所持で退学となり、ボルチモアに戻って本格的に映画制作を開始。1969年の初の16ミリ映画『モンド・トラッショ』を監督、それがプロの批評家たちの目にとまり、映画マニアのあいだに広まる。1972年には伝説的悪趣味映画『ピンク・フラミンゴ』を撮り、世界中にショックを与えた

柳下毅一郎 : 1963年生まれ。東京大学工学部卒。特殊翻訳家。多摩美術大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • たまきら さん

    自分が大学時代を過ごしたアメリカのへそ・ボルチモアを代表する、倒錯映画界の「ゲロの王子様」が書いた本です。スーパーでよく会いましたが、あのどこを見てるんだかわかんない目で一心に棚を眺めていて、存在自体が異質でおかしかったものです。でも彼を知らなくてもこの本楽しめます!ヒッピー全盛期のアメリカでウッドストックを憎み、パンクよりパンクだったミスフィッツ達の青春に笑いっぱなしでした。いや〜面白かった!ボルチモア、機会があればぜひ。あの髪型の人たちはもはや少ないですが、あとは記述とあまり変わらないですよ〜。

  • wasabi さん

    清く正しきバッドテイスト。映画を愛する全ての人に読んでほしい。「ぼくにとっては、悪趣味こそがエンターテイメントだ。ぼくの映画を見てゲロを吐く人がいたら、スタンディング・オヴェーションを受けたも同然。だけど忘れちゃならない。いい悪趣味と悪い悪趣味は別物なのだ」「辺鄙なところほど強い魅力を感じる。ニューヨークならどんなものにでも観客はいるだろう。だけどもし、そう、たとえばアラバマ州のモビールにファンがいれば、それは自分のやっていることがまちがってない証拠だ」

  • spokan さん

    図書館本。尊敬。 「予算が1万ドルしかなければ、何百万ドルあろうと他のスタジオでは絶対やらないことを観客に見せてやらねばならない。席を立つときにも喉に詰まってるような、どうしても忘れられない奴を。」 「ユーモアの楽しみがなかったら、人生なんて無に等しい。」 「ぼくにとっては、美とは一目見たら忘れられないことだ。安心する顔より、びっくりする奴の方がいい。」

  • 今寺 さん

    どうしようもないことしか書いてないのに、そこはかとなく品の良さが漂う文章が超好み。訳文のクオリティの素晴らしさは、さすが、特殊翻訳家だ。 破天荒すぎるジョン・ウォーターの生き様は、他人から見てどうこうじゃなくて、自分の価値観に殉じることの尊さを教えてくれる。やってることは悪趣味で下品だけど、ジョン・ウォーターその人の人格は清らかなんだろう。 もっと彼の映画も見てみたい。

  • yyg さん

    ジョン・ウォーターズの趣味・嗜好や初期作品の裏側についてがわかる本で、過激なことしかやってこなかったことが分かる本。普通の人がジョーン・ウォーターズになるのは難しい。

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