ジョン・グリシャム

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「グレート・ギャツビー」を追え

ジョン・グリシャム

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784120053412
ISBN 10 : 4120053415
フォーマット
出版社
発行年月
2020年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
413p;20

内容詳細

プリンストン大学図書館の厳重な警備を破り、フィッツジェラルドの直筆原稿が強奪された。消えた長編小説5作の保険金総額は2500万ドル。その行方を追う捜査線上に浮かんだブルース・ケーブルはフロリダで独立系書店を営む名物店主。「ベイ・ブックス」を情熱的に切り盛りするこの男には、希覯本収集家というもう一つの顔があった。真相を探るべく送り込まれたのは新進小説家のマーサー・マン。女性作家との“交流”にも積極的なブルースに近づき、秘密の核心に迫ろうとするが…。あのグリシャムの新たな魅力を楽しむ本好きのための快作!全米ベストセラー。

【著者紹介】
ジョン・グリシャム : 1955年アーカンソー州生まれ。野球選手になることを夢見て育つ。ロースクール卒業後、81年から十年にわたり刑事事件と人身傷害訴訟を専門に弁護士として活躍し、その間にミシシッピ州下院議員も務めた。89年『評決のとき』を出版。以後、数々の話題作を執筆。その作品は四十ヶ国語で翻訳出版されている

村上春樹 : 1949年生まれ。日本を代表する小説家であると同時に、翻訳者としてフィッツジェラルド、カーヴァー、チャンドラー等の作品を手がけてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    私は、ハルキストでも村上主義者でもありませんが、村上 春樹の翻訳物の新作もコンスタントに読んでいます。グレート・ギャツビー×ジョン・グリシャム×村上 春樹ということで期待して読みましたが、ミステリとしては今一、ジョン・グリシャムはやはり法廷物が良いのではないでしょうか。稀覯本好きの人は多少楽しめると思いますが・・・

  • パトラッシュ さん

    愛書家や古書がテーマのミステリはいろいろあるが、フィッツジェラルドの原稿盗難を巡るミステリとは面白い。これにアメリカの作家や書店業界の知られざる蘊蓄をたっぷり混ぜて、肩の凝らない読み物に仕立てたのはベテランの腕か。村上春樹さんも自分の訳した大好きな作家絡みの話なので、楽しんで訳しているのがわかる。ただ法廷も弁護士も出てこず、グリシャム最大の魅力であるどんでん返しや法廷での論争がなかったのは残念。金持ちで女好きで危険を追い求める主人公ブルースの肖像も、いかにも底が浅い。残念だが著者の傑作とは言えないだろう。

  • buchipanda3 さん

    グリシャムを村上春樹が翻訳という組み合わせはちょっと意外かなと思ったが、フィッツジェラルドが題材だとかアメリカの書店や作家事情などが描かれるなど、何となく合点しながら楽しんで読めた。物語は若手の女性作家マーサーと希覯本蒐集家でもある書店経営者の男性ブルースの関係が中心となる。作家として自信を無くしているマーサーが、彼女にとって魅力的に映るブルースに対してどう行動するか気になって、どんどんページが捲れていった。ブルースも単なる手際のいい色男というだけではない興味深い奴だったなあと。確かに彼が主人公だった。

  • Kei さん

    グリシャム、村上春樹訳、ギャツビーとくれば、恐ろしく期待します。ただ、やはり、グリシャムは、白石訳かな?少し違和感あり。弁護士の出てこないグリシャム。フィツジェラルドとは縁遠いと思われていたグリシャム。の、ミステリー、新鮮ではありました。アメリカの書店経営やブックコレクターなどのサイドストリーも興味深かったです。

  • とも さん

    とてもオシャレで素敵だった。 アメリカの南のビーチの雰囲気、空気感は感じることができた。フロリダに行ってみないと分からない空気感や文化、環境の細かなニュアンスも沢山あるんだろうなぁ。 フロリダ行ってみたい。

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ジョン・グリシャム

1955年アーカンソー州生まれ。野球選手になることを夢見て育つ。ロースクール卒業後、81年から十年にわたり刑事事件と人身傷害訴訟を専門に弁護士として活躍し、その間にミシシッピ州下院議員も務めた。89年『評決のとき』を出版。以後、『法律事務所』『ペリカン文書』『依頼人』『危険な弁護士』など話題作を執筆

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