CD-R 輸入盤

『いばらの冠のミサ』 ピーター・フィリップス&タリス・スコラーズ

タヴァナー(1490-1545)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CDGIM046
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD-R
その他
:
輸入盤

商品説明

タリス・スコラーズが歌うタヴァナー!
待望の続編は『いばらの冠のミサ』


「『いばらの冠のミサ』は、幻覚を起こすほどの響きが詰め込まれた、一種のトレブル協奏曲です。シェイクスピアの言う「天球の音楽」を例証するものがあるとすれば、それがここにあります。とりわけ、2つに分割されたトレブル声部の恍惚とした音楽に、それを感じることができます。おそらくはヘンリー8世とウルジー枢機卿の前で行われた初演は、驚嘆すべき出来事だったに違いありません。」
〜ピーター・フィリップス〜日本語訳:SOREL

『ミサ・グロリア・ティビ・トリニタス(ミサ曲『汝三位一体に栄光あれ』 )』と並ぶイギリス・ルネサンス時代の巨匠、ジョン・タヴァナーの重要作であり傑作『いばらの冠のミサ(ミサ・コロナ・スピネア)』。2013年の第51回レコード・アカデミー賞音楽史部門賞に輝いた『ミサ・グロリア・ティビ・トリニタス』(CDGIM045)の名唱が記憶に新しい「究極のポリフォニー」タリス・スコラーズ。続編となる『いばらの冠のミサ』でも、奇跡とも称される至高のハーモニーと綿密なる時代考証が、比類なき名演を聴かせてくれることでしょう。(東京エムプラス)

【収録情報】
タヴァナー:
● いばらの冠のミサ
● 安息日が終わった時


 タリス・スコラーズ
 ピーター・フィリップス(指揮)

 録音場所:オックスフォード、マートン・カレッジ・チャペル
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲   

  • 01. Gloria: Gloria in Excelsis Deo
  • 02. Gloria: Qui Tollis
  • 03. Credo: Credo in Unum Deo
  • 04. Credo: Et Incarnatus Est
  • 05. Missa Corona Spinea: Sanctus: Sanctus and Hosanna I
  • 06. Missa Corona Spinea: Sanctus: Benedictus
  • 07. Missa Corona Spinea: Sanctus: Qui Venit
  • 08. Missa Corona Spinea: Sanctus: Hosanna II
  • 09. Agnus Dei: Agnus Dei I
  • 10. Agnus Dei: Agnus Dei II
  • 11. Agnus Dei: Agnus Dei III
  • 12. Agnus Dei: Dona Nobis Pacem
  • 13. Dum Transisset Sabbatum II: Dum Transisset
  • 14. Dum Transisset Sabbatum II: Ut Venientes
  • 15. Alleluia
  • 16. Dum Transisset Sabbatum I: Dum Transisset
  • 17. Dum Transisset Sabbatum I: Ut Venientes
  • 18. Alleluia

ユーザーレビュー

総合評価

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The Tallis Scholarsが、Josquin、Palestri...

投稿日:2019/08/04 (日)

The Tallis Scholarsが、Josquin、Palestrinaと共に、レパートリーの3本柱とする、自国イギリスのルネサンス音楽、中でもTavernerはMissa Gloria tibi Trinitasを2回も録音していることから、特に愛着を持っている作曲家なのでしょう。Josquinより数十年あとの時代であるTavernerは、フランドル楽派の非常に練れたポリフォニーを基礎に、英国独特の夢見るような上声部の旋律と、強烈に甘いハーモニーを軸に、一瞬たりとも濁りの無い音楽であり、このような作品における演奏はThe Tallis Scholarsのまさに独壇場と言えるでしょう。あまりにも響きの良さが勝ってしまうこの時代のイギリス・ルネサンスの特徴として、JosquinやOckeghemの、あくまでも厳格な多声構造による、強烈な表現力は一歩も二歩も譲るところはありますが(これらフランドル楽派の巨匠に匹敵する作曲家としてはW.Byrdを待つことに)、それでも大陸の作曲家にはない、極上の美しさを備えた名品であり、それをThe Tallis Scholarsが同国人としても情熱を込めて歌い上げています。正直申し上げると、このようなスーペリウムの旋律が有意になる作品として、現在のThe Tallis Scholarsは、やや女声部の精緻さが以前に較べると劣っており、満足できない部分もないではありませんが、それでも世界最高レベルであることは変わりないので、ここに文句をつけるのは贅沢の極み、というものなのでしょう。イギリス・ルネサンスの貴重な名品を上質な演奏で堪能できる機会として、多くの古楽ファンにお薦めできる盤と思います。

mimi さん | 兵庫県 | 不明

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