Product Details
ISBN 10 : 4152100672
Content Description
行動経済学の創始者カーネマンらが提言する、新しい意思決定論!組織やシステム内で生じる判断のばらつき、「ノイズ」。個人のバイアス(認知の偏り)と比べて見過ごされがちだが、時に甚大な悪影響を及ぼす。保険料の見積もりや企業の人事評価、医師の診断や裁判の判決など、均一な判断を下すことが前提とされる組織においてノイズが生じるのはなぜか?そしてノイズを減らすために私たちができることは何か?生産性の向上と社会的公平性の実現に向けて、行動経済学の第一人者たちが真に合理的な組織のあり方を描く。
目次 : 二種類のエラー/ 第1部 ノイズを探せ(犯罪と刑罰/ システムノイズ ほか)/ 第2部 ノイズを測るものさしは?(判断を要する問題/ エラーの計測 ほか)/ 第3部 予測的判断のノイズ(人間の判断とモデル/ ルールとノイズ ほか)/ 第4部 ノイズはなぜ起きるのか(ヒューリスティクス、バイアス、ノイズ/ レベル合わせ ほか)
【著者紹介】
ダニエル・カーネマン : 1934年生まれ、認知心理学者。プリンストン大学名誉教授。専門は意思決定論および行動経済学。2002年にはノーベル経済学賞を受賞
オリヴィエ・シボニー : フランスHEC経営大学院教授。25年にわたって、パリとニューヨークでマッキンゼー・アンド・カンパニーのシニア・パートナーを務めた
キャス・R・サンスティーン : 1954年生まれ、ハーバード大学ロースクール教授。専門は憲法、法哲学、行動経済学など多岐におよぶ。オバマ政権では行政管理予算局の情報政策および規制政策担当官を務め、またバイデン政権では国土安全保障省の上級参事官に任命される
村井章子 : 翻訳者。上智大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .