チャイコフスキー(1840-1893)

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CD 輸入盤

『四季』、ピアノ・ソナタ ニコライ・ルガンスキー

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
AM215
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

これぞロシア魂!
チャイコフスキー・コンクール以来、
ルガンスキーが初めてチャイコフスキーのピアノ独奏曲に挑戦!


ルガンスキーは1994年に行われた第10回チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で最高位を受賞しましたが、協奏曲第1番を除きチャイコフスキーのピアノ作品を演奏、録音せずにきました。その彼が初めてチャイコフスキーのピアノ曲に挑戦しました。
 チャイコフスキーの作品37 は「大ソナタ」と呼ばれるト長調のピアノ・ソナタですが、もうひとつ、彼のピアノ曲としてはもっとも知られている12曲から成る組曲『四季』もこの作品番号が付いています。ルガンスキーは双方を収録、81分の長時間CDとなりました。
 ルガンスキーはラフマニノフの音楽を愛し得意としていますが、年齢を経てチャイコフスキーの音楽がひどく沁みるようになってきたとのこと。CDブックレットはルガンスキーのインタビューで構成されていますが、彼のチャイコフスキー観が極めて知的に語られていて興味津々(日本語訳はありません)。
 ピアノ・ソナタと『四季』は1875〜8年頃に作曲されましたが、当時チャイコフスキーは心ならずも結婚したことによる精神的危機を迎え、それを克服し自分に忠実であることを開き直った結果、交響曲第4番、ヴァイオリン協奏曲、このピアノ・ソナタが生まれました。ルガンスキーによれば、ソナタの緩徐楽章は孤独の悲劇を、フィナーレは晴れやかな解決が表現されているとのこと。ピアノ協奏曲ばりのボルテージの高い大作ですが、リヒテルやプレトニョフの名盤を越える凄みと録音の良さで、曲の真価を再認識できます。
 一方ルガンスキーは『四季』を、ロシアの一年の生活が見事に描かれた「ロシア魂を代表する最高の例」と評しています。まさにロシアで生まれ育った者にしかわからない微妙な季節の移り変わりと行事を、ルガンスキーはまるで子供に語りかけるように奏でています。これも恩師ニコラーエワを越える名演と申せましょう。(輸入元情報)

【収録情報】
チャイコフスキー:
● ピアノ・ソナタ ト長調 Op.37
● 四季 Op.37b


 ニコライ・ルガンスキー(ピアノ)

 録音時期:2015年12月12-15日
 録音場所:パリ、バスティーユ歌劇場、サル・ロルフ・リーバーマン
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲   

  • 01. I. Moderato E Risoluto
  • 02. II. Andante Non Troppo Quasi
  • 03. III. Scherzo. Allegro Giocoso
  • 04. IV. Finale. Allegro Vivace
  • 05. January - at the Fireside
  • 06. February - Carnival
  • 07. March - Song of the Lark
  • 08. April - Snowdrop
  • 09. May - White Nights
  • 10. June - Barcarolle
  • 11. July - Song of the Reaper
  • 12. August - Harvest
  • 13. September - the Hunt
  • 14. October - Autumn Song
  • 15. November - Troika
  • 16. December - Christmas

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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