チャイコフスキー(1840-1893)

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CD 輸入盤

チャイコフスキー:交響曲第5番、ショスタコーヴィチ:祝典序曲 ソヒエフ&トゥールーズ・キャピトール管弦楽団

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
V5252
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


チャイコフスキー:交響曲第5番、ショスタコーヴィチ:祝典序曲
ソヒエフ&トゥールーズ・キャピトール管


2009年の来日公演でも披露されて、聴いた人々を熱狂させたソヒエフとトゥールーズ・キャピトール管弦楽団のチャイコフスキーの5番が登場します。その翌年のセッション録音ではありますが、これは確かに凄い! ムーシンとテミルカーノフの弟子ソヒエフは、いわゆるペテルブルク派指揮者ながら、5番の解釈はむしろスヴェトラーノフにソックリで、ことに1990年の伝説的な東京ライヴを強く思い出させます。
 特徴的なのは、第1楽章と第4楽章の主部に入ってからのテンポの速さで、いきおい聴く者をぐいぐい引っ張っていきます。分厚い音、抜群のリズム感とメリハリのきいたフレージング、巨大な盛り上がりは、フランスのオーケストラながら久々にソ連時代のモスクワ派チャイ5を聴く感があり、感涙にむせぶひとときを与えてくれます。
 カップリングのショスタコーヴィチは屈折のない爆演で、オケを盛大に鳴らしているのが流石。フランスのオーケストラならではの金管の美しさも際立ち、ショスタコーヴィチのオーケストレーションの見事さを最大限に発揮させています。ソヒエフ恐るべし。(キングインターナショナル)

【収録情報】
● チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op.64
● ショスタコーヴィチ:祝典序曲 Op.96

 トゥールーズ・キャピトール管弦楽団
 トゥガン・ソヒエフ(指揮)

 録音時期:2010年7月
 録音場所:トゥールーズ、ラ・アル・オ・グレン
 録音方式:デジタル(セッション)

収録曲   

  • 01. I. Andante - Allegro con anima
  • 02. II. Andante cantabile con alcuna licenza
  • 03. III. Valse: Allegro moderato
  • 04. IV. Finale: Andante maestoso - Allegro vivace
  • 05. Festive Overture, Op. 96

総合評価

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素晴らしい録音も相まって、稀にみる好演奏...

投稿日:2012/11/22 (木)

素晴らしい録音も相まって、稀にみる好演奏。 バランスを保ちながらも各パートをしっかりを鳴らしている。決して引いた感じのバランスではなく、積極的に鳴らした上でのバランスである。 思っていた以上の演奏で正直驚いています。

うさ二郎 さん | 愛知県 | 不明

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確かにスヴェトラーノフ云々は誤解を招きま...

投稿日:2012/01/27 (金)

確かにスヴェトラーノフ云々は誤解を招きますね。スヴェトラで想像していたテンポよりもフィナーレが遅くて少しがっかり。チャイ5の流麗な金管もgoodですが、それより特筆すべきは祝典序曲冒頭の低弦の唸り具合!

鬼外 さん | 京都府 | 不明

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陰欝でない、明晰なチャイコフスキー!「スヴェトラーノフ...

投稿日:2012/01/18 (水)

陰欝でない、明晰なチャイコフスキー!「スヴェトラーノフを彷彿させる」云々とあるが、ソヒエフとスヴェトラーノフは似て非なるものである。金管とティンパニを主体に、怒涛のエネルギーの爆発を見せるスヴェトラーノフとは対照的に、ソヒエフは、全てのパートを微細に至るまでバランスよく配分させ、その総体としての合奏を形成していく。感情に流されず、響きは常に見通しがよい。チャイコフスキーは殊に弦楽器の扱いが巧みであり、掛け合いでは左右を行き来するステレオ効果を出したり、パートを分割させて旋律を強調したりする。そのテクニックは殆ど神業的とも言えるほどだが、そうした特長が、優秀な録音も相俟って面白いくらいに聴き取れるのだ。間の取り方も、必要以上に間をあけずに詰める。それでいて、テンポを揺らすところは思い切り揺らし、ロマンティシズムを表出するあたり、なかなか一筋縄にはいかない。これは新時代の名演といえよう。余談だが、名演・名盤だからといって、すぐに過去の代表作を引き合いに出して消費を喚起するのは止めて欲しい。チャイコフスキーならスヴェトラーノフやムラヴィンスキーに匹敵すると言い、ベートーヴェンならフルトヴェングラーに比肩すると言い、マーラーならワルターやバーンスタインを持ち出す安易な批評は、演奏そのものに対する誤解を招くだけだ。猛省を促したい。

遊悠音詩人 さん | 埼玉県 | 不明

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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