チャイコフスキー(1840-1893)

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CD 輸入盤

マンフレッド交響曲、スラヴ行進曲 ネルソンス&バーミンガム市交響楽団

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ORFEO895151
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ネルソンス&バーミンガム市響による濃厚な激情渦巻くチャイコフスキー
マンフレッド交響曲&スラヴ行進曲


2015年6月のバーミンガム市響との公演をもって、在任期間6年9カ月に亘る音楽監督のポストを勇退するアンドリス・ネルソンス。手兵を率いての最新アルバムは、ネルソンスがおおいに得意とするチャイコフスキー。『マンフレッド交響曲』と『スラヴ行進曲』は、2013年9月に本拠バーミンガムのシンフォニー・ホールでおこなわれたコンサートの模様をライヴ収録したものです。
 イギリスの詩人バイロンによる同名の劇詩に着想された『マンフレッド交響曲』は、交響曲第4番と第5番のあいだに書かれた作品で、交響詩と交響曲の中間に位置づけられる標題音楽。全曲は順に「アルプスの山中を彷徨うマンフレッド」「アルプスの山霊」「牧人の生活」「アリマーナの地下宮殿」と名付けられ、たいへんロマンティックで劇的な作風は、まさにネルソンス向きといえるものです。
 ネルソンスはベルリン・フィル、コンセルトヘボウ管などの名門楽団とも良好な関係を築いて、近年急速に評価を上げていますが、今日の躍進の足掛かりを築いたバーミンガム市響との顔合わせのときが、やはりもっとものびのびとして思い切りのよい音楽をやるのは誰しもよく知るところ。当コンビによる後期3大交響曲の録音がそうであったように、カップリングの『スラヴ行進曲』も併せて、ここでも情熱的でスケールと迫力満点の演奏を聴かせてくれるものと期待されます。(キングインターナショナル)

【収録情報】
チャイコフスキー:
● スラヴ行進曲 op.31
[9:30]
● マンフレッド交響曲 op.58 [58:01]

 バーミンガム市交響楽団
 アンドリス・ネルソンス(指揮)

 録音時期:2013年9月24-27日
 録音場所:バーミンガム、シンフォニー・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

【アンドリス・ネルソンス】
1978年ラトヴィアのリガに生まれる。母はラトヴィアで初めての古楽アンサンブルを結成し、父は合唱指揮者、チェリスト、教師。少年時代はトランペット奏者とバス=バリトン歌手として研鑽を積む。サンクト・ペテルブルクでアレクサンドル・ティトフに指揮を師事、また、ネーメ・ヤルヴィ、ヨルマ・パヌラのマスタークラスを受講。トランペット奏者としてオスロ・フィルに急遽出演した折に、同郷の指揮者マリス・ヤンソンスの目に留まり、2002年以来指揮を学ぶ。
 2007年10月、サイモン・ラトルの25歳に次ぐ29歳の若さでバーミンガム市響の首席指揮者と第12代音楽監督に指名され、2008年9月より3年の任期で就任。
 並行してコンサート、オペラ・ハウスともに活躍の場を拡げており、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、チューリッヒ・トーンハレ管、バイエルン放送響、シュターツカペレ・ベルリン、フランス国立管、ピッツバーグ響に登場しているほか、ウィーン国立歌劇場、コヴェント・ガーデン王立歌劇場、メトロポリタン・オペラ、バイロイト・オペラにも客演を果たしている。なかでも、ベルリン・フィルとは2010年のデビュー以降、毎年客演を重ねて良好な関係を結んでいる。
 2014/15年のシーズンより、あらたにボストン響の音楽監督に就任するいっぽう、2015年6月、バーミンガム・シンフォニー・ホールにおけるさよなら公演、マーラーの交響曲第3番と、母国ラトヴィアのエーリクス・エシェンヴァルツによる合唱曲『湖は夜明けに目覚める』の演奏をもって、6年9カ月務めたバーミンガム市響のポストを勇退する。(キングインターナショナル)

収録曲   

  • 01. Marche Slave
  • 02. Lento Lugubre
  • 03. Vivace Con Spirito
  • 04. Andante Con Moto
  • 05. Allegro Con Fuoco

ユーザーレビュー

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マンフレッド交響曲は聴く機会が少なく、作...

投稿日:2021/11/30 (火)

マンフレッド交響曲は聴く機会が少なく、作品の評価も、レナード・バーンスタインがクズ呼ばわりしたらしく、世間的には高くないようである。ネルソンスはチャイコフスキーを得意としているようで、このバーミンガム市響との演奏も、作曲者への熱意が良く伝わって来る。メロディー・メーカーらしい美しい旋律に彩られ、時折”白鳥の湖”を彷彿とさせる部分もあり、非常に興味深く聴いた。個人的には好きな部類の作品である。ネルソンスの、淀みのないフレッシュな解釈は好感が持てる。スラヴ行進曲も実に鮮やかな演奏である。

Ichirokagawa さん | 香川県 | 不明

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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