ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ

人物・団体ページへ

フルトヴェングラーと私 ユピテルとの邂逅

ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309273907
ISBN 10 : 4309273904
フォーマット
出版社
発行年月
2013年03月
日本
追加情報
:
157p;20

内容詳細

ワーグナー、ブラームス、バッハ、そしてマーラーの歌曲でフルトヴェングラーとの歴史的な協演をともにした、バリトン界の至宝の貴重な体験の記録、フルトヴェングラー論の白眉。


【著者紹介】
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ : 1925年、ベルリン生まれ。ドイツを代表するバリトン歌手。1947年、ブラームス『ドイツ・レクイエム』でデビュー。48年、ベルリン市立歌劇場で、第一リリック・バリトンとして、フェレンツ・フリッチャイ指揮のヴェルディ『ドン・カルロ』でオペラ・デビュー。51年、ザルツブルク音楽祭に、フルトヴェングラーとの共演でマーラーの『さすらう若人の歌』でデビュー。54年からはバイロイト音楽祭にも出演した。51年には、ジェラルド・ムーアの伴奏で、初めて歌曲をレコーディング。以後、シューベルトを中心にドイツ・リートの名曲の数々を録音、カーネギーホールには64年にデビューした。20世紀音楽も積極的に歌うとともに、バッハなどの宗教曲もレパートリーとした。70年代からは指揮者としての活動も始め、晩年は後進の育成に貢献した。2012年逝去

野口剛夫 : 1964年、東京都生まれ。中央大学大学院(哲学)、桐朋学園大学研究科(音楽学)を修了。作曲理論を別宮貞雄氏に師事。現在、東京フルトヴェングラー研究会代表、ジャパン・エレクトロニック・オーケストラ音楽監督。研究、翻訳、講演、指揮、作編曲など多方面で活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
不思議といえば不思議な本。フィッシャー=...

投稿日:2021/04/13 (火)

不思議といえば不思議な本。フィッシャー=ディースカウが、フルトヴェングラーとの、決して多くはなかったであろう交流について語った本。フルトヴェングラーについてはいろいろに、特に昨今はいわば外野から書かれた本も多い中で、いってみれば当事者の一人として、偉大なる音楽家の共演者という立場で、にも関わらずその当人が決して自己主張はしないけれどもその「偉大な音楽家」と同じくらい偉大な存在が著したもの。まぁ、良くも悪くもただのエッセイです。でも、なんでしょうね、書かれた対象以上に書いた当人への興味の方がより強く湧いて来るという、そこが不思議といえば不思議。

Verdi さん | 神奈川県 | 不明

0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • pintarou さん

    フィッシャーディースカウによるフルトヴェングラー伝。本当は作曲がやりたかったという。戦中・戦後、ナチに振り回された人生を感じる。

  • どん さん

    声楽家のフィッシャー=ディースカウの随筆。フルトヴェングラーのCDを聴くと、他の指揮者の演奏とは明らかに違う印象、感銘を受ける。音楽家としてフルトヴェングラーと接した筆者のフルトヴェングラー像は弁護のようにもとれるが、時代背景も絡めてどのように考え行動したのかがわかり、録音だけではわからない人間としてのフルトヴェングラーがわかり、身近に感じることができた。エピソードで紹介された演奏のCDを探して購入することになりそう。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

アート・エンタメ に関連する商品情報

おすすめの商品