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戦争と平和 2

Lev Tolstoj

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784102060148
ISBN 10 : 4102060146
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2005
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    第1部の翌1806年。第1部での登場人物たちがそれぞれにより一層自由に振る舞い、物語が展開してゆく。中でもトルストイ自身を投影していると思われる(ただし多分に理想化もされているだろうが)ピエールの動きが最も大きそうだ。妻エレンの不貞の噂とドーロホフとの決闘(このあたりは真に19世紀的だ)、そしてフリーメーソンへの傾斜。最後はナターシャとの邂逅である。これは読者に(もちろん私も)その後への大いなる予兆になりそうな予感を与えるだろう。当のナターシャにとっても、この第2部はまさに波乱万丈である。⇒

  • ハイク

    トルストイの妻は彼の執筆の手伝いをしたという。「戦争と平和」において彼女は7回も清書をしたとのこと。おそらく第3者の目で特に男女関係の表現や描写についてアドバイスをしたに違いない。この巻は戦争より平和即ちロシアの貴族社会を中心に描いている。ピエールはフリーメイスンに入会した。この入会にあたっての洗礼が詳細に描写されている。また狼狩りのシーンは迫力があり、そしてクリスマスの日に4台のトロイカで行くシーンはロシアの大自然の美しさ等を表現し、実際に体験しないと描写は出来ないであろう。この巻から面白くなってきた

  • 扉のこちら側

    2015年1182冊め。【87-2/G1000】第2巻はぐっと読みやすくおもしろく感じた。一番印象的で美しいのが、凍り付くようなロシアの夜の下、ピエールが彗星を見るシーン。その直前にアナトーリに誘惑されたせいでアンドレイ公爵との婚約が破談になったナターシャに優しさを見せているところとか、詩的で美しい流れだ。第3巻はまた戦争色が強くなるのだろうか。【第7回G1000チャレンジ】【新潮文庫夏のキャンペーン1962】

  • NAO

    再読。大金持ちになったものの、妻の不倫に苦しめられるピエール。出産後の妻を亡くしたアンドレイはナターシャとの恋に生き甲斐を感じるようになるが、ナターシャはアナトーリに誘惑されて駆け落ちに走ろうとする。戦争はいったん小休止となり、この巻では、ロシアの貴族社会の醜悪さがクローズアップされる。この時代の貴族が真剣に生に向き合い、社会に向き合うことがいかに難しかったか。それが、アンドレイの悲劇であり、ピエールの悲劇となってあらわれる。

  • syaori

    前巻末からいくつかの戦いを経て仏と和約が成立。戦争は休止しますが、登場人物たちの立場や関係は大きく動きます。全編中「もっとも詩的な部分」というだけあって、負傷してから虚無的になっていたアンドレイ公爵が生きる喜びに目ざめる場面、クリスマスの魔法の雪野原など印象的な場面が多く、特に狼狩の帰りの夜の馬車の場面はニコライとナターシャの青年期と少女時代の最後の輝きを思わせる儚い美しい場面でした。令嬢や青年の愛と迷い、打算、献身が絡み合うなか運命の年、ナポレオンのロシア侵攻が始まる1812年の彗星を見ながら次巻へ!!

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