ハチャトゥリアン(1903-1978)

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CD 輸入盤

交響曲第2番『鐘』、レールモントフ組曲より ドミトリー・ヤブロンスキー&ロシア・フィル

ハチャトゥリアン(1903-1978)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8570436
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ハチャトゥリアン:交響曲第2番『鐘』、レールモントフ組曲より
ドミトリー・ヤブロンスキー&ロシア・フィル


ハチャトゥリアンの2番目の交響曲が構想されたのは1942年のことですが、実際に作曲されたのは1943年の夏でした。当時のロシアは戦争の真っ只中であり、イヴァノヴォの作曲家組合の隠れ家で暮らしていた彼は、ここに思いの丈をぶつけたのです。そして出来上がった交響曲第2番は、同じ年に書かれたショスタコーヴィチの第8番のように「怒り」や「戦争と暴力への抗議」といった側面も持っています。初演後、彼は楽章の入れ替えや、金管の増強、一部短縮など、納得が行くまでこの作品を何度も改訂し、1946年にはスターリン賞第一席を受賞するという栄誉も受けることとなります。
 曲の構成は、重苦しい第1楽章で始まり、ピアノも交えた軽妙でエネルギッシュな第2楽章、不気味なピアノとパーカッションのオスティナートに支えられた葬送行進曲を思わせる第3楽章、そして第4楽章は金管の力強いファンファーレで始まり、少しずつ力を増しながら、最後は鐘の音に彩られながら曲を閉じるという壮大なもの。サブタイトルの『鐘』は、残念ながらこれは作曲家自身がつけたものではありませんが、曲の特質を良く表しています。
 『レールモントフ組曲』は「仮面舞踏会」で知られる文豪レールモントフのエピソードを、1954年にボリス・ラヴレニョフが劇化。ハチャトゥリアンが音楽を書き、その後1959年に組曲にしたものです。ワルツを始めとした聴き覚えのあるメロディが耳に残る、いかにもハチャトゥリアンらしい音楽です。(輸入元情報)

【収録情報】
ハチャトゥリアン:
● 交響曲第2番ホ短調『鐘』 (1943)
● レールモントフ組曲 (1959) 抜粋
 イントロダクション: Andante maestoso「詩人の死について」
 マズルカ: Allegretto
 ワルツ: Allegro agitato

 ロシア・フィルハーモニー管弦楽団
 ドミトリー・ヤブロンスキー(指揮)

 録音時期:2006年11月18-23日
 録音場所:ロシア放送TV&ラジオ・カンパニーKULTURA第5スタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

内容詳細

ハチャトゥリアンの交響曲第2番は第二次世界大戦中の1943年に作曲され、1946年にスターリン賞第一席を獲得している。シリアスで純音楽的な作品だが、民族的な旋律も現れ、晦渋ではないところがハチャトゥリアンらしい。ヤブロンスキー&ロシア・フィルが真摯に作品を再現している。(治)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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ドミトリー・ヤブロンスキーと、ロシア・フ...

投稿日:2017/09/11 (月)

ドミトリー・ヤブロンスキーと、ロシア・フィルハーモニー管弦楽団のコンビはナクソスに大量の録音を残しているが最も新しい盤がこれ。 アラム・ハチャトゥリアンの『交響曲第2番』と『レールモントフ組曲』を収録している。 ロシア・フィルは元々録音用集められたオケという経緯があるためか初期の録音に躊躇だが割とアンサンブルが揃わない粗い演奏も多いが、自国の作品になると割と良い演奏をする傾向にあると思う。 この演奏もそうで、比較的アンサンブルも整っており、ロシア的な香りのする好演である。 もちろん(?)整っていると言えど粗さもあるのがこのオケらしいが、収録曲が収録曲だけに良いほうに働いている。 久しぶりとなった交響曲は作品を知るには十分な演奏内容だし、レールモントフ組曲自体は録音そのものが珍しい(それだけに抜粋が残念) 何故か録音から発売まで10年もの開きがあるがナクソス品質なので音も良いのが良い点だし、恐らく今後、交響曲に至っては入門用音源の1つに上げられるだろう。

レインボー さん | 不明 | 不明

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