ハッセ、ヨハン・アドルフ(1699-1783)

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CD 輸入盤

『捨てられたディドーネ』、『嫉妬』 バルナ=サバドゥス、M.ホフステッター&ホーフカペレ・ミュンヘン

ハッセ、ヨハン・アドルフ(1699-1783)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OC830
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ヴェラール・バルナ=サバドゥス/『リローデッド・ハッセ』

『リローデッド(再充填)・ハッセ』とは、なんともステキなアルバム・タイトルではないでしょうか。「18世紀に書かれた音楽は古臭く、誇りに塗れている」という偏見を取り除きたいと語る現代屈指のカウンターテナー、バルナ=サバドゥスが目を付けたのは、ヘンデルとヴィヴァルディの名声の陰に隠れてしまい、名前すら忘れられかけてしまった作曲家、ヨハン・アドルフ・ハッセでした。ハッセは120作品に及ぶオペラ作品のほか、オラトリオ、カンタータ、ミサ曲、そして数多くの器楽曲を作曲し、一時は「ヘンデルのライバル」として持ち上げられようとしましたが、彼自身がそれを断ったことでも知られます。生前は高く評価され、人気もあったのですが、この当時の多くの作曲家たちと同じく、時の流れとともに忘れ去られてしまいました。
 そんなハッセの作品に、300年以上経た今こそ新しい命を与えるべく立ち上がったバルナ=サバドゥス。彼の試みは、すばらしい技巧と強靭な声、そしておなじみホフステッターによる見事なオーケストラによって、ここに見事に実現いたしました。(OEHMS)

【収録情報】
・ハッセ:音楽劇『捨てられたディドーネ』(1742)
・ハッセ:室内カンタータ『嫉妬』(1762)
・ポルポラ:ハッセの歌劇『アルタセルセ』(1734)への追加アリア「今や嵐の雲が」

 ヴェラール・バルナ=サバドゥス(カウンターテナー)
 ホーフカペレ・ミュンヘン
 ミヒャエル・ホフステッター(指揮)

 録音時期:2011年6月
 録音場所:ミュンヘン、昇天教会
 録音方式:デジタル(セッション)
 Recording Producer: Jakob Handel
 Schnitt & Editing: Jakob Handel & Gerhard Betz

内容詳細

近年再評価が進む18世紀の作曲家ハッセに焦点をあてた新録音。ホフステッター指揮の管弦楽団による颯爽たる演奏が我々をバロック・オペラの華やかな世界に誘う。ルーマニア出身のカウンターテナー、バルナ=サバドゥスの美しい声を満喫できる珠玉のCDである。★(彦)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. Didone Abbandonata, Opera: Sinfonia
  • 02. Didone Abbandonata, Opera: Aria. Tu Mi Disarmi Il Fianco
  • 03. Didone Abbandonata, Opera: Aria. Leon CH' Errando Vada
  • 04. Didone Abbandonata, Opera: Aria. Chiama Mi Pur Cos
  • 05. Didone Abbandonata, Opera: Aria. Cadr Fra Poco in Cenere
  • 06. La Gelosia, Cantata for Soprano & Orchestra: Rec. Perdono, Amata Nice
  • 07. La Gelosia, Cantata for Soprano & Orchestra: Aria. Bei Labbri Che Amore
  • 08. La Gelosia, Cantata for Soprano & Orchestra: Rec. Son Reo, Son Reo, Non Mi Difendo
  • 09. La Gelosia, Cantata for Soprano & Orchestra: Aria. Giura Il Nocchier Che Al Mare
  • 10. Artaserse, Opera: Aria. Or la Nube Procellosa

ユーザーレビュー

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1986年ルーマニアうまれの若い歌手。だいた...

投稿日:2012/04/13 (金)

1986年ルーマニアうまれの若い歌手。だいたい、新しいカウンターテナーは見逃さないのだけれど、最近は店頭でCDを漁ることも少なくなりネット時代の情報戦にはついていけないしで危うくこの若い歌手を見逃すところでした。まあ、見逃さないでというか聞き逃さないでよかったです。 ハッセ。美しいカンタータを作曲してますよね。20年ほど前に出ていたEnsemble GradivaのCD。ソプラノのVeronique DietschyとカウンターテナーのAlain Zaepffelが二重唱のカンタータを2曲録音していてこれが私の大変なお気に入りなんです。ハッセと聞いて血がさわぎましたよ。CDを聴いてみたところ、速いパッセージは何だか苦しそうであんまり納得できなかったけれど、スローなアリアの歌声は美しい。この人、カウンターテナーというよりはソプラニストなんでしょうね。音域的にはそんなに広そうじゃないですし、圧倒的でもないですがハッセの曲がいいのでしょうか、なかなか心に残るCDでした。「捨てられたディドーネ」のアリアCadra fra poco in cenere(ブックレットに歌詞の英訳が載っていないので意味わかんない!イタリア語の辞書ないし...ああネットで調べましょ)が素晴らしいです。

りょう さん | 東京都 | 不明

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