CD 輸入盤

ラヴェル:『ダフニスとクロエ』より、ストラヴィンスキー:ミューズをつかさどるアポロ、ドビュッシー:6つの古代の墓碑銘、他 コンスタンティン・リフシッツ(2CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
C905162
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

コンスタンティン・リフシッツ/『Saisons russes』(2CD)

ロシアのピアニスト、コンスタンティン・リフシッツ。彼はこれまでOrfeoレーベルからはJ.S.バッハの作品を中心にリリースしていましたが、今回は全く傾向の違う作品をチョイスし、その豊かな才能をまざまざと見せ付けています。
 1909年にパリのシャトレ座で旗揚げされたディアギレフ主宰のバレエ団「バレエ・リュス」は、当時のパリを中心に、人々に大きな影響を与えました。1910年からディアギレフが亡くなる1929年までのおよそ20年間、数多くのバレエ作品が生まれましたが、それらは音楽も含め、先駆的な美しさを持ち、また、いくつかの作品のパフォーマンスは、伝説的なエピソードを備え後世に語り継がれています。
 リフシッツは、この「バレエ・リュス」に関与した3人の作曲家の作品を選び、20世紀初頭のパリに巻き起こったロシア・ブームの雰囲気を伝えることを試みています。ドビュッシーの『6つの古代の墓碑銘』はディアギレフの委嘱作ではありませんが、古代ギリシャの雰囲気を纏った作品で、バレエ・リュスの目指した「あらゆる美を統合する」世界に酷似しています。ラヴェルの『ダフニスとクロエ』はバレエ・リュスのための作品ですが、実際には成功作とは言えず、現在では上演される機会は少なくなっています。リフシッツ自身の編曲は、野心的であり、オーケストラの醸し出す響きに比べても全く遜色がありません。ストラヴィンスキーの『ミューズをつかさどるアポロ』は、『ペトルーシュカ』と『火の鳥』の大成功後に作曲された作品ですが、ここでのストラヴィンスキーは過激さを追及することなく、過剰な装飾を排した静かな音楽を書いています。ストラヴィンスキー自身のピアノ版は、そのシンプルさを一層強調しています。リフシッツのために書かれたヤコウロフ[1958-]の『回転木馬』は、当時の時代へリンクさせ、人間の生命の循環にも思いを至らせる曲です。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
1. ヤコウロフ:回転木馬
2. ドビュッシー:6つの古代の墓碑銘

 夏の風の神パンに祈るために
 無名の墓のために
 夜が幸いであるために
 カスタネットを持つ舞姫のために
 エジプト女のために
 朝の雨に感謝するために

3. ラヴェル:バレエ音楽『ダフニスとクロエ』より(リフシッツ編曲ピアノ版)
 宗教的な踊り-ダフニスの踊りと全員の踊り
 遠い声
 クロエの哀願の踊り-牧羊神-パンの影-夜明け-パントマイム

Disc2
4. ストラヴィンスキー:バレエ音楽『ミューズをつかさどるアポロ』(ストラヴィンスキー編曲ピアノ版)

 【第1場】
 プロローグ:アポロの誕生
 【第2場】
 アポロのヴァリアシオン
 パ・ダクシオン
 カリオペのヴァリアシオン
 ポリヒムニアのヴァリアシオン
 テルプシコールのヴァリアシオン
 アポロのヴァリアシオン
 パ・ド・ドゥ
 コーダ
 アポテオーズ

 コンスタンティン・リフシッツ(ピアノ)

 録音時期:2012年6月2-4日、2012年12月
 録音場所:スイス、rokuoTonstudio Gabriel
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

内容詳細

才人ピアニストとしてすでに名声を確立しているリフシッツによる、ドビュッシー以外は世界初録音の意欲あふれる一枚。ラヴェル「ダフニスとクロエ」の演奏者自身による編曲版のシンフォニックな響きに圧倒される。ストラヴィンスキー作品もピアノ独奏だからこその古典的な美が浮かび上がり見事。(月)(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

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”Daphnis et Chloe”. sehr gut. ピアノ...

投稿日:2017/10/28 (土)

”Daphnis et Chloe”. sehr gut. ピアノ版も素晴らしいです。

テリーヌ さん | Hyogo | 不明

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