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カフカ小説全集 3

Franz Kafka

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560047033
ISBN 10 : 4560047030
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2001
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「城」は「失踪者」「審判」に続き、失踪・経過・幽閉とつながる長編三部作の掉尾を飾る作品。「城」は、もともと「閉じ込める」という意味のドイツ語から生まれた言葉で、城のある村に閉じ込められた男の物語。

【著者紹介】
池内紀 : 1940年生。1965年東京大学大学院修了。ドイツ文学者。主要著書に「諷刺の文学」「ウィーンの世紀末」「カフカのかなたへ」「見知らぬオトカム」。主要訳書に「カフカ短篇集」「カフカ寓話集」J・ロート「聖なる酔っぱらいの伝説」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • (何度か感想を書こうと試みて、そのたびに失敗。読み進めて、そして読み終えても索寞としている心境を言葉に上手く落とし込められなかった。陳腐になってしまいそうなのが恐ろしくて、それを避けたいというのもある。再読するときの自分に期待するしかない。)

  • パブロ

    カフカは本当にこの物語を終わらせる気があったのかな〜。ひたすら続くかみ合わない会話、思わせぶりなのに中身の無いやりとり。読んでいる私は主人公Kとともに振り回され続ける。イライラが悲劇に代わり、それを超えるとゲラゲラ笑い出したくなる。「結末なんかないんだよ。この物語の幕を引くのは死だけだよ」とカフカの声が聞こえてきそう。な〜んだ、これって私の人生そのものじゃん! 死ぬ間際に自分の人生が悲劇だったのか喜劇だったのか、それはもう私の考え方ひとつってだけの話。未完だからこそのとてつもない広がりを持ったスゴい小説。

  • さぼさん

    どれだけ求めても,たどり着くことができない“城”.目の前に見えるその“城”は実在するのか,しないのか.目に見えない存在に支配される人々.城は神か,独裁者か...

  • hirayama46

    カフカのなかでも最長の長編。でもやっぱり未完。内容はやはり官僚との軋轢などを描いたいつものカフカ。/後半のオルガさんの長広舌は圧巻でした。たぶん作者もコントロールしきれていなかったのでは、と感じます。そもそもカフカが普段からどの程度自分の物語をコントロールしていたのかよくわからないですよね。だからこそぐねぐねした結果、未完なのかもしれませんが……。

  • 甘木

    登録漏れ

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