SACD

交響曲第2番、第3番 ヘルベルト・フォン・カラヤン&ベルリン・フィル(1977-78)(シングルレイヤー)

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCGG9503
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SACD

商品説明

SA-CD〜SHM名盤50
カラヤン&ベルリン・フィル/ブラームス:交響曲第2番、第3番


帝王カラヤン2度目のブラームス交響曲全集からの第2番と第3番です。カラヤン&ベルリン・フィルのまさに黄金期に録音され、その耽美的な表現、重厚華麗な美しさはまさにカラヤン芸術の真骨頂と言えるでしょう。
 DGのオリジナル・アナログ・マスターから独Emil Berliner Studiosにて2012年制作DSDマスターを使用。(メーカー資料より)

【収録情報】
ブラームス:
● 交響曲第2番ニ長調 op.73
● 交響曲第3番ヘ長調 op.90


 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

 録音時期:1977年10,12月、1978年1,2月
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 SACD Single Layer
 SACD対応プレイヤーで再生できます。

【SA-CD〜SHM仕様】【シングルレイヤー】【初回生産限定盤】
2010年からリリースしてきたSA-CD〜SHM仕様シリーズ。これまで紙ジャケットでリリースしてきた約200タイトルの中から、オーディオ・ヴィジュアル評論家 麻倉怜士氏が50タイトルを厳選。シングル・レイヤー、グリーン・レーベルというディスクの仕様はそのままに、通常ケース仕様に変更し、価格もお求め安くしました。この機会に「別次元の音」をぜひお試しください。(メーカー資料より)

内容詳細

カラヤンとベルリン・フィルの黄金期によるブラームスの交響曲第2・3番。ブラームスの重厚な作風とカラヤンの荘重な音楽性が見事にマッチングし、ドラマティックな世界が作り上げられている。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. 交響曲 第2番 ニ長調 作品73 第1楽章:Allegro non troppo
  • 02. 交響曲 第2番 ニ長調 作品73 第2楽章:Adagio non troppo
  • 03. 交響曲 第2番 ニ長調 作品73 第3楽章:Allegretto grazioso (Quasi andantino)
  • 04. 交響曲 第2番 ニ長調 作品73 第4楽章:Allegro con spirito
  • 05. 交響曲 第3番 ヘ長調 作品90 第1楽章:Allegro con brio
  • 06. 交響曲 第3番 ヘ長調 作品90 第2楽章:Andante
  • 07. 交響曲 第3番 ヘ長調 作品90 第3楽章:Poco allegretto
  • 08. 交響曲 第3番 ヘ長調 作品90 第4楽章:Allegro

ユーザーレビュー

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カラヤンは手兵ベルリン・フィルとともにベ...

投稿日:2012/12/29 (土)

カラヤンは手兵ベルリン・フィルとともにベートーヴェンの交響曲全集を3度にわたってスタジオ録音しているが、同時にブラームスの交響曲全集も3度にわたってスタジオ録音している。その他にも、一部の交響曲について、ウィーン・フィルやフィルハーモニア管弦楽団、コンセルトへボウ・アムステルダムなどと録音を行うとともに、ベルリン・フィルなどとのライヴ録音も遺されていることから、カラヤンがいかにブラームスの交響曲を得意としていたのかがよく理解できるところだ。ベルリン・フィルとの全集で言えば、最初の全集が1963〜1964年、本盤におさめられた交響曲第2番及び第3番を含む2度目の全集が1977〜1978年、そして3度目の全集が1987〜1988年と、ほぼ10年毎に、そしてベートーヴェンの交響曲全集のほぼ直後に録音されているのが特徴であると言える。この3つの全集の中で、最もカラヤンの個性が発揮されているのは、紛れもなく本盤の2度目の全集であると考えられる。この当時のカラヤン&ベルリン・フィルは、正にこの黄金コンビの全盛時代である。分厚い弦楽合奏、ブリリアントなブラスセクションの響き、桁外れのテクニックをベースに美音を振り撒く木管楽器群、そして雷鳴のように轟きわたるティンパニなどが、鉄壁のアンサンブルの下に融合し、およそ信じ難いような超絶的な名演奏の数々を繰り広げていたと言える。カラヤンは、このようなベルリン・フィルをしっかりと統率するとともに、流麗なレガートを施すことによっていわゆるカラヤンサウンドを醸成し、オーケストラ演奏の極致とも言うべき圧倒的な音のドラマを構築していた。本盤におさめられた交響曲第2番及び第3番においても、かかる圧倒的な音のドラマは健在であり、どこをとってもいわゆるカラヤンサウンドに覆い尽くされた圧巻の名演に仕上がっていると言える。このような演奏について、例えば第2番については、ワルター&ニューヨーク・フィルによる名演(1953年)、ベーム&ウィーン・フィルによる名演(1975年)、第3番については、クナッパーツブッシュ&ベルリン・フィルによる名演(1950年)などと比較して、その精神的な深みの追及の欠如などを指摘する者もいるとは思われるが、これほどの圧倒的な音のドラマを構築したカラヤンによる名演との優劣を付けることは困難であると考える。本盤の2曲を含め、カラヤン&ベルリン・フィルによる2度目のブラームスの交響曲全集については、長らくに渡って高音質化の波から外れてきた。3度目の全集についてはSHM−CD化、最初の全集についてはリマスタリングが施されたにもかかわらず、これまで殆ど手つかずの状態であったというのは、演奏の素晴らしさからすれば、明らかに不当な扱いを受けてきたと言えるだろう(これは、ベートーヴェンの交響曲全集においても共通して言えることだ。)。しかしながら、今般、全集のうち交響曲第2番及び第3番に限ってということではあるが、待望のシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化が図られることになった。音質の鮮明さ、音場の幅広さ、そして音圧のいずれをとっても一級品の仕上がりであり、あらためてSACDの潜在能力の高さを思い知った次第である。いずれにしても、全盛期のカラヤン&ベルリン・フィルによる圧倒的な名演を、現在望みうる最高の高音質であるシングルレイヤーによるSACD盤で味わうことができるのを大いに歓迎したい。そして、可能であれば、全集の中の残された交響曲第1番及び第4番、そして悲劇的序曲、ハイドンの主題による変奏曲についてもシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化を行っていただくことを大いに期待したい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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 やはり新盤の“黄昏感”に軍配を上げたい...

投稿日:2012/12/22 (土)

 やはり新盤の“黄昏感”に軍配を上げたいです。ブラームスの交響曲には,その“黄昏感”が妙に似合いますし。でも,この演奏だって勿論魅力的です。ただ,この“完璧さ”を“魅力”と呼んでいいのかどうかですが…。私の中では,セル&クリーブランド管と並ぶ“完璧”なブラームスです。曲全体をどっしりと支える低弦。その上を軽々と美しく舞い,囀る木管群,煌びやかな金管群…もう,見事としか言いようがない…! 第2番の終楽章など唖然とする整い方だし,第3番の冒頭も力強さと美しさを両立させた様は,ほんと見事の一言。でも,やっぱり“黄昏感”に惹かれるなぁ…。

masato さん | 新潟県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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