歌曲集　ヘンドリックス、ペンティネン

ソプラノの名花、ヘンドリックスが濃密に紡ぐ
ブラームスの珠玉の歌曲集

ソプラノの名花、ヘンドリックスの最新盤はブラームスの歌曲集。シューマンやヴォルフらが、比較的集中した時期に歌曲を作曲したのに比べると、ブラームスは、生涯にわたってコンスタントに歌曲を書き続けたといえるでしょう。ヘンドリックスは近年シューマン、シューベルト、ベートーヴェンなど、ドイツ歌曲の道を深めていますが、ここでも、パートナーである名手ペンティネンの素晴しいピアノ・パートを得て、充実の内容と、曲ごとに非常に集中した濃密な雰囲気で聴かせます。（キングインターナショナル）

【収録情報】
ブラームス：
・われらはさまよい歩いた op.96-2
・昔の恋 op.72-1
・おとめは語る op.107-3
・私の眠りはますます浅く鳴り op.105-2
・わたしの恋は緑にもえ op.63-5
・永遠の愛について op.43-1
・死は冷たい夜 op.96-1
・セレナード op.106-1
・おとめの歌 op.107-5
・夏の夕べ op.84-1
・花の環 op.84-2
・愛のまこと op.3-1
・狩人 op.95-4
・森に囲まれた丘から op.57-1
・おまえがほほえみさえすれば op.57-2
・私は夢を見た op.57-3
・ああ、その目をそらして op.57-4
・動かぬなまぬるい空気 op.57-8
・恋人を尋ねて op.48-1
・甲斐なきセレナード op.84-4
・低音のための5つのリート op.105-1
・サラマンドラ（火とかげ） op.107-2
・アグネス op.59-5
・テレーゼ op.86-1
・野の寂しさ op.86-2
・子守歌 op.49-4
・便り op.46-1

　バーバラ・ヘンドリックス（ソプラノ）
　ローランド・ペンティネン（ピアノ）

　録音時期：2002年3月4-7日、2007年10月30日
　録音場所：ストックホルム、ロイヤル・アカデミー・ホール・オブ・ミュージック
　録音方式：ステレオ（デジタル）