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Symphony No.3 : Markus Poschner / Vienna Radio Symphony Orchestra

Bruckner (1824-1896)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
C8086
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


#bruckner2024
マルクス・ポシュナー/ブルックナー:交響曲第3番(初稿)


「CAPRICCIO」レーベルと国際ブルックナー協会の主導で、ブルックナーの生誕200年にあたる2024年までにブルックナーの全交響曲のすべての稿(バージョン)を録音しようという企画「#bruckner2024」の第5弾。今回リリースされるのは、ブルックナーの交響曲の中で異稿が最も多い交響曲第3番の初稿(1873年作曲)です。楽譜はノーヴァク版を使用。
 第3番の各稿の中では初稿が最も長く、また『ワーグナー』のニックネームの由来であるワーグナーのオペラから引用したモチーフが最も多く使われており、独自の魅力となっています。しかし、今では信じられない話ですが、初演のためのリハーサルに臨んだウィーン・フィルから「演奏不能」と宣告されてしまい、初演は行われませんでした。その後の改訂稿に比べると「整理が付いていない」「作曲法が練れてない」とされることもある初稿ですが、ブルックナーの革新的な着想がよりオリジナルな形に留められていることから評価する声も強く、演奏・録音の機会は着実に増えています。
 マルクス・ポシュナーとウィーン放送交響楽団による演奏は、特に速い楽章では速めのテンポを採り、若々しい気概を感じさせます。一方、緩徐楽章ではしっかりとテンポを緩め、しっとりとした情感や先に進むのを戸惑うような風情を醸します。第3番第1稿再評価の転機をもたらしたインバル&フランクフルト盤の演奏時間(23:59 / 18:53 / 06:09 / 16:17)と比べると、特に前半2楽章において顕著な違いがあり、イメージがかなり異なる演奏となっていることが想像できるでしょう。(輸入元情報)

【収録情報】
● ブルックナー:交響曲第3番ニ短調 WAB103(1873年初稿/ノーヴァク版)

 I. Gemasigt. Misterioso (19:23)
 II. Adagio:Feierlich (16:17)
 III. Scherzo:Ziemlich schnell (06:09)
 IV. Finale. Allegro (15:08)

 ウィーン放送交響楽団
 マルクス・ポシュナー(指揮)

 録音時期:2022年1月23,24日&25日
 録音場所:オーストリア、ウィーン、Radio Kulturhaus&Konzerthaus
 録音方式:ステレオ(デジタル)


【#bruckner2024について】
ウィーンを拠点とするレーベル「Capriccio」がブルックナー研究の第一人者でイェール音楽大学院のポール・ホークショーの監修の下、ブルックナーの生誕200年にあたる2024年までに全交響曲のすべての稿を録音するというプロジェクトです。少なからぬ曲で目下刊行が進んでいる新ブルックナー全集(NBG)の楽譜が使われる予定。
 指揮者には全曲を通じてマルクス・ポシュナーを、オーケストラはポシュナーの手兵リンツ・ブルックナー管弦楽団を主体にウィーン放送交響楽団も起用。今後は22年秋に第3番の第1稿(1873年稿、ノーヴァク版)が、また年末までに第8番の第1稿(1887年稿、ホークショー校訂による新全集版)が予定され、ブルックナー・ファンにとっては目と耳の離せないシリーズとなりそうです。(輸入元情報)

Customer Reviews

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