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ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2

Brady Mikako

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784103526827
ISBN 10 : 4103526823
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2021
Japan

Content Description

変わりゆく時代の中で、大切なことは何か。13歳になった「ぼく」の日常は、私たちに問いかける。80万人が読んだ成長物語、完結。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    ブレイディみかこ4作目です。『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の続編、新鮮味はありませんが、安定 の面白さでした。しかし図書館をホームレスのシェルターにするようでは、イギリス社会も相当いかれています。帯では完結編とされていましたが、第三弾もありそうな雰囲気です。但し、タイトルのブルーは、本書の表紙のミントグリーンではなく、もっと憂鬱なブルーだと思います(笑) https://www.shinchosha.co.jp/ywbg/

  • kou

    今作も面白く、自身としても考えさせられた。前作もそうだったが、中学生で、ここまで他者を思いやり、物事を深く考えることができるのは、凄いことだと思う。できるならば、成人するまでの過程も読んでいきたいな。続編希望!!

  • Kanonlicht

    英国が抱える経済格差や人種問題、LGBTQなどの状況について、中学生男子のリアルな感想を、それをヒアリングする移住者としての著者の視点とともに多角的に知ることができた。前作よりもさらに大人びた視点を獲得した息子さんについて思うのは、英国の発展的な教育プログラムのおかげもあるだろうけど、やっぱり自らがアジア人の子として多様性の当時者であることも大きいのだろうと思う。日本はまだ外国からの移住者を心から受け入れているとは言い難く、彼らもまたそれぞれに繊細な胸の内があることを理解しなければと思った。

  • bunmei

    中学生に入学した息子も、それなりの時間の経過と共に、思春期から大人へ。逞しく成長し、社会に対して、俯瞰的な思考や見方ができるようになってきている。それは、底辺中学校と呼ばれる公立学校に身を置いたことによる、彼なりの処世術であり、培われてきた人間性なのかもしれない。それに伴って、母親の見方も、前作のような息子目線を通したイギリス社会に対する内容から、社会全般に渡り、より多様な価値感やそれらを受容する姿勢へと変容している。近い将来の日本でも起こりうる社会問題を、決して悲観的ではなく、幅広く投げかけてきている。

  • 速読おやじ

    2も文句なしに面白い。ダイバーシティなんて言葉が空虚に聞こえる。これがホンモノだ。息子の言葉が、ときおり心に突き刺さる。差別はしつはいけませんと抽象論をかざしたところで、本当の意味で心には刻みつけられない。本書は、その壮大なフィールドワークなんじゃやいかと思った。

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