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他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ

Brady Mikako

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163913926
ISBN 10 : 4163913920
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2021
Japan

Content Description

“負債道徳”、ジェンダーロール、自助の精神…エンパシー(意見の異なる相手を理解する知的能力)×アナキズムが融合した新しい思想的地平がここに。

目次 : 第1章 外して、広げる/ 第2章 溶かして、変える/ 第3章 経済にエンパシーを/ 第4章 彼女にはエンパシーがなかった/ 第5章 囚われず、手離さない/ 第6章 それは深いのか、浅いのか/ 第7章 煩わせ、繋がる/ 第8章 速いシンパシー、遅いエンパシー/ 第9章 人間を人間化せよ/ 第10章 エンパシーを「闇落ち」させないために/ 第11章 足元に緑色のブランケットを敷く

【著者紹介】
ブレイディみかこ : 1965年福岡県福岡市生まれ。96年から英国ブライトン在住。ライター、コラムニスト。2017年、『子どもたちの階級闘争 ブロークン・ブリテンの無料託児所から』で新潮ドキュメント賞、19年『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』でYahoo!ニュース|本屋大賞2019年ノンフィクション本大賞、毎日出版文化賞特別賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    ブレイディみかこ3作目です。もっとアナーキーな内容を期待していたのですが、エンパシーの教科書のような雰囲気でした。興味深い内容ではありますが、これでは『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の1/10も売れません。 https://bunshun.jp/articles/-/47010

  • 読特

    エンパシーに纏わる様々な論点。シンパシーは感情。エンパシーは能力。鍛えればアップできる。普段から、他者の考えの背景を理解しようとすることは大切。・・一方、反エンパシー論もある。特定の誰かのことばかり考えれば、他の誰かが蔑ろになる。思い違いもある。よかれと思ってしたことが逆に傷つける結果になる。他国を侵略し虐殺までする某国のリーダーの思いを慮る必要はあるのか?・・他者の靴を履きその人の気持ちなってみる。たとえどんなに汚く、臭くても・・。いや、履かなくてよい靴もある。ダメなものはダメ。それがよいときもある。

  • TakaUP48

    筆者の読書量と博学に舌を巻き、カタカナが多くやや難しい本。息子のエンパシーの答案「他者の靴を履く」がピタリハマった表現!映画『プリズン・サークル』で、受刑者が「他者の靴を履く」場面が登場。英国の公立中学校では科目「演劇」があり、託児所では様々な表情の人間の顔写真を見せ感情を教える”演劇的な幼児教育”に驚く。コロナ渦で「ケア階級」の必要性を実感。従来の大人の指示に従う訓練教育とは真逆のニールの「サマーヒル・スクール」、赤ん坊からエンパシーを教わる教育法など興味深い取り組みが紹介されていた。日本で出来るか?

  • ネギっ子gen

    ベストセラー『ぼくはイエロー』の副読本で、<あの本の著者が「母ちゃん」としてではなく、「わたし」という一人の人間として(ときには一人の女性として)「他者の靴を履く(エンパシー)」を思索する旅に出た>、「大人の続編」。また、<わたしが「わたし」という一人の人間として物事を考え始めると必ずどこからか現れるアナキズムの思想が、いつの間にか当然のようにわたしの隣を歩き始めて、エンパシーとの邂逅を果たした旅の記録とも言える>と。 “多様性の時代”のカオスを生き抜くための本であり、実に読み応えがある、強力お薦め本!⇒

  • アナーキー靴下

    著者の本は初読。アナーキーに無政府といった意味以外の概念が…? と気になり読んでみたが、疑問が解消したかといえば何とも言い難い。そもそも内容はエンパシー中心で、エンパシーにまつわる様々な議論や具体例を紹介しながら持論を披露する流れなのだが、冒頭で書かれている通り、論者によって定義が異なるため、話がブレまくっているように感じる。ネットニュースのコメント欄からざっくり自分の考えと近いものを抽出しても、細かく見ると少しずつ違って、一抹の気持ち悪さが残る、そういう感覚に近い。思考の種を蒔かれたと思えば良い本かも。

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