プロコフィエフ(1891-1953)

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SHM-CD

プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番、ラヴェル:ピアノ協奏曲 ユンディ・リ、小澤征爾&ベルリン・フィル

プロコフィエフ(1891-1953)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG52078
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD

商品説明

セルゲイ・プロコフィエフ(1891−1953)
1.ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 作品16

モーリス・ラヴェル(1875−1937)
2.ピアノ協奏曲 ト長調

ユンディ・リ(ピアノ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:小澤征爾

録音:2007年5月 ベルリン〈ライヴ・レコーディング:1〉

解説(内容)
【ドイツ・グラモフォン定盤 premium】【SHM-CD仕様】【グリーン・カラー・レーベルコート】【ルビジウム・クロック・カッティング】野性的なピアニストを構想の中核にして鮮烈なモダニズムを打ち出した、ペテルブルク音楽院在学中に書かれたプロコフィエフの協奏曲第2番。伝統的な構成法を守りながら鋭い閃きを感じさせる、作曲家の個性が明確に表れた緻密で軽妙洒脱なラヴェルのト長調協奏曲。20世紀に誕生したピアノ協奏曲の傑作2曲を、ショパン国際ピアノ・コンクールでの優勝、破竹の勢いで快進撃を続けていたユンディ・リと小澤征爾の初顔合わせが実現したアルバムです。

内容詳細

ユンディ・リと小澤征爾指揮ベルリン・フィルによるラヴェルのピアノ協奏曲とプロコフィエフのピアノ協奏曲第2番(2007年録音)。ショパン国際ピアノ・コンクールでの優勝後、破竹の勢いで突き進むユンディ・リと小澤との初顔合わせが実現した一枚。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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自分はアマチュアピアノ弾きで両方とも楽譜...

投稿日:2021/03/03 (水)

自分はアマチュアピアノ弾きで両方とも楽譜を持っていてラヴェルは全曲練習もしましたが、数多くの録音を聴いた中で最初はあまり印象に残らなかったユンディ・リの演奏が楽譜に忠実で極めて模範的な演奏と思うに至りました。感情に流されることなく精緻に音楽を作り上げていく姿勢は素晴らしいと思います。近現代の曲が合っていそうなので、もっと弾いてほしいです。

ふらんく さん | 東京都 | 不明

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ドイツ・グラモフォンへの最後の録音となっ...

投稿日:2012/04/03 (火)

ドイツ・グラモフォンへの最後の録音となった、ユンディの協奏曲録音。彼は協奏曲の録音としては、このほかにショパンとリストの第1番(アンドリュー・デイヴィス&フィルハーモニア管)ぐらいしかなく、やはり彼はソロ向けなのかなぁとも思ってしまします。ですが、ここでは小澤征爾&ベルリン・フィルという素晴らしいサポートをバックに、熱演を繰り広げています。以前NHKのユンディ特集番組で、この収録風景を見たことがありますが、若いユンディの勢いに負けずオケを引っ張っていく小澤征爾もさすがなぁと感じたものです。プロコフィエフはライヴ録音で、あっという間に第4楽章まで駆け抜けて唐突なフィナーレを迎えるので、終わった瞬間に声も拍手も出ないという聴衆の反応が、また興味深いものです。ラヴェルはセッション録音ですが、今度は指揮者やオケの息遣いが聴こえるぐらいの臨場感。録音も素晴らしいです。

CHOPINIST さん | 大阪府 | 不明

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本盤にはプロコフィエフのピアノ協奏曲第2...

投稿日:2011/06/10 (金)

本盤にはプロコフィエフのピアノ協奏曲第2番とラヴェルのピアノ協奏曲がおさめられているが、両曲ともにピアニスト、指揮者、オーケストラの三拍子が揃った素晴らしい名演と高く評価したい。特に、優れているのはプロコフィエフの方だ。プロコフィエフのピアノ協奏曲では第3番があまりにも有名であり、第2番はその陰に隠れている存在に甘んじているが、本名演はそうした不当な評価を一変させるだけのインパクトがあるものと言える。第2番は、プロコフィエフがぺテルブルク音楽院在学中に作曲されたいわゆるモダニズムを追及していた時代の野心作であり、弾きこなすには超絶的な技量を要する楽曲だ。ユンディ・リの卓越した技量は本演奏でも冴えわたっており、小澤指揮のベルリン・フィルとの丁々発止のやり取りは、これぞ協奏曲を聴く醍醐味と言えるだろう。もっとも、ユンディ・リは技量一辺倒には陥っていない。とりわけ第3楽章において顕著であるが、ロシア風の抒情の表現にもいささかも不足はなく、その情感溢れる美しさには抗し難い魅力があると言えるところであり、ユンディ・リの表現力の幅の広さを大いに感じることが可能だ。他方、ラヴェルについては、本演奏だけを聴くと素晴らしい演奏には違いがないのだが、同曲にはフランソワやアルゲリッチ、ツィマーマン、エマールなどの個性的な名演が目白押しであり、それらと比較するとやや特徴がない無難な演奏になってしまっているように思われてならない。もっとも、それは高い次元での比較の問題であり、本演奏を名演と評価するのにいささかの躊躇もしない。前述のように、小澤&ベルリン・フィルは、協奏曲におけるピアニストの下支えとしては十分過ぎるくらいの充実した名演奏を繰り広げており、本名演に大きく貢献しているのを忘れてはならない。録音は、特にプロコフィエフについてはライヴ録音ではあるが、本盤でも十分に満足し得る音質であると言える。しかしながら、先日発売されたSHM−CD盤は、若干ではあるが音質がさらに鮮明になるとともに音場がやや幅広くなったように感じられるところだ。いまだ未入手で、ユンディ・リによる素晴らしい名演をできるだけ良好な音質で聴きたいという方には、SHM−CD盤の方の購入をお奨めしておきたい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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