『ジューリオ・チェーザレ』全曲　ルネ・ヤーコプス＆コンチェルト・ケルン、ジェニファー・ラーモア、バルバラ・シュリック、他（1991　ステレオ）（4CD）

ヤーコプスの不朽の名盤、ジューリオ・チェーザレ

ヤーコプスの不朽の名盤、ジューリオ・チェーザレが復活します。発売当時、CDとしては初登場の盤ということもあり、注目されました。抜粋版などで再発売されていたものの、最終場も収録された完全版での発売です。テキストを第一に優先するヤーコプスだけあって、それぞれのアリアはどれも実に深い表情。そしてそれぞれのアリアの超絶技巧の完成度は今聴いても舌を巻くもの。25年以上前から、ヤーコプスがこのような高水準で演奏を行っていたことにあらためて感嘆させられます。管弦楽のコンチェルト・ケルンには、ヴィオラにマンフレート・クレーマー、チェンバロにアレッサンドロ・デ・マルキ、リュートにユングヘーネルと錚々たるメンバーが名を連ねており、歴史的にも価値のある名盤となっています。
　オリジナル・ブックレットには、イタリア語（歌唱言語）のみ掲載、英訳などはありません。（輸入元情報）

【収録情報】
● ヘンデル：歌劇『ジューリオ・チェーザレ』全曲

　ジェニファー・ラーモア（チェーザレ／コントラルト）
　バルバラ・シュリック（クレオパトラ／ソプラノ）
　ベルナルダ・フィンク（コルネリア／メゾ・ソプラノ）
　マリアン・レルホルム（セスト／ソプラノ）
　デレック・リー・ラジン（トロメオ／カウンターテナー）
　フーリオ・ザナージ（アキッラ／バリトン）
　ドミニク・ヴィス（ニレーノ／カウンターテナー）
　オリフィエ・ラルエット（クーリオ／バリトン）
　コンチェルト・ケルン
　ルネ・ヤーコプス（指揮）

　録音時期：1991年7月
　録音場所：ケルン
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）