ベートーヴェン(1770-1827)

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SACD

交響曲第5番『運命』、第2番 小林研一郎&チェコ・フィル

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OVCL00440
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

昨年70歳を迎えた小林研一郎のベートーヴェンの交響曲全集第2弾

第3番『英雄』(OVCL00403)の好評価が記憶に新しい小林研一郎のベートーヴェン・シリーズ。第2番も同じ定期演奏会で収録されたライヴ盤です。『英雄』同様に圧倒的で重厚なサウンドをチェコ・フィルから引き出す小林のタクトは絶品です。また、切れのあるテンポと要所で聴かせるソロ楽器のバランス感覚は長年ベートーヴェンを振り続けてきた小林が達した音楽といえます。
 第5番『運命』はクレツキアンチェルといったチェコ・フィルの過去の名盤に次ぐ決定盤ともいえる迫力の演奏を魅せます。小林が長年演奏し、レパートリーとしてきた『運命』は決定的とも言える強い意志を感じさせる演奏です。オーケストラ全体が頂点へ向けて突き進む推進力と金管陣の輝かしい音色が興奮を誘います。(EXTON)

【収録情報】
ベートーヴェン:
・交響曲第2番ニ長調 op.36
・交響曲第5番ハ短調 op.67『運命』

 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
 小林研一郎(指揮)

 録音時期:2010年4月29-30日、11月18-19日
 録音場所:プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール
 録音方式:DSDレコーディング(ライヴ)
 SACD Hybrid
 2ch HQ (CD STEREO/ SACD STEREO)

内容詳細

第2交響曲における絃楽器の歌わせ方に心が震える。第2楽章の夢見るような美しさなど格別だ。チェロとベースが分離する部分も明瞭に聴き取れる。“炎のコバケン”ならではの熱い演奏が期待される第5は意外にも抑制のきいた解釈。正攻法で曲の奥義を極める。(彦)(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

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3番はジャケットのマエストロ小林の不自然...

投稿日:2011/05/05 (木)

3番はジャケットのマエストロ小林の不自然のカメラ目線の微笑に引いてしまったが・・(唸りがあるかも・・との恐怖心も)やはり指揮者は指揮している姿がいい。2番・マーツァル時代の澄んだ音色、スタイル、テンポは大指揮者時代のもので、1音1音 丁寧な演奏。 終始澄んだ音に注意されているようで、よく言えば聴きやすく、悪く言えば中庸。「炎のコバケン」はそこにはない。特に第2楽章がロマン情緒たっぷりで美しい。フィナーレはややティンパニでコバケン節を醸し出すが、テンポは遅く一定。模範的良い演奏だと思うが、クリュイタンスやスイトナーを愛聴している私には新たなものは残念ながら・・・/第5 音のこだわりは2番同様 だが印象ががらっと変わり、1楽章 1音から炎のコバケンが復活する。ただ全体的にはかつてのチェコフィルのクレツキ ノイマンの(伝統?)スタイル枠をはみ出さない。ただ第2楽章は今まで耳にしたことのない響きを創り出す。この盤を買ってよかった!!と思った瞬間である。また終楽章 マエストロにしては大変珍しく反復を行っている。

アッキ さん | 茨城県 | 不明

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古希を迎えた小林研一郎がチェコ・フィルと...

投稿日:2011/05/05 (木)

古希を迎えた小林研一郎がチェコ・フィルとともに開始した、ベートーヴェンの交響曲チクルスの第2弾の登場だ。今回は、第2と第5の組み合わせであるが、前回のエロイカと同様に、素晴らしい名演と高く評価したい。特に、第5は、いかにも「炎のコバケン」の面目躍如たる圧倒的な豪演と言える。第1楽章の冒頭からして、凄まじい緊迫感に満ち溢れている。その後も畳み掛けていくような気迫と力強さが漲っており、トゥッティに向けて遮二無二突き進んでいく推進力は、圧巻の迫力を誇っていると言える。第2楽章は変幻自在のテンポ設定や思い切った強弱の変化を駆使して、誰よりもドラマティックな表現を行っているのが素晴らしい。副旋律の響かせ方について工夫を凝らしたりするなど個性的な表現が連続するが、他方、むせ返るような情感の豊かさは、小林研一郎の熱き心を体現していて実に感動的だ。第3楽章の低弦の響かせ方も楽曲の心眼に切り込んでいくような凄みがあると言える。そして、終楽章は、本演奏の白眉。楽曲の頂点に向けて、溢れんばかりの生命力で盛り上っていくような力感のある演奏を繰り広げ、小林研一郎のうなり声とともに圧倒的なクライマックスのうちに全曲を締め括っている。第2も素晴らしい名演だ。冒頭から切れ味鋭いテンポと彫の深い表現で聴き手を魅了する。とりわけ第2楽章は、小林研一郎の熱き歌心が結集しており、その至純の美しさには抗し難い魅力に満ち溢れていると言える。そして、小林研一郎による切れば血が出てくるような灼熱のような指揮に、適度の潤いと奥行きの深さを与えているのが、チェコ・フィルによる名演奏と言えよう。ホルンをはじめとする管楽器の技量には卓越したものがあり、弦楽器の重厚で深みのある音色も実に魅力的というほかはない。いずれにしても、両演奏ともに小林研一郎とチェコ・フィルの抜群の相性の良さを感じさせる名演であり、今後のベートーヴェンの他の交響曲の演奏に大きな期待を抱かせるものと言える。録音は、SACDによる極上の高音質であり、小林研一郎&チェコ・フィルによる素晴らしい名演を望み得る最高の鮮明な音質で味わうことができるのを大いに歓迎したい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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