ベートーヴェン(1770-1827)

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CD

交響曲選集 有田正広&クラシカル・プレイヤーズ東京(4CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TBRCD0056
組み枚数
:
4
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明


「クラシカル・プレイヤーズ東京・活動終了を記念して」
何と言う瑞々しさ!! ベートーヴェン:交響曲選集、特価2CD価格!!


「このCDに収録されているベートーヴェンの交響曲の録音は、有田正広とクラシカル・プレイヤーズ東京が2009年3月の第7番から2017年3月の第1番・第2番までの7曲の交響曲の演奏の記録である。
 クラシカル・プレイヤーズ東京の前身となる東京バッハ・モーツァルト・オーケストラは1992年に結成された。このオーケストラはその名の通りバッハやモーツァルトの音楽を中心にバロックから古典派までの音楽を、指揮者を含むメンバー全員が、作曲されたその時代の楽器とその奏法、音楽に対する考え方までを吸収し消化した上で演奏することを念頭に組織された、画期的な、おそらく日本では初めてのオーケストラだった。指揮者の念頭には創立当時から音楽のレパートリーをさらに古典派の後期からロマン派、近代の音楽にまで広げていきたいという夢があったことだろう。しかし、これを実現するには、それぞれの時代と音楽に合った楽器とその奏法や音楽語法の習熟が必要である。バロック時代(バロック時代でさえ、場所と時期などによって様々な楽器とそのピッチ、奏法、音楽語法があるのだが)から古典派、ロマン派、近代と時代が進むにつれて、楽器(特に管楽器など)そのものがさらに多様化してきている。
 その中で常に問題となることの一つが音楽に合った楽器の手配とその奏法、そして様々な音楽語法の違いに対する柔軟性であり、このことは個々の奏者に負担をかけることになり、想像以上に時間がかかることは容易に想像がつくことである。
 過去、レコードが無かった時代やSP時代にはあまり考えられなかったことだが、演奏の記録がLPレコードからCDそしてその先まで進もうとしている現在、あまたの名指揮者がベートーヴェンの交響曲の全曲演奏と録音を行っている。その中でこの画期的ともいえる交響曲集が第6番『田園』と第9番『合唱付き』を含まないのははなはだ残念なことではあるし、指揮者の中では第6番の研究はすでに始められていたという。しかし、演奏上の様々な問題を解決するには未だ時間を要すること、また第9番については、オラトリオ形式となる第4楽章の演奏上の問題が残されていることから、オーケストラが終止符をうつこの時点で一度記録としてまとめておくことは大きな意義を持っているといえよう。」〜小川恒行氏のライナーノートより〜(販売元情報)

【収録情報】
ベートーヴェン:交響曲選集


Disc1
● 交響曲第1番ハ長調 Op.21(録音時期:2017年2月5日)
● 交響曲第7番イ長調 Op.92(録音時期:2009年3月28日)

Disc2
● 交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』(録音時期:2009年6月12日)

Disc3
● 交響曲第2番ニ長調 Op.36(録音時期:2017年2月5日)
● 交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』(録音時期:2015年2月14日)

Disc4
● 交響曲第4番変ロ長調 Op.60(録音時期:2015年2月14日)
● 交響曲第8番ヘ長調 Op.93(録音時期:2013年6月28日)

 クラシカル・プレイヤーズ東京
 有田正広(指揮)

 録音場所:東京芸術劇場
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

内容詳細

有田正広&クラシカル・プレイヤーズ東京のベートーヴェン交響曲選集には6番、9番を除く7曲が収められている。快速テンポで躍動感あふれる演奏。古楽器の瑞々しい音色感が活かされる。ただし、古楽器による録り直しなしのライヴ録音だけに、金管楽器などのミスがそのまま残っていて、生々しい。(治)(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

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聴いて驚きの素晴らしい演奏が含まれている...

投稿日:2017/12/15 (金)

聴いて驚きの素晴らしい演奏が含まれている。エロイカの冒頭、ハンマーで叩きつけるような和音に始まり速めのテンポで推進していく中、オリジナル楽器独特のクッキリした明快な響きとPPの美しさ、管楽器群の達者な技量、アンサンブル、かゆいところに手が届くような、アクセントの絶妙なはまりぐあい、ダイナミズムの豊かさすべてが素晴らしいの一言。2楽章のオーボエソロの美しさ、はかなさ奥深さも特筆。これ1曲でも十分な価値ある交響曲選集である。 だまされたと思って聞いてみると、日本のオリジナル楽器オーケストラのベートーヴェン演奏がここまで来ていたのか・・という驚きと実感。ヨーロッパでブリュッヘン、ガ‐ディナーが成し遂げたツィクルスに迫るかエロイカに関してはそれらを超えているような印象。1番、2番、8番も同様に優れた演奏。録音も立体的で優れており、日本のオーケストラ演奏史で考えても誇りといえる記録である。

まめ さん | 東京都 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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