マルクス、ヨーゼフ(1882-1964)

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CD 輸入盤

ロマンティックなピアノ協奏曲、カステッリ・ロマーニ デイヴィッド・ライヴリー、スティーヴン・スローン&ボーフム交響楽団

マルクス、ヨーゼフ(1882-1964)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8573834
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ヨーゼフ・マルクス:ピアノ協奏曲

オーストリア後期ロマン派の作曲家ヨーゼフ・マルクス。幼い頃にはヴァイオリニストになることを求められ、父からピアノの演奏を禁じられていたマルクスでしたが、彼はシューベルトとハイドンを愛し、スクリャービンやドビュッシーのピアノ曲に憧れていたため、秘かにピアノの練習を続け、最終的には確かな技巧を手にいれることができました。
 彼はいくつかのピアノとオルガンのための作品(ラフマニノフ風)や、数多くの充実したピアノ・パートを持つ歌曲を作曲しましたが、彼がピアノにかける思いが一番顕著に表出されているのは、このアルバムに収録された2曲のピアノ協奏曲でしょう。タイトルに「ロマンティックな」と書かれている通り、濃厚なロマンティシズムに溢れた第1番のピアノ協奏曲はもちろんのこと、2番目の協奏曲『カステッリ・ロマーニ』はASVレーベルからの発売時は世界初録音として注目された曲。ハリウッドの映画音楽にも似た重厚なオーケストラ・パートと華麗なテクニックを誇示するピアノ・パートが拮抗。マルクスの想いが溢れる美しい作品です。(輸入元情報)

【収録情報】
マルクス:
1. ロマンティックなピアノ協奏曲 (1919-1920)
2. ピアノとオーケストラのための『カステッリ・ロマーニ』 (1919-1930)(ハドリアーナ村/トゥスクルム/フラスカティ)


 デイヴィッド・ライヴリー(ピアノ)
 ボーフム交響楽団
 スティーヴン・スローン(指揮)

 録音時期:2004年1月13-17日
 録音場所:Erholungshaus der Bayer Industry Services, Lerverkusen, Germany
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 世界初録音(2)
 旧品番:CDDCA1174(ASV)

収録曲   

総合評価

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冒頭から魅せられる良い曲です。ピアノ協奏...

投稿日:2016/08/29 (月)

冒頭から魅せられる良い曲です。ピアノ協奏曲として、完成度が高いと思います。幸福感に包まれるような高雅な雰囲気が魅力的です。スクリャービンのピアノ協奏曲を更に明るくしたような優れた曲です。

テリーヌ さん | 兵庫県 | 不明

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(続き)世界初録音の「ローマの城」(1929-30)は、レ...

投稿日:2009/03/06 (金)

(続き)世界初録音の「ローマの城」(1929-30)は、レスピーギの友人で、祖母もイタリア人だった作曲者が、同地を訪れた後に書いた作品。第1楽章「皇帝ハドリアヌスの離宮」と第2楽章「トゥスクルム」はラヴェル風、第3楽章「フラスカーティ」はレスピーギ風で、ロマンティック協とは対照的な作風です。第1楽章の2:19からピアノが提示(8:48からオケが再現)する主題は、ピアノのための6つの小品(1916)の第4曲アラベスクから中間部主題を引用したもの。ロマンティック協より奏者への負担は少なそうなので、ローマ3部作の番外編のような形でもっと演奏されてもいい秀作です。

のろま さん | 東京 | 不明

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デーヴィッド・リヴリーは、72年ジュネーヴ・コンクール2位で...

投稿日:2009/03/06 (金)

デーヴィッド・リヴリーは、72年ジュネーヴ・コンクール2位で、ディノ・チャーニ賞、チャイコフスキー・コンクール特別賞なども獲得した奏者。ロマンティック協(1919-20)は、HYPERION盤より録音は良さそうで、当盤のほうがピアノの高音も強い印象です(HYPERION盤のところで低弦としましたが訂正)。ただ、両端楽章のテンポが遅いのはいいとしても、第2楽章中間部で、軽妙に加速させるアムランとは逆にリヴリーが減速させてしまうので、私はHYPERIONに軍配!

のろま さん | 東京 | 不明

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