SACD

交響曲第1番『巨人』(花の章付き) ヴラディーミル・ユロフスキー&ロンドン・フィル

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
AVCL25930
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

マーラー:交響曲第1番『巨人』
ヴラディーミル・ユロフスキー&ロンドン・フィル


2017年のクラシック音楽界、最大の話題となること確実な、ヴラディーミル・ユロフスキー&ロンドン・フィルの初来日を記念して、「LPO Live」音源を発売。第六弾はマーラー:交響曲第1番『巨人』!
 マーラーの10曲の交響曲のうち、最も演奏頻度の高い第1番『巨人』にフレッシュな息吹を吹き込みます。第2楽章に『花の章』を加えた5楽章構成で、ユロフスキーらしい颯爽としたテンポによる演奏がカタルシスをもたらします。(メーカー資料より)

【収録情報】
● マーラー:交響曲第1番ニ長調『巨人』(花の章付き)


 第1楽章:Langsam, Schleppend, wie ein Naturlaut-Im Anfang sehr gemachlich(ゆるやかに重々しく)
 『花の章』:Andante Allegret
 第2楽章:Kraftig bewegt, doch nicht zu schnell(力強く運動して)
 第3楽章:Feierlich und gemessen, ohne zu schleppen(緩慢でなく、荘重に威厳をもって)
 第4楽章:Sturmisch bewegt(嵐のように運動して)

 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴラディーミル・ユロフスキー(指揮)

 録音時期:2010年12月4日
 録音場所:ロンドン、サウスバンク・センター、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO

【アーティストプロフィール】
ヴラディーミル・ユロフスキーは1972年にモスクワで生まれ、モスクワ音楽院で音楽を学んだ。祖父は作曲家、父は指揮者。家族と共に90年にドイツへ移住し、ドレスデンとベルリンの音楽学校で指揮をロルフ・ロイターに、歌唱指導をセミヨン・スキーギンに学ぶ。95年、ウェクスフォード音楽祭に初登場した際に指揮したリムスキー=コルサコフ:《5月の夜》が大評判をとり、一気に国際的な注目を集めた。同年、コヴェント・ガーデン王立歌劇場にヴェルディ:《ナブッコ》でデビュー。以来、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団、ドレスデン・シュターツカペレ、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、ヨーロッパ室内管弦楽団、ニューヨーク・フィル、シカゴ交響楽団、ボストン交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団、パリ・オペラ座、ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場、バイエルン国立歌劇場、ドレスデン国立歌劇場など世界の主要オーケストラと歌劇場に客演。
 ベルリン・コーミッシェ・オパーの第1カペルマイスター(97-2000)、ボローニャ歌劇場の首席客演指揮者(00-03)、ロシア・ナショナル管弦楽団の首席客演指揮者(05-09)、グラインドボーン・オペラ・フェスティヴァルの音楽監督(01-13)を歴任。エイジ・オブ・エンライトゥメント管弦楽団の「首席アーティスト」、ロシア国立交響楽団の芸術監督、ジェルジ・エネスク音楽祭(ブカレスト)の芸術監督に加え、17/18シーズンからはベルリン放送交響楽団の首席指揮者兼芸術監督も兼任する。ロンドン・フィルとは、03年に首席客演指揮者に招かれ、07年には第12代首席指揮者に就任して現在に至る。(2016年11月)(メーカー資料より)

内容詳細

ユロフスキー/ロンドン・フィルは、いまヨーロッパでもっとも注目されるコンビだろう。2007年に首席指揮者に就任して以来10年。その成果は「LPO LIVE」として次々とリリースされている。2010年録音のマーラーの交響曲第1番では第2楽章に「花の章」を入れ、とても美しく、しかもエネルギッシュな演奏になっている。(長)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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ユロフスキーの演奏は細部に花の章を第2楽...

投稿日:2013/07/06 (土)

ユロフスキーの演奏は細部に花の章を第2楽章として扱ったのをはじめ、楽器の扱いなどにユニークな部分が散見されるが、劇的でフォルムを崩さないオーソドックスな名演。テンポは心持ち遅めか。ロンドンフィルから透明感のあるサウンドを引き出しているのも魅力だ。バービカンほどではないがあまり音響の良くない巨大なホールでの録音の割には適度な残響や音場の広がりもあり、聴きやすい録音だ。余談だが、ロンドンフィルのマーラーといえば、テンシュテットのEMiのセッション録音を思い出すが、なんであんなアビ−ロードスタジオで録音したのかつくづく不思議だ。

eroicka さん | 不明 | 不明

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ユロフスキ/LPOのマーラーはなかなか好調で...

投稿日:2013/05/12 (日)

ユロフスキ/LPOのマーラーはなかなか好調である。今回の1番も、先輩のゲルギエフ/LSOと比べ、音楽性、オケの状態、録音全ての点で上だ。「花の章」付きもプラス要素。曲も美しいし、第2楽章に入れるのは賛成。プロポーションとして問題だと思われる方は飛ばせばいいし。演奏については村井氏のレビューが全て。ただ、あまりに美しくまとまりすぎて、若さの暴発みたいなところも聴きたかったとも思うが、「花の章」付きではベストであることも考慮して満点としたい。

フォアグラ さん | 愛知県 | 不明

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マーラー・イヤーだった2010年12月のライヴ...

投稿日:2013/04/26 (金)

マーラー・イヤーだった2010年12月のライヴ録音だが、拍手はない。チャイコフスキーの4〜6番あたりでは、こういう曲を振るにはまだ若いかなと感じさせたユロフスキーだが、マーラー1番では彼の若々しさ、生きのよさが曲の求めるところとぴったり一致している。第2楽章の位置に「花の章」を入れているが、残りの4楽章はハンブルク稿ではなく通常版(第1楽章提示部のリピートもある)。他の4楽章は管弦楽法も遥かに分厚くなっているわけだから、『タンホイザー』のパリ版みたいな不釣り合いはあるが、こういうやり方も私は支持したい。主題的なつながりから言っても(「花の章」主題はスケルツォでも変形されて現われるほか、終楽章では明瞭に回想されている)、「花の章」はやはり他の4楽章と一緒に聴かれるべきだと思う。しかも、この演奏では他の4楽章も「花の章」に合わせたかのように、あまりオーケストレーションの厚みを感じない。テンポも概して速めで、音楽が非常に機敏だ。昨今のマーラー演奏では定番となった弦のグリッサンドやホルンのゲシュトップトなど特殊奏法もきわめて克明。葬送行進曲(冒頭のコントラバスはユニゾン)のブラスバンド風の響きの作り方もうまいし、終楽章最後のテンポ操作(減速+加速)も鮮やかに決まっている。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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