SACD 輸入盤

交響曲第4番 ジョナサン・ノット&バンベルク交響楽団、エルトマン

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TUDOR7151
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

マーラー交響曲第4番
ジョナサン・ノット&バンベルク響

ジョナサン・ノットのマーラー・シリーズ第3弾は交響曲第4番。第1弾の交響曲第5番は大評判となった見事な演奏でスマッシュ・ヒットとなり、第2弾の交響曲第1番も英グラモフォン誌のエディターズ・チョイスで絶賛されるなど、シリーズの進行は順調なだけに、第3弾の交響曲第4番にも期待が集まるところです。
 今回の演奏では、第2ヴァイオリンを右側に置いたいわゆる「対向配置」による立体感のあるサウンドが心地よく、対位法的なパッセージなど実におもしろい聴きものとなっています。全体はよどみのないテンポで快適に流れながらも、細部情報は漏れなく克明に再現されるというTUDORならではの優秀な録音も特筆物。第3楽章の美しさは見事です。第4楽章でソプラノを歌うモイカ・エルトマンはハンブルク生まれのドイツの歌手で、快活な歌唱とつややかな美声が曲によく合っています。

 ジョナサン・ノットは1962年生まれのイギリスの指揮者。2000年1月にバンベルク交響楽団の音楽監督に就任するまでは、ヴィースバーデンの州立歌劇場、そして市の音楽監督を務めるなど、ドイツの伝統的な指揮者の典型ともいえる“カペルマイスター”的なキャリアを積んできました。一方で彼は、現代音楽も得意としており、アンサンブル・アンテルコンタンポランの首席客演指揮者として、多くの新作初演を手がけてきたほか、あるテーマのもと、クラシックと現代音楽をカップリングしたコンサートを制作するなど、そのユニークな姿勢は幅広い聴衆から支持されています。
 レコーディングにもノットの多彩な才能は反映されており、これまでにベルリン・フィルを指揮したリゲティの2枚の作品集(Teldec)や、アンサンブル・アンテルコンタンポランとのエマヌエル・ヌネス作品集(Accord)、ヘルムート・ラッヘンマン作品集(Kairos)、ジョン・アダムズのDVD(ARTHAUS)、クセナキス、ベリオほかの作品集(BIS)、ワイル、ヴェレス、シュテファン作品集(PAN)といった現代作品や、バンベルク交響楽団とのストラヴィンスキー、ヤナーチェク、ブルックナーの交響曲第3番、シューベルト交響曲集、シューベルト・エピローグ(現代作曲家がシューベルトを題材に編曲・作曲したもの)がリリースされています。

・マーラー:交響曲第4番ト長調
 モイカ・エルトマン(ソプラノ)
 ペーター・ローゼンベルク(ヴァイオリン・ソロ)
 バンベルク交響楽団
 ジョナサン・ノット(指揮)

 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND (5.1ch.)

収録曲   

  • 01. Mahler: Symphony No. 4: I. Beddchtig. Nicht Eilen [16:08]
  • 02. II. In gemachlicher Bewegung. Ohne Hast [09:09]
  • 03. III. Ruhevoll (Poco adagio) [21:05]
  • 04. IV. Sehr behaglich [09:06]

ユーザーレビュー

総合評価

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細部の微妙なニュアンスまで、ノットのこだわりが感...

投稿日:2010/11/05 (金)

細部の微妙なニュアンスまで、ノットのこだわりが感じられる秀演。 最終楽章のモイカ・エルドマンの美声でノックアウトされます。

音楽遊人 さん | 千葉県 | 不明

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カラヤン・ベルリン・フィルの4番と聴き比...

投稿日:2009/10/10 (土)

カラヤン・ベルリン・フィルの4番と聴き比べてみました。あらためて聴いてみると、やはりカラヤンの演奏は「切れ味鋭い」演奏であると感じましたし、オケの分厚さもさすがです。でも、音しか聞こえないのです。それに比べて、ノットandバンベルクの演奏は音楽の表情の変化が実に心地よく、オーケストラが美しく歌っています。音の向こうからいろいろなものが聞こえてきます。最近、「マツタケご飯」と「まいたけご飯」を同じレシピで作ってみました。家族の評判は「まいたけご飯のほうがおいしい」でした。ベルリン・フィルのコンサートはS席4万円。庶民には簡単に手の出るチケットではありません。ベルリンフィルは「マツタケご飯」といったところでしょうか。バンベルクのコンサートはずっとリズナブルでおいしい「まいたけご飯」です。10月17日(土)バンベルクのコンサート(すみだトリフォニーホール)に行ってきます。

リョウ さん | 埼玉県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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