SACD

Symphony No.6 : Karajan / Berlin Philharmonic (Single Layer)

Mahler (1860-1911)

User Review :5.0
(7)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
UCGG9055
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
SACD
Other
:
Limited

Product Description

「SACD〜SHM仕様」シリーズ
カラヤン&ベルリン・フィル/マーラー:交響曲第6番『悲劇的』


音声は非圧縮で収録!
シングルレイヤー仕様により反射率向上!
SHM仕様により読取精度向上!
生産限定盤

流麗かつ壮大なスケールで描かれた美しすぎるカラヤンならではのマーラー演奏。ベルリン・フィルの名技と磨き抜かれた音も、SACDで本来の輝きを取り戻しているといえるのではないでしょうか。
 ドイツ・グラモフォンのオリジナル・アナログ・マスターよりエミール・ベルリナー・スタジオで2012年DSD化。(Universal Music)

【収録情報】
・マーラー:交響曲第6番イ短調『悲劇的』

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

 録音時期:1975年1月、2月、1977年2月、3月
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 ※SACD対応プレイヤーで再生できます。


「SACD〜SHM仕様」シリーズ

原音に限りなく忠実な再生を可能にしたSuper Audio CDに、SHM素材を用いた高音質仕様。超高サンプリングレートによる圧倒的な高音質を特徴とするSACDは、1999年に規格化されて以来、再生に際しては専用のSACD対応プレイヤーが必要となるにも関わらず、熱心な音楽ユーザーからの支持を獲得してきました。 この度の製品開発においては、さらなる高音質を追及すべく、「新素材」と「原点回帰」をコンセプトに次の4点に取り組み、マスター音源に近いアナログ的な質感とスケール感を再現致しました。

「SACD〜SHM仕様」特徴

1.透明性と流動性に優れる SHM(R)素材をボディに使用 → 透明性の高い液晶パネル用ポリカーボネート素材を採用することにより、レーザーが反射膜までの距離をより正確に往復できると共に、正確なピットを形成する為に必要な流動性にも優れています。

2.シングルレイヤー方式の採用により、音楽情報を余すところなく読み取るに十分な反射率を確保 → 現在主流のSACDレイヤーの上層にCDレイヤーを併せ持つハイブリッド型ではなく、SACD層のみを有するシングルレイヤー型を採用することで透過性を排除します。 これによって音楽情報を余すところなく読み取るに十分な反射率を確保しました。 尚、SACD対応再生機以外では再生できません。

3.圧縮なしで2ch音声を収録 → 全ての作品において非圧縮データの収録を可能にすべく、SACD層を2chに特化(一般的なSACDでは、約半分のサイズに可逆圧縮した音声を収録)。

4.最良のマスター音源を厳選 → 既存のDSDマスターから、新たにアナログテープをダイレクト・リマスタリングしたものまで、最良のマスター音源を厳選しています。(Universal Music)

Track List   

  • 01. Symphony No.6 In A Minor `tragische` 1: Allegro Energico.ma Non Troppo.heftig Aber Markig
  • 02. Symphony No.6 In A Minor `tragische` 2: Scherzo(Wuchtig)
  • 03. Symphony No.6 In A Minor `tragische` 3: Andante Moderato
  • 04. Symphony No.6 In A Minor `tragische` 4: Finale(Allegro Moderato-allegro Energico)

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Comprehensive Evaluation

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 冒頭のなめらかさに先ずビックリ。柔らか...

投稿日:2012/10/08 (月)

 冒頭のなめらかさに先ずビックリ。柔らかで優しく聴こえさえする。激しく,少し荒々しいぐらいの冒頭が好み(バルビローリ&ベルリン・フィルが最も好みです)なのですが,「今回のSACD化は,音をなめらかにしすぎているのかなぁ…」と一抹の不安もよぎる。が,美しさ,なめらかさはそのままに,徐々にヒートアップ。不安は吹き飛び,聴ける喜び,そして感動へ。そのヒートアップしていく様は圧巻で,改めてカラヤンの手腕とベルリンフィルの底力に圧倒された次第。何せ,極限の最弱音から暴力的な最強音まで,美しさ,なめらかさが変わらないのだから,ほんと恐れ入る…。感動を与えてくれる『悲劇的』は多々あれど,これは間違いなく『悲劇的』の最美の演奏だ。自信を持っていえる。  第3楽章を経て(2,3楽章の配列は,こちらの方が私は好みです),最終楽章…もはや陶酔境…。そして,このハンマーの音…何てクッキリ,ハッキリしているんだろう! ユニバーサルの4,500円SACD化,満足しているものの方が多い。中でも,このアルバムは最右翼。

masato さん | 新潟県 | 不明

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広範なレパートリーを誇るとともに、余人を...

投稿日:2012/10/06 (土)

広範なレパートリーを誇るとともに、余人を寄せ付けないような膨大な録音を遺したカラヤンであったが、マーラーの交響曲については、必ずしも主要なレパートリーとしては位置づけていなかったようだ。カラヤンが録音したマーラーの交響曲は、第4番、第5番、第6番、第9番、そして「大地の歌」の5曲のみであり、これに本盤におさめられた少数の歌曲が加わるのみである。同時代の大作曲家であるブルックナーの交響曲全集を録音した指揮者にしてはあまりにも少ないし、むしろ、クラシック音楽ファンの中には、カラヤンの指揮するマーラーの交響曲全集を聴きたかったと思っている者も多いのではないだろうか。そうした比較的数少ないカラヤンの録音したマーラーの交響曲の中で、今般、第6番のシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化が行われる運びとなった。私としては、第9番の1982年のライヴ録音のシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化を期待したいところであるが、いずれにしても、カラヤンの芸風が色濃く表れた稀少なマーラーの交響曲演奏の一つがSACD化されたことについて、大いに喜びたいと考える。マーラーの交響曲第6番の名演としては、バーンスタイン&ウィーン・フィルによるライヴ録音(1988年)やテンシュテット&ロンドン・フィルによるライヴ録音(1991年)などが、ドラマティックな超名演として第一に掲げるべきであろうが、本盤のカラヤンによる演奏は、それらの演奏とは一線を画する性格を有していると言える。何よりも、当時蜜月の関係にあったカラヤン&ベルリン・フィルが、オーケストラ演奏の極致とも言うべき圧倒的な名演奏を展開しているのが素晴らしい。うなりをあげるような低弦の迫力、雷鳴のようにとどろきわたるティンパニ、ブリリアントに響き渡るブラスセクションなど、凄まじいまでの迫力を誇っていると言える。一糸乱れぬ鉄壁のアンサンブルは、もはや人間業とは思えないような凄さであり、加えて、カラヤンならではの流麗なレガートが演奏全体に艶やかとも言うべき独特の美しさを付加させているのを忘れてはならない。もちろん、そうした美しさが、前述のバーンスタインやテンシュテットなどの名演にあった強靭な迫力をいささか弱めてしまっているというきらいもないわけではないが、他方、第3楽章における徹底して磨き抜かれた耽美的とも言うべき極上の美しさには抗し難い魅力が満ち溢れていると言える。我々聴き手の肺腑を打つ演奏と言えば、前述のバーンスタインやテンシュテットなどの名演を掲げるべきであろうが、聴き終えた後の充足感においては、本演奏もいささかも引けを取っていないと言える。私としては、全盛期のカラヤン&ベルリン・フィルならではの磨き抜かれた美しさの極みとも言うべき素晴らしい名演と高く評価したいと考える。このような極上の美酒とも言うべき名演が、今般シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化されたのは何と言う素晴らしいことであろうか。音質の鮮明さ、音場の幅広さ、そして音圧のいずれをとっても超一級品の仕上がりであると言える。いずれにしても、全盛期のカラヤン&ベルリン・フィルによる圧倒的な名演を、現在望みうる最高の高音質SACDで味わうことができるのを大いに喜びたい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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初めて聞いたこの曲のCDがこの演奏。悲愴...

投稿日:2012/10/05 (金)

初めて聞いたこの曲のCDがこの演奏。悲愴感がまったく感じられない美しい演奏で以来ベストと思っていたが、アバドのベルリン・フィルやハイティンクのシカゴとの演奏を聞いてからオーディオ的にも音楽的にも物足りなさを感じることがあった。しかしながらSACDで復活したことよりカラヤンの濃厚で美しいマーラーを味わうことができ自分の中での評価も高めることができた。

KANA07 さん | 石川県 | 不明

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